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就活生組合と石渡嶺司さんの考えには共通点がある・・・?~就活生と有識者の連携が重要だ~

結局、「就活ぶっこわせデモ」×岡田斗司夫さんの対談を見ることは出来なかった。デモ側がかなり岡田さんにやられていたというのはどこかで目にしたけれど、多分岡田さんの批判は就活デモをつぶすためのものというよりは、就活デモ(就活生組合)の主張の穴を指摘することでデモ等の活動の実効性を高めるためのものだと想像しているので、きっと互いにとって有意義な対談だったのであろうと信じる。


就活ぶっこわせデモは岡田さんとの対談をもって解散したらしいけれど、就活生組合という、就活ぶっこわせデモのメンバーが中心となって出来た組織は今後も活動をしていくようなので、その継続性が彼らの活動に説得力を付与することを願う。


「就活ぶっこわせデモ」が著名人と対談をすることになるとは、正直全く想像していなかった。しかも、その対談の相手が岡田斗司夫さんだということにも驚いた。岡田さんがそんなに日本の就活の問題について関心を持っていたのかという思いもあるが、対談が実現するにしても、その対談の相手は以前から就活のあり方について警鐘を鳴らしている人だと想像していたのだ。例えば、石渡嶺司さんや常見陽平さん等が対談の相手になり得るだろうと思っていた。


2人は、既存の就活の中でいかに内定をとるのかというノウハウ・考え方も著書などで発表しているが、他の就活コンサルタントとは異なり、現在の就職活動のおかしさについても意見を述べている。このことから、むしろ、なぜ2人は就活ぶっこわせデモや就活生組合のことについて殆ど言及しないのかを不思議に思う。さすがに、これらの活動を知らないということは無いはずなのだが・・・。確か石渡さんはツイッターで「就活ぶっこわせデモ」については「相手にする価値が無い」というように言っていた気がするのだけれど、多分常見さんは就活ぶっこわせデモや就活生組合を完全にスルーしているので・・・。


「就活を変えたい!」という二人が「現在の就活はおかしい!」という組織・活動と接点を持とうとしないことは少々不思議だけれど、あるページを見て、少なくとも石渡さんと就活生組合の間では部分的に考えに共通点があるのではないかと感じた。具体的には、現在の就活を法的に規制するべきなのではないかという点で主張の一致が見られる。


一昨年の10月に、石渡嶺司さんと(ジョブウェブ社長の)佐藤孝治さんが「”働く”とは何か~これからの就活の話をしよう~」というテーマで対談を行っており、その対談全文もネットで公開されている(石渡嶺司氏×佐藤孝治対談の全文)。また、佐藤さんが石渡さんの主張を抜き出してくださっているので、それを一部引用する(主張の要約全文は、なぜ、石渡嶺司氏×佐藤孝治対談は噛み合ないのか?に掲載されている)。

採用活動を規制する法律がないために選考のタイミングが早期化している。

・就職情報会社は就職活動を早期化長期化させ、学生を就職活動で振り回し、学業の邪魔をし、大学生活を阻害をすることによって利益を上げている。

・総合商社や一部の企業が採用時期を遅くしようとしているが、一部の企業だけが、後ろにずらしたところで、根本的な解決には繋がらず、就職活動の長期化が進むだけだ。

・就職活動の早期化長期化という現実に対して、文部科学省、厚生労働省、採用業界、企業関係者など誰も責任をとろうとしていない。

・大学3年生の後半のタイミングまで学生と企業は接点を持つべきではない。

就職活動、インターンシップを含めて、法律を作り、学生を保護しなくてはいけない。

・ただの会社説明会である一日インターンシップは就活の時期に実施すれば充分である。学生にとって貴重な時間である、3年生の夏休み、学期期間中に平日に実施するべきではない。


石渡さんは、さすがに就活生組合の就職活動基本法(全文はhttp://www.shukatsu-union.org/about/kihonho.html)の規定全てに賛成することはないと思うけれど、企業・就職情報会社の動きを法律で規制して学生を保護しようという方向性は、就活生組合に通じる所がある。


就活生組合からすれば、自分達の活動を石渡さんに取り上げてもらうことで知名度を高められるだろうし、石渡さんからしても、(いやらしい話だけれど)就活生組合の活動は記事の「ネタ」になり得る。もしかすると、連携する余地はあるのかもしれないと勝手に感じた。繰り返しになるが、常見さんは就活生組合を完全にスルーしているので、現時点では連携は難しい。


「就職活動はおかしい」という人が複数いたとしても、それぞれが同じ画をイメージしているとは限らない。それだけ、「就職活動はおかしい」という言葉には多義性がある。ただ、「就職活動がおかしいと言っていれば、お金が入ってくるぞ・・・。どんどん、おかしくなってしまえ・・・」と就活生の苦しみを金儲けの手段に利用しようとするコンサルタント・ライター等は無視すればよいとしても、「就職活動はおかしい」という思い自体は複数の人が共通して抱いているのに、些細な主張・方向性の違いで対立・無視が起こるとしたらそれは勿体無い。


声を束ねる必要性を考えるのは、今まで就職活動のあり方に警鐘を鳴らす本がいくつか出てきても、結局は殆ど何も変わっていないじゃないかという思いがあるからだ。僕の本棚には石渡さん著の「就活のバカヤロー」、常見陽平さん著の「くたばれ!就職氷河期」、辻太一朗さんの「就活革命」、豊田義博さんの「就活エリートの迷走」、佐藤孝治さんの「<就活>廃止論」、樋口弘和さんの「新入社員はなぜ期待はずれなのか?」等の、現在の就職活動の問題点について触れた本が並んでいる。それぞれの本は、決しておかしなことは言っていないけれど、これらの本、あるいはこれらの著書の活動によって、現在の就職活動のあり方が何か改善したのか?という思いがある。勿論僕が知らないだけかもしれないけれど、現実には、むしろどんどん就活生を苦しめるだけの方向に動いているような気がする。


就活の問題点は、何も有識者だけが語ってよいというわけじゃない。例えば就活生組合のような団体は、現実に就活のどのような点に苦しんでいるかということを自分の肌で感じているわけだし、且つデモなどの活動を行えるなど有識者達には無い行動力も備わっている。その一方で主張に稚拙な点があるのだろうが(企業側の視点が無いなど)、そこは有識者の人たちが補っても良いのではないか。就活生と有識者の考える「就職活動のおかしさ」にはズレはあるのだろうけれど、共通して「おかしい」という考える点については連携して経済界に訴える視点もあってよいのではないかと思う。


就活の問題点を訴えるにあたっては、就活生と有識者の連携が重要になるという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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はじめまして

22日、
東京ビッグサイトでの合同説明会にて、
「就活生組合」のビラを手に入れ、さっそく検索をかけたら
ど~いうわけかこのブログにたどりつきました……。
黒紅茶と申すものです。

理念とか、主張が若干難しい感じがするのですが、
なんとなく言いたいことは分かります。

私自身、今の就活には嫌気がさしています。
学生の本分は学業であるはずなのに、就活は
その本分を奪っています。大学の就職指導課なんか、授業をさぼってでも
企業の説明会に行けという始末ですから情けないです。

それでも…
就活をしなければならないのは百も承知ですが、やはり学生はまず
本分をまっとうするべきだと思います。そのための高等教育機関=大学で
あるわけですし、実際、外国の大学では就職活動は+αのものとなっている
みたいです。
何かの本で読んだ記憶があるのですが、日本の就活は海外から見て
「異常なもの」なんだとか……。





ですから、
現在の就活問題に対して問題提起をする姿勢はとても良いものだと思います。
私もこれから自分のブログで就職活動に関する問題を取り上げて行きたいです。

長文&乱文失礼しました、では。

Re: はじめまして

>黒 紅 茶さん

はじめまして、コメント有難うございます。
確かに、「就活生組合」と検索をかけるとこのブログがヒットしますね(笑)記事を読んでくださり、有難うございました。

「学生はまず本分をまっとうするべき」というご意見ですが、有識者の中には「就活で学生が勉強する時間がなくなるって言うけど、そもそも学生は勉強していないでしょ」と指摘される方もいます。そして、それが間違っているとも言い難いのもまた事実かと・・・。それでも「学生としての本分をまっとうしたい」という人がなぜか割を食う形になっているのが現在の就活の問題点の一つだと僕は思います。

話は変わりますが、ブログを読ませていただきました。「現在の就職活動はおかしい!」という視点はもしかしたら荒唐無稽なものかもしれませんが(こう書きましたが、僕自身はおかしくないわけないだろと思っています笑)、現在の就活が「おかしい」という直感・理屈があるのならば、ぜひ今後もブログで取り上げていただければ嬉しいです。僕もぜひ定期的に読ませていただければと思います。なんか偉そうになってしまい、すみませんでした・・・。
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