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「馬鹿な人事・面接官」は、レッドカードをもらって退場しましょう

少し前に、MSN産経ニュースで、星座や血液型を基準に人材の採用を行う中国企業の例が紹介された(「てんびん座優先」…星座や血液型基準に人材採用 中国、企業に批判も)。具体的には、ある採用担当者の「てんびん座は仕事にまじめで友好的」というコメントなどが掲載されている。


中国の企業馬鹿だな(笑)と思った人も居るかもしれないけれど、ところが残念。日本の就活においても、面接の場で就活生の血液型を確認する企業があるらしい。去年の朝日新聞の「科学的根拠ないのに…シューカツで企業が血液型質問」という記事では、実際に面接で血液型を聞かれた就活生の声、そして採用担当者の「入社後に細かい作業をする部署もあるので、配置を考える上でも血液型を把握しておきたい」という声が紹介されている。しかし専門家によると、性格と血液型の関連性は見つかっていないらしい。


勿論、血液型のみを根拠に人を判断するほど面接官も愚かではないだろう。しかし仮に参考程度で聞くとしても、就活生の側からすれば「いや、自分の性格は学生時代のエピソードを通じて説明したじゃないか。血液型なんか聞いてどうするんだ」と思うだろう。ましてや例えば、血液型を問われて「B型です」と答えたことで、面接官から「あれ、あなたは自己PRの中で几帳面さをアピールしていたので、てっきりA型だと思ってましたよー。今までの話、本当ですか?」とか言われたりしたら、就活生の側からしてもリアクションに困るに決まっている。それで選考に落とされでもしたら、「あんな下らない質問をされて落とされるのか・・・」と精神的に落ち込むことは確実だ。


科学的根拠に欠ける妄想に基づき、就活生の人間性を明らかにしようとする姿勢は、面接官のスキル不足を証明している。血液型を根拠に人間性を明るみに出来る場合があるとすれば、血液型を聞くことで人間性を明らかにしようとする人の人間性がロクなものじゃないというケースだけなんじゃないか。そんな下らない質問をするなら、面接官なんかやっちゃいけないだろう。就活生に不快な思いをさせるだけじゃなくて、適切な人材を採用できずに企業にも迷惑をかける可能性がある。


ただの妄想に基づき選考の合否を決める姿勢も問題だが、一番重要なのは朝日新聞の記事で菊池誠・大阪大サイバーメディアセンター教授が述べた「そもそも、自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くのはおかしい。企業側に自覚がなさすぎる」 という言葉だ。


今日も、僕が勝手にフォローしているアカウントの方が、ある就活経験者が人事からふざけた質問をされたケースをつぶやいていた(詳しくは、本ブログ右下にある僕のtwitterを見ていただければよいかと)。生まれつき顔が赤い方が友人にいるらしく、その方は就活中にも面接官から「君顔が赤いね」と言われてきたらしい。「病気なんです」「体質なんです」と言うとだいたいは「そうなんだ」で食い下がったらしいのだが、ある企業だけ最終面接で「いや僕は気になるなあ」と言って人事が顔を覗き込んできたらしい。馬鹿丸出しですね。


「顔が赤い」ことに少し突っ込むこと自体は、別に問題は無いと思う。顔の赤さの程度にもよるけれど、正直気になるだろうし。ただ、自分の努力ではどうしようもないことについて「気になるなぁ」と突っ込んでくる面接官はおかしい。そんな人が、「最近の若者はコミュニケーション能力が・・・」と言っているかもしれないと思うと、吐き気がする。コミュニケーション能力が無いのは、就活生を不快にさせる言動・行動をしている自分じゃないのか。単に就活生を不快にさせるだけではなくて、面接に来ている就活生の仕事への適応能力を確認するという、面接でもっとも果たさなければならないこともいい加減にこなしている。会社にとっても有害な人間なんじゃないか。


「あなたが就職試験に受からない理由」という本の中で「企業目線で見たレッドカード実例集」という章があるけれど、レッドカードをもらうに値することをやっているのは企業の側も同様。「就活生目線で見たレッドカード実例集」というのも少しずつ確立していってよいと思うし、その例の一つとして「自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞く(掘り下げる)」ということも含まれることが望ましいだろう。

「ただの妄想に基づき選考の合否を決める姿勢」、「自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くこと」がおかしいと思ってくださった方は、もし宜しければクリックをお願いします。 
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No title

1時面接など、浅い段階での「落とすための選考」では、
第一印象や、最初の数分の会話で合否が決まることもあると聞きます。

そのように開始直後に不合格が決まってしまった場合、
「こいつはもう落とすから真剣な話題振っても仕方ないな、適当に雑談して反応を見ようか」
と面接官が考えて、血液型などの話題になるのではないでしょうか。
不合格の要素は他にあったけれど、血液型の話題が印象に残って記事になったのでは…と私は考えています。

このような場合の、真剣に取り合わない面接官にも非はありますし
本当に血液型だけで合否を決めるような企業を擁護するつもりはありませんが
血液型の話題の前後の面接の流れも知りたいところです。

No title

うーん、科学的根拠のない評価基準を今だに使ってる会社があるなんて不思議で仕方ないですね笑
もちろんただの雑談の流れだとしても、そもそも雑談においてそのようなバカな話題しか出せない人はいわゆるコミュニケーション能力の低い人でしょう。
そういう面接官は今の新卒採用における魅力的な人材像とは大きく乖離していると思うんですがね。

No title

選考基準というよりかは、くだらないレベルの雑談でも受け流せられるかを見ようとしたのかもしれないね
血液型なら一々カッカするほうもするほうだけど、顔が赤いってのは流石にコミュ症だわな

>そもそも、自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くのはおかしい。企業側に自覚がなさすぎる

選考なんて相手が自分をどう評価するかだし、裏では就活生の努力で変えられない部分でも選考してはいるんだろうけど
流石に口に出すのはマズいわなあ

Re: No title

> トケビさん

いつもコメント有難うございます。

朝日新聞の記事によると、血液型の質問は「あくまで参考程度の質問」であり、「特定の血液型を排除しているわけではない」とのことです。僕の記事から朝日新聞の記事に飛べるようになっていますので、良かったらアクセスしてみてくださいね。

あくまで僕の感覚に過ぎませんが、面接の場において、ただ雑談だけして応募者を落とすこと自体は理解できるのですが、その雑談の中身が「血液型」というのは少し納得できないです。朝日新聞の記事では弁護士の方がコメントしているのですが、彼女によると血液型を聞くことは「プライバシーを侵害し、いわれのない差別にあたるおそれがある」とのこと。僕は「プライバシーが侵害された!」とまでは思いませんが(笑)、血液型は自分ではどうしようもできない事項、且つ血液型と仕事との関連性が余りにも分からないので(答えの「中身」ではなく答え方を見るにしても、もっと違う話題があるでしょと思うのです)、実際に聞かれたら少し嫌ですね。

Re: No title

> モコさん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

トケビさんへの返信でも書きましたが、「いくら雑談と言ってもそこ(血液型)を聞くのか!?」という気持ちがあります。この質問を面接でされると、仮に選考に合格していても「あれ、なんで受かったんだろう・・・。この会社に入社していいのかな・・・」と疑心暗鬼になりそうです。

仰るとおり「今の新卒採用における魅力的な人材像」とかけ離れているのは若者ではなく、面接をする年配の方なのかも。なんとも皮肉な話ですね(笑)

Re: No title

> のさん

いつもコメント有難うございます。

確かに、就活生は面接官の主観・好みという、就活生からすれば不可抗力の要素に基づき採用か否かを判断されていますよね。

今回の血液型に関しては企業側がやってしまった感がありますが、「顔が赤い」ことへの突っ込みに関しては企業が自発的に述べたのではなく(それはそうですね笑)、就活経験者のtwitterの発言により明らかになったものです。「顔が赤い」ことに関してしつこく突込みをした企業名は分かりませんが、面接を受けた人がtwitterにて「○○会社、こんな訳が分からないことを聞いてきた!ムカつく!」と勝手に暴露することも考えられるので、企業の面接官にも慎重さが求められますね。


ここで一度、コメントへの返信を打ち切らせていただきます。皆様、いつもコメント有難うございます。良かったら、ブログ右上にあるtwitterもフォローしていただけると嬉しいです(笑)ブログの更新情報のほか、就活に関するちょっとしたつぶやきをお届けできればと思います。
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