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知らない間に選考を受けていて、知らない間に落ちていた

企業の採用試験を受けて驚いたのだけど、そもそも「合否連絡を就活生に伝えない」企業が結構な数ある。このような方針を採る企業の面接官は、面接終了後に「本日は面接お疲れ様でした。合否の連絡ですが、1週間以内に連絡が来なければご縁が無かったと言うことで」というようなことを言う。不採用通知を受け取らずに不採用となることを、一般的に「サイレントお祈り」という。


さらにひどい事態としては、企業が「書類選考の合否連絡をしない」場合が挙げられる。採用ホームページなどに「○○日までに書類選考の合格者には連絡を差し上げます」という記述すら掲載せず、合格者のみに連絡をして面接を始める企業があるのだ。まず、時間をかけて応募書類を作成した学生に対して合否連絡すらしないのは、企業の体質に問題があるとしか思えない、本当に無責任な姿勢だと思う。このような倫理的側面を別にしても、合否連絡が伝えられないことで就活生は、面接の予定が入るかどうかすら分からない、スケジュール的にも精神的にも不安定な状態に置かれてしまう。


最悪なケースとしては、この記事のタイトルにある、「知らない間に選考を受けていて、知らない間に落ちていた」ということが考えられる。何を言っているのか分からない人も居るかもしれないけれど、これは「リクルーター面接」のことを指している。


リクルーター面接は不合格者が出る「選考」なのだが、面接官は「これは本当に選考とは関係ないので、リラックスして話してくださいね!」と言う。企業側からすれば、リクルーター面接は「選考とは関係ない、社員と学生の交流会」に過ぎないということにしたい訳だ。


つまり、どういうことか。企業は、リクルーター面接を選考とみなしていないので、就活生に「合否連絡は、○○日までに伝えますね」ということが言えない場合があるのだ。だから、不合格者は合否連絡を受けないまま、不採用の烙印を知らない間に押されていることになる。さらにこのケースの厄介な点としては、社員が「これは本当に選考とは関係ないので、リラックスして話してくださいね!」と念を押すので、就活生がこの言葉を信じて、ただの座談会みたいなものだと本当に勘違いしかねない点にある。このような場合、就活生としては選考を受けたという自覚は無いのだが、実際は社員により振るいにかけられている、まさに「知らない間に選考を受けていて、知らない間に落ちていた」という就活生にとって最悪な事態が発生するのだ。


以上のような「サイレントお祈り」は、就活生、その中でも特に本気でエントリーしている人間に対して、あまりにも失礼な振る舞いだ。「サイレントお祈り」をする企業に、「誠実であることの重要性」や「社会人としての自覚」など、聞こえのよい言葉を語ってもらいたくない。


また、確か社会人は、ビジネスにおいては「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」が大事だと言うことを仰っているような。「相談」は全く関係ないとしても、エントリーしている学生に対して合否連絡を「報告」「連絡」もしないのはどういうことなんだろうか。社会的な常識を無視したやり口だ。「不合格者にはメールを送る余裕すらない」という採用担当者の方もいるかもしれないけれど、受験者が多い大企業でもきちんとメールで合否連絡を伝えてくださる会社はたくさんあるだろう。就活生に甘えるのも、ほどほどにしてほしい。


企業はCSRの一環として、採用活動に関する情報を就活生に可能な限り正確に伝えるということを心がけるべきだ。就職活動は企業が採用を行う場だけれど、就活生の視点が完全に排除され、企業にのみ都合がいいシステムになっているのではないか。就活に関する有識者がやるべきことは、就職活動の問題を「就職難」という側面から取り上げることではなく、企業の採用活動の進め方が原因で就活生が無駄に苦しめられている実態を浮き彫りにすることだと思う。


就活生に合否連絡をしない「サイレントお祈り」は、失礼にも程があるという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。 
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確かに

初めてコメントさせて頂きます。面白いブログだと思います。他では見られないブログだと思います。2011年11月18日の「思考停止する一部のバカ面接官」を拝見させて頂きました。確かに面接が馬鹿らしいです。
平野 稔氏がお書きになった「あなたが就職試験に受からない理由(祥伝社新書254)」を読んで呆れました。学生時代に運動部に所属していたことを高く評価し、「礼儀がしっかりしていて・・体力気力もある」と評価し、「問題なのは、学生時代何にして無かった者だ・・・自転車で世界一周等するなり今からでもしてください。」というようなことが書いてありました。明らかに偏見だと思います。なぜ面接するために、運動部やら、何やら・・をしなければならないの?何なんだ?この視野の狭さは?自己PRの質問もいい加減にしてほいです。学生に自己PR聞いてどうなるの?そもそも自己PRって何?社会生活長く経験してる人にこの質問して答えられる人、何人いるの?「動機」を聞いた後、必要以上に言葉尻をとらえての質問やめてほしい。学生は社会で仕事したことないから、どうしてもHP、マスコミで見た、聞いたイメージしか答えられないです。答えられない質問を必要以上に聞くから、マニュアルに頼るしかないのでは?と思います。

Re: 確かに

> 初長野県民 さん

はじめまして、コメント有難うございます。
また、多くの記事を読んでくださったみたいで、大変有難いですし嬉しいです。

「あなたが就職試験に受からない理由(祥伝社新書254)」という本は、実は読んだことがありません。今度、「古本屋」で探して読んでみたいと思います(笑)

面接官の視野の狭さは、僕も問題意識を持っています。特に後半の面接官の質問の投げかけ方には、大いに問題があるだろうと思っています。「学生のやってきたことなんて大したこと無い」とか言いながら「自己PR」をさせる意味の分からなさ。それだったら、普通に時事問題や世間話について雑談などしているほうが、よっぽど双方にとってプラスだと思うんですけどね。

前半に関しても、面接官にも好みがあるのだろうけれど、もう少し好みの幅を広げていただければとは思いますね。特に何かに打ち込んでいたと言えない人にも良さはあるはずなのですが・・・。その点は残念です。
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