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ソニー『「新卒」のルールを変えます』~日本企業の既卒者アレルギーは治るのか?~

ソニーの新卒採用のホームページが話題になっている。このブログの記事の中で、マイナビの広告に関して「皆、リクルートスーツで気持ち悪い!」と言った身としては、ソニーの「就活=スーツ」のルールを変えますというメッセージに触れるべきなのかもしれないけれど(笑)、今日はその点ではなく新卒のルールを変えますという点について触れたい(http://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/newgrads/concept/contents1.html参照)


他の企業の事情をそんなに調べているわけではないけれど、採用ホームページの中で明確に「ギャップイヤー」を奨励している点に特徴があると感じた。少し長いけれど、ソニーの採用ホームページから該当箇所を引用したい(http://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/newgrads/concept/contents1.html参照)。

学生というラベルがなければ、「シューカツ」のレールに乗れない。「シューカツ」を続けるために、就職留年や大学院に進学する。就職を選択する自由を得ようとすると、人生の選択肢が狭くなる。これでは本末転倒ではないでしょうか?学生時代に精いっぱい勉強し、楽しみ、人生の進むべき道について自分の頭で考える。学校を卒業してから、海外の大学に留学する、起業する、海外の企業でインターンを経験する、家業を手伝う、世界を旅する、人生の選択肢は無限にあります。ソニーは、様々な選択肢を歩んだ人たちと出会えたらと考えています。新卒採用においては、在学中の学生および卒業後3年以内の方を対象としています。就業経験の有無は問いません。卒業後の武者修行、歓迎します

就業未経験者の既卒者も新卒の採用枠に応募できるようにするという方針自体は特に目新しいものではない。「既卒、フリーター、ニート、就職への道」というホームページを見てみると、既卒者を採用している大企業が50~60社ほど紹介されている(http://www.dekirukotokara.com/kisotudaikigyou.html 2011年9月現在)。ただ、企業が既卒者からの応募を受け付けるといっても、その理由が本当に「多様な人材を採りたい」というものなのかという点はかなり疑わしかった。僕個人は、企業の本心は「大学在学中に内定を取れなかった人の救済措置を表面上やっているかのように見せかける」ことを目的として、既卒者受け入れの方針を示しているに過ぎないのではないかと思っていた。


即ち、仮に学生が企業の採用方針変更を鵜呑みにして「卒業後3年までなら新卒採用に応募できるわけだから、卒業してから企業に入社するまでにもっと色々な体験をしよう!」と思ったら、実際は企業から門前払いされるだけ・・・という残念な結果に終わるのではないかという点を危惧していた。


この点ソニーは、上で引用したメッセージからも分かるように、「卒業後の空白期間に何をしていたのか」という点を評価する姿勢を明確に示している。現時点では、これは評価するべきだと思う。これで、応募した既卒者が全員エントリーシート落ちとかだったら洒落にならないけれど、ここまで明確なメッセージを採用ホームページに掲載しておいて、「実は既卒者なんか取る気なかったです!」と思っているとはさすがに考えがたい・・・。また、ソニーが応募者の中から誰を採用するのかはソニーの自由だから、仮に既卒者の中から内定者が出なくても、それについて外部の人が口出しすることは適切ではない気がする。


理想なのは、来年度の採用ホームページに「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声をアップすること。そうすれば、ソニーも口だけではなかったんだということが伝わる。また、「既卒者の中にも内定をとるに値する人は居る。既卒者を門前払いすることには全く意味が無かった!」というメッセージを社会に発する効果が見込まれることで、日本企業の既卒者アレルギーが治るのではないかと期待する。


ソニーから話が離れてしまうけれど、以前から既卒者からの応募を受け付けており、且つ新卒一括採用に警鐘を鳴らしている「新聞社」も、自社のホームページの中で「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声を伝えるべきではないかと思う。まぁ、「他社の新卒一括採用を否定しておいて、自分は新卒だけ採用している」という事情がなければの話ですが(笑)


正直なところ企業も乗り気ではないかもしれないけれど、既卒者からの応募を受け付けることを決めた企業は既卒者への偏見を持たないで、大学生と同様に一人の応募者として彼らと向き合うべきだ。表面上だけ応募を受け付けて、実際には既卒者を「おまけ」扱いするのは、あまりにもふざけている。


現在話題になっているソニーの新卒採用方針の変化。異論もあるのだろうけれど(僕も問題点はあるとは思っている)、少なくとも僕は、ソニーが在学中の就職活動を学生に強制せず「卒業後の空白期間に何をしていたのか」という点をも評価する姿勢を、学生に迷いを与えない明確なメッセージをもって示したのは素晴らしいと感じた。ただ、「新卒しかダメ!」という、意味が分からない考えからもたらされる閉塞感がなくなる一方で、在学中の学生は「卒業後に何かしら経験を積んできた人」や「卒業後3年未満の職務経験者」と争う必要が生じた(ソニーの応募資格のページを参照 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/newgrads/info.html)。これは、ソニーへの入社を志望する大学生にとっては、過去に例がない位過酷な状況に立たされて迷惑な話かもしれない。

ソニーの取り組みは評価できるもので、加えて来年度の採用ホームページに「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声をアップすると一層良いという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

企業が新卒を欲しがる大きな理由の一つは年功序列制の賃金制度です。何故なら若い人材ほどローコストですから。ただ、それだけでは新卒を欲しがる説明としては不十分です。新卒学生といっても卒業時点の年齢は一様ではありません。

企業が新卒を欲しがる別の理由はズバリ、ただの雰囲気でしょう。「既卒=就職に失敗したカッコ悪い奴」という図式は、「浪人生=受験に失敗したカッコ悪い奴」という嘗て存在した図式と良く似ているのです。

昔の話をさせていただきます。明確に何年前という区切りがある訳ではありませんが、「浪人生を軽蔑する雰囲気」に社会が包まれていた時代がありました。20年以上前でしょうか。それは形のない雰囲気でしたから、客観的に見えるものとして残ってはいません。ですが40代以上の人に話を聞くと、そういう雰囲気があったことが事実だと語ってくれる人は多いです。

「勉強するっていう立派な理由でタダ飯を食えるなんて羨ましいね」
「身の程を弁えてさっさと働けばいいのに」
「せっかく大学に入っても年下の子に囲まれてたら気不味いよね、馬鹿みたい」
「大学に入れるほどの学力もないくせに背伸びなんかするから無様な失敗をするんだ」

今はこんなことを言う人は少ないでしょう。それどころか思う人すら少ないと思います。むしろ、浪人組の存在は大学にとって現代では人気の指標ですらあります。貴重な青春時代を1年も2年も削ってまで入りたがる訳ですからね。名のある大学ほど浪人組の学生が多いものです。逆に現役組の学生が大半という大学は、いわゆるFランばかりです。

個人的には楽観視しています。浪人生への偏見が時代の移り変わりと共に消えたように、既卒への偏見も時代と共に消えて行くでしょう。

No title

ムツゴロウさんの言うとおり、企業が新卒を欲しがる理由は「年功序列制の賃金体制の維持」と「雰囲気」だろうね。日本社会は世界中でも特に周りの「空気」に支配されている文化であるから、それが色濃く出ているのが現状なんだろうな。

今回のソニーの宣言だけど、これは注意深く見守る必要があるように思える。あまり楽観視できるように見えない。何故なら、エントリーシート(以下ES)を日本で初めて導入したのがソニーだったから。
そして、このES提出ほど学生にとっても企業側にとっても面倒なことに成り下がっている現状を考えると、今回の号令も近々、両者がさらなる時間の浪費を招くことになるのでは?と危惧している。

というか一番の問題なのは、景気によって就活戦線の求人倍率が極端に変動することでないの?
あと、新卒失敗したら再起不能っていう空気も問題じゃないの?
まぁ以上のことを実行すると、北欧のような若年雇用求人倍率3-40%代とかザラになるだろうけど。


余談

本文にあった「既卒、フリーター、ニート、就職への道」だけど、それよりも凄い就職活動した方の日記があったから貼り付けとく。
秋庭洋「既卒、フリーター、第二新卒の大逆転内定獲得術 それでも就職したいあなたに」(http://d.hatena.ne.jp/incubator/20080211/book1359)


別件だけど、日本はブラック企業が多すぎっていう人多いけど、アメリカのホワイトカラーは結構なブラック環境で働いているらしいで。この記事読む限りだと、アイビーリーグに属する大学4年間の学費が1,500万以上なのは納得だわさ。
アメリカのホワイトカラーは結構ブラックな労働環境で働いているらしい
(http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20091209/p1)

No title

ブログ主さんへの返信も含めてコメント

>タイムリーな話題ですが(笑)、「ソニーの採用ホームページに掲げられたメッセージが実際に実行されること」をもって十分な救済策と評価できるのではないかと思います。

ソニー以外の「既卒も応募可」の文面が形だけで、ソニーが少し具体的に「卒後の期間への評価に応じて」と修飾しただけで十分な解決策って言えるのか?
「学歴完全不問にしたら逆に東大生ばかりになりました!」の話が本当かどうかは知らんが、「ソニー以外の企業は既卒を採用する気ないが、ソニーは違う」なんて考えるのはおめでたすぎる。
「ゆとりは傷つかないように適当な表現であしらえば良い」と心の中で思われても仕方ないだろうよ。

個人的な意見だが、自分の人生をしっかりと持って特殊な経験(留学や資格勉強)を積み、他の新卒生にはないアピールポイントを手に入れてる人は既卒・留年しててもすんなり就職できてるんじゃないか?最近とは言わず昔から
「何故既卒・留年なの?」って言われてもたじろがず答えられる事情があればソニー以外の企業(人気企業であっても)からも評価されて十分戦えると思うのだが。

逆に言えば

>これは、ソニーへの入社を志望する大学生にとっては、過去に例がない位過酷な状況に立たされて迷惑な話かもしれない。

ソニーのメイン求人対象層はやはり大学生だろうし、既卒者には空白期間を活かしたアドバンテージを要求してると考えるのが自然だな。

No title

コメント欄を乱したくはないのですが、一点だけ指摘させてください。

「雰囲気は時代と共に変わる」

就職活動中の学生や既卒無職者にとっては、そんな悠長なことは言っていられないということは分かっておいてほしいです。

雰囲気は制度によって強制的に変える必要があると思います。

No title

現在進行形で苦しんでいる就活生、既卒者に対して「世の中の雰囲気が変わるまで待て」というのは確かに酷ですね。雰囲気が変わるのをただ待つだけというのも非生産的だと思います。

No title

>理想なのは、来年度の採用ホームページに「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声をアップすること。

と管理人さんはおっしゃっていますが、私は少し心配です。

その内定者の体験を見て、「自分もこうすればソニーに入れる」と勘違いした人が
目先の内定だけを考えて同じような行動に出て、その結果
二番煎じとみなされて不合格…という事態が起こりそうな気がします。

No title

個人的な意見だが、自分の人生をしっかりと持って特殊な経験(留学や資格勉強)を積み、他の新卒生にはないアピールポイントを手に入れてる人は既卒・留年しててもすんなり就職できてるんじゃないか?最近とは言わず昔から 「何故既卒・留年なの?」って言われてもたじろがず答えられる事情があればソニー以外の企業(人気企業であっても)からも評価されて十分戦えると思うのだが。(by の)

それがそうでもないらしく、ケースバイケースよるみたい。リーマンショック以前の話でソースは全部ネットからだけど、

・東大博士後期課程中退(明確な理由で中退した)にもかかわらず、日系メーカーに断られた(その後外資に就職)。(ttp://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/594e5e57872c3f45ab6ac4fb2f2c9b65?fm=entry_awc) 新卒採用システムにのれないから、企業から断られたらしい(とどっかにあった)。

・外交官になるため勉強&公務員受験(某有名外語大院卒・留学経験有)→諦め(年齢制限により撤退)→就職口探す→就職。(ソース元 http://www.jinzai-bank.net/careerlab/info.cfm/te/045/) ソース元もう1回見たところ、この人の場合は割とすんなり決まってる。人材バンクの宣伝だから、脚色されてる部分あるけど、それでも引く手あまたではないみたい(当初8社履歴書送付、内1社から内定。このスペックなら新卒&人格問題なしだったら引く手数多クラスだと思う。※1)

・博士後期課程中退(農学)→都立大編入(電気)→新卒就職(30前半:大手就職)
この人曰く、年齢に相応の対応が出来れば就職OKらしい。しかしリーマンショック以前の話なので、今通るか?と言われれば、かなり疑問。

・大学5浪→会計士3浪→30新卒就職(就職するまでに70社近く受けたらしい。本人曰く、もう会計嫌。営業に転向したらしい)

とまぁ、既卒や留年が評価対象になるのは"会社による"ってところが大きいんじゃないかな、と思う。どんなに志が高くて、"たじろがず答えられる"理由があったとしても、すんなり通る人は通るし、通らない人は通らない。

こういう既卒就職情報を片っ端から集めると職種は"営業"・"販売"が圧倒多数になるのは何で?とは思ったりする。

これからはわからないけど、未だ大手企業(本部・子・孫)は新卒至上主義だし、「既卒」の意味を分かっていない採用担当者いるし、改善は先の話になると思う。

早急に変える必要があるのなら、法律・制度・システムの構築その他諸々を用いて、「既卒ダメ」の雰囲気をぶち壊す必要があるのかもしれない。(これはこれでまた悪用される可能性がありますが、現に悪用されている制度ありますし)。
しかし、その方法・手段が限定的であることは、非常に悔しいですわ。


※1:ただこういう英語以外の語学(ロシア・フランス)って評価されないことがままあるらしい。実際はシラネ。(ソース元→佐藤優:知の技法・出世の作法(東洋経済)のバックナンバーにそういう内容の記事があったと記憶) 

※2:初コメ投稿で炎上恐れて"とらしま"って名前使ってるけど、"ほらいぞん"に統一する。次から"ほらいぞん"で通します。(このコメはとらしまのままにする。)

はじめまして

はじめまして。また、とらしまさん、私のブログエントリーの紹介ありがとうございます。おかげで、このエントリーに辿り着けた上、年初に自分のエントリーを読み返すきっかけが生まれました。

既卒についての思いや考えは、自分のブログのエントリーに詰め込みました。
秋庭洋「既卒、フリーター、第二新卒の大逆転内定獲得術 それでも就職したいあなたに」
(http://d.hatena.ne.jp/incubator/20080211/book1359)

その上で、このエントリーにコメントさせていただくと、まずソニーの変化はソニーやソニーを希望する学生にとっては概ね歓迎すべきことだと思います。キラリと光る経験を積んできたor優秀な新卒学生は、相手が誰でも負けはしないでしょう。そして学歴が「それなり」で、かつ大学を無為に過ごしてきた人間でも、卒業後の経験を引っさげてソニーに再挑戦することができます。厳しくもフェアな変化であり、ソニー自身の人材レベルにも良い影響を及ぼすでしょう。

ただしそれが採用マーケット全体にどれほどの変革インパクトがあるかと問われると、正直疑問です。ユニクロのような「超青田買い」の例もありますし、マーケット全体としては「数ある試行錯誤のひとつ」に過ぎないというのが私の感想です。これで日本の既卒アレルギーという空気・雰囲気が変わることはないと思います。

コメント欄については、
確かにムツゴロウさんの言うように、既卒への偏見は数十年というマクロな社会レベルで緩やかに減っていく可能性がありますね。ただし社会レベルにおいては、既卒への偏見よりも、労働人口の偏りないし欠落の方が、より大きな問題だと思います。その意味では、私は全く今の状況を楽観視できないです。ここ数年は特に新卒採用減により既卒が大量発生していますが、それは優秀なのに、あるいは意欲があるのに日本の産業構造・労働構造に組み込まれず、ビジネス経験を積むチャンスを得られなかった人材が大量発生しているということだと思います。この事実は、今後、日本の産業競争力や人材競争力という観点でも、そうした人々への支援という観点でも、極めて大きな世代レベルでの社会問題になるという危惧があります。

また個人レベルにおいては、sinitiainenさんの言うように、確かに数十年がかりで雰囲気が変わるのを待つような悠長なことは言っていられません。であればこそ、制度の強制的な変更を待っている余裕もないと思います。制度の変更には最低でも1年から数年かかりますが、バイネームとしての個人は数年も待てないでしょう。個人レベルでは、自分自身への既卒というレッテルを企業に覆させることだけを最優先に考えるべきだと思います。そしてそうした一人ひとりの既卒者の活動の積み重ねが、やがては制度や雰囲気の打破にも繋がると私は信じます。

No title

>とらしまさん

>既卒や留年が評価対象になるのは"会社による"ってところが大きいんじゃないかな、と思う。どんなに志が高くて、"たじろがず答えられる"理由があったとしても、すんなり通る人は通るし、通らない人は通らない。

仰る通りケースバイケースなところもあるし、特殊な経験積んでるからってすんなり通るってのは言い過ぎた。
ただ既卒留年ってだけで容赦なく落とす企業もあれば、逆にその人の持ってる長所を評価して採用する企業だってあるはずだし、そういう企業に収まってるんじゃない?って意味で書いた。

もっとも事例としてあげてる外交官試験・会計士試験撤退者の場合、受験勉強してきただけの経験が評価されなかったという可能性もあるね。今じゃ司法試験・会計士試験合格者でも就職が厳しいという話を聞くし。

No title

>のさん

>ただ既卒留年ってだけで容赦なく落とす企業もあれば、逆にその人の持ってる長所を評価して採用する企業だってあるはずだし、そういう企業に収まってるんじゃない?って意味で書いた。

実際そうだと思います。ただ私のまわりには既卒留年就職者がいないので、なんとも言えないです。

専門市等で出展企業に年齢制限とか新卒既卒の区別はあるか、率直に聞いたところ、
・26歳まで
・新卒のみ
と規定してる企業が少なからずありましたから、その逆もしかりってところです。

※"ほらいぞん"=="とらしま"でお願いします。

Re: No title

>ムツゴロウさん

いつもコメント有難うございます。

浪人生に負のレッテルが貼られていた時代があったんですね・・・。それは、知りませんでした。「雰囲気」によって、ある層(浪人生や既卒者など)に対する負のレッテルが貼られるのは恐ろしいですね。一方で「差別は良くない!」というメッセージが飛び交っていることが、その恐ろしさを増幅させました。

ソニーのような取り組みを導入する企業が増えることで、既卒への偏見も消えていくかもしれませんね。少なくとも、「雰囲気」に基づき、特定の人々を精神的に追い詰めるようなことはあってはなりませんし(追い詰めている人も、自分は「正論」を語っているつもりだからタチが悪いですね)、そのような動きには敏感でありたいと思いました。

返信が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。

Re: No title

> とらしまさん

いつもコメント有難うございます。

記事でも書こうと思っていますが、ソニーの方針変更に問題があるとすれば、大手企業への「再チャレンジ」をし続ける若者の増加だと僕は思っています。これは、トケビさんのコメントに書かれていることと、言いたいこととしては同じです。この点は、今後詳しく書けたらと(笑)

「景気によって就活戦線の求人倍率が極端に変動することでないの?」、「新卒失敗したら再起不能っていう空気も問題じゃないの?」という両問題が存在することには同意です。そこをどうするのかの策がよく分からないままなので、あまり触れられないでいますが・・・。ただ少なくとも、後者の点については、ムツゴロウさんのコメントにあるような「時代の流れ(価値観の変化)」にある程度任せる必要はあるでしょうし、ソニーのような取り組みが、「新卒を逃した人は知らない」という空気を打破することにつながる可能性があると信じています、今のところは。

また、紹介してくださったurl、どちらも目を通しました。どちらも、「大変」としか表現しようがない・・・。どんな状況でも「大変」なのは変わりないのだから、せめて周囲の価値観に受動的に染まらず、自分が納得する生き方という「規範」を確立することが必要なのではないかと感じさせられました。

返信が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。

Re: No title

> のさん

いつもコメント有難うございます。

すいません、僕のコメントの書き方が悪かったのですが、単にソニーが少し具体的に「卒後の期間への評価に応じて」と修飾しただけで十分だと言いたかったのではなく、この記事でも書いた「理想なのは、来年度の採用ホームページに「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声をアップすること」ということが達成されることをもって、「4年間ずっと研究に打ち込んでから就職活動しようとする人に対する救済策」と評価できるだろう・・・ということが言いたかったのです。

大事なのは採用ホームページの文面ではなく、どんな人が実際に採用されたのかという実態です。かと言って、内定者のプロフィールを全て公開しろということは僕は思っていませんが、このたびソニーが卒業後の経験を評価する姿勢を明確に示した以上は、「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声を示すのが妥当ではないかと感じました。

>個人的な意見だが、自分の人生をしっかりと持って特殊な経験(留学や資格勉強)を積み、他の新卒生にはないアピールポイントを手に入れてる人は既卒・留年しててもすんなり就職できてるんじゃないか?

この点については、留年ならそれほど問題はないのでしょうが、既卒者の場合は募集要項の対象に含まれていないということで、門前払いになることも珍しくないと思います。勿論、既卒者が内定をもらえる可能性がゼロということは無いでしょうが、新卒の人と比べて、そもそも評価する対象とすら見られにくいのが既卒者の置かれている特殊性だと思います。

返信が遅くなりまして、申し訳ありません。そして、ここで一度、コメントへの返信を区切らせていただく思います。コメントをくださった皆様、大変失礼しました。

No title

ブログ主さん、いつもながらコメントども

>大事なのは採用ホームページの文面ではなく、どんな人が実際に採用されたのかという実態です。かと言って、内定者のプロフィールを全て公開しろということは僕は思っていませんが、このたびソニーが卒業後の経験を評価する姿勢を明確に示した以上は、「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声を示すのが妥当ではないかと感じました。

これも↑のライフネット生保の人みたいに高スペックの人を掲載ってのがオチなんじゃないかな。
特にライフネット生保のように厳選採用してるようなところだと、卒業後の経験だけじゃなく大学時代の過ごし方も当然見てると思っていいわけだし。
大半の既卒者(特殊な経験スキルもなく就職できずに卒業)の救済策にはなりにくい。

そもそもブログ主さんが何度も仰ってるように「企業は平気で嘘をつく」んだし、ソニーの手法を下手に真似する企業が高スペック既卒内定者をダメダメ既卒者のように仕立てて、既卒者からのイメージダウンを避ける(つまり形だけ)おそれもあるわけで。ソニーはどうかわからんけどね

Re: No title

>sinitiainen さん(、ムツゴロウさん)

お久しぶりです、コメント有難うございます。

確かに「今」を生きる就職活動中の学生や既卒無職者からすれば、「いずれ変わる」という言葉には良い気持ちをしないかもしれませんね、勿論、すぐに慣習・常識が変わること、新たな制度を創設することは難しいがゆえに、変化があるとしたら「いずれ」になりそうなのが残念なところですが。

また、少なくとも「新卒一括採用」ということに関しては、就職活動中の現役の学生と既卒無職者との間で利益が対立しそうなのも、話がややこしくなる原因の一つだと思います。現役の学生は、「既卒無職者はおとなしくフリーターやってろ!」と本心では思ってそうですし・・・。考えれば考えるほど、訳が分からなくなる問題です。

Re: No title

>トケビ さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

トケビさんの仰る懸念、僕も同意です。大手企業の選考への安易な再チャレンジをする人が増えるかもしれませんね。

ただこの場合、「自分もこうすればソニーに入れる」と勘違いする人にも相当な落ち度があると僕は思います。そのような人の保護を考えるよりは、記事で書いたような「既卒者を受け入れるのはポーズではなかった」、「既卒者の中にも内定をとるに値する人は居る。既卒者を門前払いすることには全く意味が無かった!」ということが明らかになる方を優先したいと思うので、トケビさんの懸念を踏まえてもなお、来年度の採用ホームページに「卒業後の体験」を評価されて内定を勝ち取った人の声をアップするべきという主張は変えないつもりです。

Re: No title

> ほらいぞんさん(「とらしま」さんの名でコメントをくださっていますが、ここでは「ほらいぞん」さん宛てのコメントの返信ということにさせていただきます)

いつもコメント有難うございます。

様々なurlの紹介、有難うございます。実は、「外交官になるため勉強&公務員受験」のurlは以前目にしたことがありまして、「このようなスペックの人でも、年齢のせいで就職が厳しくなっているの・・・」と呆然とした覚えがあります。能力を身につけている人材は他にもいるのでしょうが、そのような人たちの力が十分に発揮されていないということを残念に思いますし、憤りすら覚えます。

「既卒」の意味を分かっていない採用担当者もいる・・・。採用担当者の「新卒」へのこだわりの背景には、実は大した考えはないのかもしれませんね。そんな考えのせいで多くの就活生が苦しんだり、能力を発揮できる機会が限定されるのには反対したいです。

Re: はじめまして

>インキュベさん

はじめまして、コメント有難うございます。

仰るとおり、ソニーの取り組みを「数ある試行錯誤のひとつ」と評するのは的確だと感じました(なんか偉そうな書き方ですみません・・・)。ただ、試行錯誤を重ねていく中で、最適解を見つけられれば良いと思います。「ソニーは既卒者も受け入れて、スーツを着る事を義務化しなくて素晴らしい!」という風に過度に賞賛する必要は全く無いと思いますが、ソニーが一応は手間をかけて「採用活動のあり方」の再考に取り組んだ点については、僕は好印象を抱きました。

「労働人口の偏りないし欠落が問題」という点についてもその通りだと思います。それにもかかわらず、このブログでこのトピックについて殆ど触れていないのは、この問題の解決策を文章の形に出来るほど、自分の考えが固まっていない・・・という事情があります。まぁ、僕が馬鹿だということです(笑)ただ、これは大きな社会問題だと思うのですが、一方で「努力しないから、既卒者なんかになったんだ」というように「個人の問題」としか捉えない人もいたので、それは違うだろうと思っていました。

インキュベさんおブログを少し読ませていただきましたが、インキュベさんのような経験を重ねた方は、大げさではなく多くの人の「希望」となる存在だと感じました。ただ日本人の気質的に、「インキュベさんのような人がいるんだから、あくまで個人に問題があるのであって、制度・雰囲気には問題は無い!」という方向に行きそうなのが怖いですね・・・。インキュベさんの仰るとおり「、一人ひとりの既卒者の活動の積み重ねが、やがては制度や雰囲気の打破にも繋がる」ことを、僕も信じたいと思います。

Re: No title

>の さん

いつもコメント有難うございます。

まだあまり読み込んでいないのではっきりとはいえませんが、赤木智弘さんが書いた「若者を見殺しにする国」という本を読む限りでは、「の」さんの仰るような「(既卒者でも)その人の持ってる長所を評価して採用する企業」が実質的にはかなり少ないような印象を受けました。勿論、そのような企業も多くあると思いますけれどね。

会計士については分かりませんが、知り合いの弁護士の方は、やはり採用するなら若い人の方を好むということを仰っていました。理由は・・・忘れました(笑)多分、日本の企業が新卒、つまり若い人にこだわるのと同じような趣向を持っているのだと思っていますが。あと、就職が厳しいと言うのは、そもそも仕事が本当に減ってきていると言う事情が大きいようです。確か、弁護士は(おそらく会計士も)合格者が増えすぎという非難がなされています。

Re: No title

>のさん(「これも↑のライフネット生保の人みたいに高スペックの人を掲載ってのがオチなんじゃないかな。」 という文章を含むコメントへの返信です)

いつもコメント有難うございます。

そうですね。既卒者の受け入れを進めるということは、同時に求める人物像の高度化を意味していると思います。「新卒を逃したら就職が厳しくなる」という閉塞感の代わりに、「高度な能力を入社前に身につけないと就職が出来ない」というプレッシャーに就活生は晒されることになります。日本人は「努力は報われるべきだ」という考えの人が多いと思うので、求める人物像の高度化自体はそんなに嫌がらない気がしますが、一方で経済的な事情でスキルを身につけるための努力を積み重ねることが難しい人がいることも考えられます。どんな慣習であろうと、全ての人にとって都合の良いものにはならないのかもしれません。

「企業は平気で嘘をつく」ということに関しては、仰るとおりだと思うのですが、少なくとも今回のソニーの取り組みに関しては、本心でやっているか、形だけのアピールのためなのかは判断が出来ません。この点、就活生組合が「ソニーは本気なのか?」ということを聞くインタビューを申し込んだらしいのですが(twitterを参照してみると面白いです)、それは断られたらしいです。

No title

既卒ならではの特別な経験を要求しているのが嫌です…。それはハードルが高すぎます。理想は新卒と完全に同じに見て欲しいと言いたい所です。
贅沢かもしれませんが。空白期間にただだらだらしていてもいいじゃないか、新卒と全く同じに見て欲しい、と思いますよ。
年齢と言いますが世の中20代でぽっくりいく人だって居ますし70過ぎても元気に働く人だっていますよ。大事なのはその人が今何が出来るかじゃないでしょうか。
浪人の例で言えば浪人した分現役生よりも試験内容が難しくなるとかそういう事は無いでしょう。浪人期間中の予備校の成績を聞かれる訳でもない。

Re: No title

> ななみさん

こちらの記事にもコメント有難うございます。

>既卒ならではの特別な経験を要求しているのが嫌です…。それはハードルが高すぎます。理想は新卒と完全に同じに見て欲しいと言いたい所です。
贅沢かもしれませんが。空白期間にただだらだらしていてもいいじゃないか、新卒と全く同じに見て欲しい、と思いますよ。

「空白期間にただだらだらしていてもいいじゃないか」との考えは心情としては凄く賛成なのですが、しかしシビアなことを言えば、「学生時代にいろいろなことに取り組んで成長した大学生」と「履歴書の空白期間があってだらだらしていた既卒者」だったら、企業が常に前者を好むのも無理は無いと思います。

今回の記事で取り上げたのはソニーの例で、そしてソニーは間違いなく「履歴書の空白期間があってだらだらしていた既卒者」を採用しませんが、「履歴書の空白期間があってだらだらしていた人でも採用する」企業群を示せれば、皆がもっと楽に生きられるかもしれません。
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