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僕が就活デモから学んだことが、山口絵里子さんの「自分思考」という本の中で言語化されていた

ブログを書き始めてから、自分の考えに一つの大きな変化が起こった。その変化は、主に就活デモの活動をブログ内で取り上げたことによって起こった。


結論から言えば、「ある社会問題に関して主張をする際には、その問題に関わる様々な主体の立場を理解した上で、緻密に行われなければならない」という考えから、「多少未熟さはあっても、別の主体の立場なんか考えないで、自分が正しいと信じる主張を自信を持って発することが重要なのではないか」という考えに変わった。これだけ書くと、なんか後退していないか?と思う人もいるかもしれないが(笑)、僕自身は特に後退したとは感じていない。


去年の11月23日に、東京と京都で同時に就活デモが行われた。東京の方は「就活ぶっこわせデモ」、京都の方は「カルト就活やめなはれデモ」というネーミングであり、そのネーミング・彼らの主張内容に対して少なくない批判が寄せられた。


主張内容に対する批判の中には「企業の立場を全く考えていない」というものがあった。当初、僕も同じようなことを思っており、「就活ぶっこわせデモはバカ、現時点では」というタイトルの記事を書いたくらいだった。現在でも、デモにおいて掲げられた主張内容が適切なものであったかは疑問は残っている。


しかし同時に、デモという大掛かりな行動が出来るということは、デモ関係者・デモ参加者が自分たちの主張に自信を持っていることの表れのように僕には思えて、そこに憧れた自分もいた。様々な立場の利益を考えると、中々「自分はこの主張が正しいと思う!」という結論に至ることは難しい。それではいつまで経っても、いかなる意見も発することは出来ない。極端なことを言えば、ある主張をする際には他の人の立場なんか考えもせず、自分の主張に陶酔する位でもいいんじゃないか・・・という考えが、自分の中で確かなものになったり、消えたりすることを繰り返していた。


この考えを確かなものにする助けとなったのが、最近読んだ山口絵里子さんの「自分思考」という本だった。知っている方も多いと思うが、山口さんは株式会社マザーハウスの代表取締役であり、バングラデシュやネパールでバッグの生産を行い、それらを日本で販売するというビジネスを行っている(間違っている点があったら、すみません・・・)。また、「裸でも生きる」という本も有名だ。
自分思考自分思考
(2011/09/21)
山口 絵理子

商品詳細を見る

山口さんは、自分思考という本の中で以下のように述べている。

客観的な意見に人はついていくんじゃない。正しいかどうか分からなくても、そして、おかしくて未完成であっても、とびきり強い主観に人は惹かれ、人は集まる。

また、山口さんが紹介した、「現場力を鍛える」という著書で有名な遠藤功先生の言葉も印象に残っている。遠藤先生は早稲田大学のMBAのコースの講師を勤めているのだが、生徒達に対して以下の言葉を投げかけたらしい。

MBAのビジネスプランでマザーハウスのビジネスをプレゼンテーションしたら、100人いたら全員が無理だっていう。MBAでできないことの理由付けをする分析家ばかり増えてしまったら絶対に駄目だ。客観的な分析では出来ないことも、強い主観があればそれを打ち負かす

誤解している人は居ないと思うけれど、別に山口さんも遠藤先生も「就活デモ」を支持しているわけではない。また両者は、他の人の立場を無視してまで特定の主張に陶酔することには賛成しないと思う。ただ強い主観を持つことの重要性を述べているだけに過ぎないのだが、僕にとってはこの「強い主観を持つことの重要性」という言葉が、自分が就活デモから学んだことを表してくれているような気がした。


特に就活ぶっこわせデモはメディアにも取り上げられたし、現在でもデモ関係者に対する取材は行われているようだ。またネットでも非難一色とはいえ、デモへの反応は凄いものがあったと思う。しかし、就活ぶっこわせデモの実行委員の方によると、「就活ぶっこわせデモ」の実行委員会は「就活ぶっこわせ」という名称以前から活動していたらしいのだが、単に「就活デモ」と名乗っていたときには活動に対する反応はほとんどなかったそうだ(http://hosyukakumei.blog.fc2.com/blog-entry-13.html)。「就活ぶっこわせ」という強い主観を押し出したことで、非難一色とはいえ周囲の反応を引き出したという見方も出来る。いや、ただバカにされているだけに過ぎないだろという意見もあると思うけれど、一番問題なのは無関心なので・・・。


結果論かもしれないけれど、実のところ、「就活ぶっこわせデモ」をバカと評した僕の方がバカだったのかもしれないと後で思った。勿論、様々な立場の意見に配慮した緻密な意見も必要だし、ある主張の穴を冷静に突くことも大事だと思うのでそのような意識は失いたくない。しかし、より重要なのは各々が「強い主観」を獲得し、それを発することなのではないかということを就活デモという活動から勝手に教わった。ブログとしても、賛否両論ある記事の方が読んでいて面白いと思うので、極力暴言を使わずに(笑)「強い主観」を各記事で発することが今年の目標である。遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。


バランス感覚を欠いているという批判がなされたとしても、自分が「絶対」と信じる「強い主観」を主張することが必要だという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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