スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

会社説明会は、極力「動画配信」にするべきだ

就活の栞というサイトに、常見陽平さんの「経団連会長、本当に『このぐらい忙しくてもいい』ですか?まず、1月の修羅場を乗り切ろう」という記事が載っている。


僕も自分のブログ記事で取り上げたけれど(経団連・米倉会長 「就活は、これくらい忙しくて当たり前!」・・・何言ってるんだ、この人 )、経団連の米倉会長は今年の大学3年生の就活について「このぐらい忙しくてもよい」という見解を示している。企業の広報活動が2ヶ月後ろ倒しとなりながらも選考開始時期は変わっていないという「就活の短期集中化」により、就活生にかかる負担は例年より重くなっているにも関わらず・・・。米倉会長が今の就活生に混じって就活をしたら倒れちゃうんじゃないか。


冒頭に紹介した常見さんの記事は、「テストと就活の両立をどうするか?」という問題提起をしている。当たり前だが、学生は1月や2月は大学のテストやレポートで忙しいに決まっている。中には「それまで単位をとってこなかった奴が悪い!自業自得だ!」という人も居るかもしれないけれど、大学によっては履修制限があって、フル単を続けてきても大学3年の後期時点で卒業に必要な単位を全て取得できないという場合もある。自分の成功例を安易に普遍化するのは良くない。


常見さんの記事の結論としては、「就活生はタイムマネジメントを意識しなさい」というもの。実のところ記事の終盤になるにつれて「結局記事を通して、何が言いたかったの?」という疑問を浮かべざるを得ないくらい要領を得ない文章になっているのだが、タイムマネジメントの重要性について語っていることは間違いない。「就活の栞」というサイトの特性からか、経団連を非難すると言うよりは、就活生がどのような心構えを持っているべきかという内容の記事になっている。正直、肝心なところは非難しないんだなという印象を受けたが。


今回の倫理憲章の変更が無茶苦茶なのは言うまでも無い。確かに、就活生にもタイムマネジメント能力が求められるのは当然だ。また原則として、就活に臨む条件は皆同じである以上、倫理憲章の変更を理由に内定がとれなかったという訴えは妥当ではない(ただ例外の一つとして、地方の学生は説明会に参加するために要する移動時間が他の学生よりかかるという要素があり、この点は平等とは言い難い)。しかし、企業側も就活生が服する時間的・地理的制約に配慮した形で採用活動を進めることが望ましいのではないか。


その一例が、2つ前の記事で「モコ」さんが指摘してくださった「会社説明会の動画配信」という取り組みだ。既に取り組んでいる企業も多くあるだろうが、もっとこうした取り組みが普通になればよいと思っている。


正直、なんで「会社説明会」をどこかの会場を利用して行うのかがあまり分からない。会社説明会の流れなんて、大概「オープニングムービー→会社紹介→事業紹介→社員の仕事紹介(ムービーで)→質疑応答→今後の流れ」というもの。勿論、各就活生の心構え次第で得るものは沢山あるのは否定しないが、その情報を得るために説明会の約2時間+移動時間が掛かるのは少々割に合わない気がする。「なら、行かなきゃ良いじゃん」という声が飛んできそうだけれど、会社説明会は殆どの時間、採用担当者のプレゼンが占める。それだったら、エントリーした各就活生が持つマイページで動画配信をした方が、就活生も好きな時間に好きなだけ見れるわけだから、大いに助かるのではないかと思っている。説明会の参加のために移動時間を必要とするであろう、地方の学生は特に。


就活生と社員が対面する場においては、人事のつまらないプレゼンに時間を割くのではなく、常に「質疑応答を中心とした座談会」のような形にした方が、就活生・企業(社員)双方にとって有意義且つ純粋に楽しいのではないかと思う。その場で、会社説明の動画を見て抱いた疑問なども発することも出来る。特に地方の学生が会社説明会に参加するために何時間もかけて会場にやってきて、そこで聞けた話がパンフレットと書いてあることと殆ど変わらなかったら、どう考えてもショックじゃないか。その点、座談会形式だったら、参加した社員の方がよほど酷くない限り、あるいは就活生が自分で質問をきちんと考えている限り、そこそこ有意義な場になる。


言い方は悪いが、社員の方々も、就活生も「時間を割いて」会場にやってきて会社説明会に参加する。現状の会社説明会が果たしてその時間を割くだけの価値を有しているのか。仮に価値があるとしても、他にもっと有意義な形で採用活動を進めることは出来ないのか。そういう検証が必要だと思う。


今回記事で取り上げた「会社説明会の動画配信」のコストがどのくらい掛かるのかは正直分からない。ただ、企業がCSRの一環として就活生が服する時間的・地理的制約に配慮した形で採用活動を進めることには、一定の意味があるのではないかと思う。純粋に就活生のためになるだけではなくて、企業のイメージアップにつなげられる可能性もある。「自分達は選ぶ側だから、やりたいように採用活動をやる!」という企業が多い中で、就活生への配慮を意識した企業が出てくれば、その企業は他社との差別化を図ることが出来るかもしれない。


企業はCSRの一環として、会社説明会を極力「動画配信」にするなどして、就活生の負担に配慮した採用活動を行うべきだという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

初コメさせていただきます。まさにしゅーかつ中の身で、冗談じゃなく寝る暇もないです。
精神的にも肉体的にもいいはずありません。

で、件の動画配信ですが、いくつかやってくれている会社はありますね。
ただそれがメインにならないのは、企業の意志(試し応募者を減らしたい)もあるけれど、結局説明会自体がナビ企業や場所を提供する企業の
「ビジネスの場」になっていることも大きいのではないかと。
悪名高き(?)ナビサイトなんかに頼らないで、動画でもなんでもいいから、
学生の負担を減らすスタイルを、企業に提供してくれる業者でも
現れないもんですかね。
大企業だけでも何千とある会社の中から学生はほんの数か月で業界を決めて、
カネと時間使って説明会に出て、それでいてその努力が報われる(内定が出る)率は
1割もない・・・

こんなの、外国の若者から見たらカルト宗教の修行でもしてるのか?って
言われても反論できませんね。

Re: No title

> ライさん

はじめまして、コメント有難うございます。

仰るとおり、説明会を動画配信をする企業は一部ありますね。また、リクナビではリクナビ就職チャンネルとかいうので「web説明会」をやっているみたいなのですが・・・。ただ、動画配信の時間がしっかりと決まっていて融通が利かなそうな点が少し問題な気がしますし、なによりリクルートが絡んでいることから胡散臭いサービスな気がして仕方がありません!(笑)まぁ、これは完全に僕の偏見だということは自覚しております。

僕は学生の負担を減らすスタイルの提言は、就活・人材コンサルタントやライターなどがやっていくのだろうかと想像していました。要は企業側・就活生の視点双方を熟知した人が、現在の就活の非効率な点を指摘・改善していくのかと思っていたのですが・・・。どうやら僕の勘違いで、そのような人たちはただ「就活」という餌にたかってお金儲けをすることに勤しんでいるようです(これは僕の感覚に過ぎませんが)。そして、就活をカルト化することにも関わっているように思えます。

ただ確かに「就活」が絶好のビジネスチャンスなのは客観的に見て否定できないので、彼らを軽蔑こそすれど、止めることはできません・・・。「就活」という学生と社会の橋渡しの機会がこんなに歪んでしまっていることにおかしさを感じる人がもっと増えればと願うばかりです。

No title

>企業の意志(試し応募者を減らしたい)もあるけれど、結局説明会自体がナビ企業や場所を提供する企業の 「ビジネスの場」になっていることも大きいのではないかと。

むしろ企業の意思によるものかと思った。
企業としても一応選んでもらう立場(だと思ってる)だから豪華ホテルで開催することは一つの宣伝手段だよ。
Web説明会だって予約して先着or抽選じゃないと見れないところだってあるし万全な解決策ではない。

あと説明会出席の有無が選考に関係ないことが前提で、会社概要説明会のほかに社員座談会やグループワークセミナーを実施してるような企業の場合は、それらすべてのイベントに参加しないと選考に不利(就活生をふるいにかけられうるという意味で)って話になって結局はいたちごっこになるだろう。
座談会やグループワークセミナーは社員や他の就活生とのコミュニケーションの場にもなってて積極的に活用してる就活生だっているんだし、「学生にとって不都合だから廃止しろ!」なんて偉そうに言えない。

説明会の参加要件にしてもそうだけど、問題の根幹は「大量の就活生が人気企業に殺到してる→全員見るの無理だし何か基準作ってふるいわけよう」って点にあるんだし、そこは企業や就活産業側も対処しきれないとこもあるんじゃね。
前のコメントでTOEICやテストセンターを提案してみたけど、学業捨ててそっちに必死で対策する学生が続出→学業阻害じゃねーか!・・・と言えばきりがないわ。

Re: No title

> のさん

こちらの記事にもコメント有難うございます。

僕は思いつきもしませんでしたが、確かにのさんの仰るとおり、企業からすれば就活生からの見られ方を意識しているかもしれませんね。多くの学生が選考に応募してくるのも困るけれども、かと言って全く人気がないように思われるのも企業からすればマイナスのはずですからね。

>Web説明会だって予約して先着or抽選じゃないと見れないところだってあるし万全な解決策ではない。
リクナビのweb説明会は予約が必要という風に認識しています。僕がなんとなくイメージしていたのは、司法試験予備校(伊藤塾とか)がやっているように、24時間好きなときに好きなだけ見れて、且つ説明会が複数のチャプターに区切られていて、見たいものだけ見れるという・・・。すいません、さすがに贅沢を言いすぎな気がしますし(笑)、実現可能性(コストがどれほどかかるのか)についても正直僕には分からないです。

なお、社員と就活生が対面する座談会やセミナー等の重要性は高いと僕も思っておりますので、会社概要を説明する人事のプレゼンのみを動画の形にする・・・ということをイメージしていました。座談会などが、その動画を見て感じた疑問を解消する機会になればと。完全に僕の妄想ですが(笑)

問題の本質は、のさんの仰るように「大量の就活生が人気企業に殺到してる→全員見るの無理だし何か基準作ってふるいわけよう」ということなのだと僕も思います。しかし、それについてはどう対処すればよいかはよく分からないです・・・。どのような方法を採ろうがデメリットはあるので、どのデメリットに目を瞑るかという優先順位を決めるべきなのですが、その優先順位も人によって違うという・・・。いや、お手上げです(笑)

No title

>ブログ主さん
>僕がなんとなくイメージしていたのは、司法試験予備校(伊藤塾とか)がやっているように、24時間好きなときに好きなだけ見れて、且つ説明会が複数のチャプターに区切られていて、見たいものだけ見れるという・・・。

司法・資格予備校でやってるタイプのものなら低コストかつ実現可能性はあるだろうけど、こちらから質問しにくいって点が問題になるね。
問い合わせフォームからしようと思えばできるだろうが、会社資料やHPに載ってること質問しちゃったら評価落ちるだろうし誰もしないだろw

そもそも質問タイムなしでレクチャーみたいに概要説明するぐらいなら「送付資料とHPを勝手に見とけよ!」って話になるし、実は説明会っていらなくね?→廃止しましたっていう企業も出てくるかもな

Re: No title

>のさん

こちらにもコメント有難うございます。

そうですね、究極的には説明会要らないかもしれません(笑)会社のHPなどを見て、そこで感じた疑問を座談会などの機会を利用して聞くとか(説明会の後に座談会を開く企業は多いと思いますが、僕は説明会の部分をカットして、全部社員と就活生が雑談する時間に宛てるべきだと考えています)。

ただ、現在でも説明会で感動的なムービーを流して就活生を惹き付けようとする企業も多いはずで、のさんがご指摘されたように会社説明会が企業の宣伝の場として活用されている一面もありえます。そういう企業は、「送付資料とHPを勝手に見とけよ!」って話にならずに、感動的な会社紹介ムービーを採用戦略の一環として作る可能性がありそうです。

No title

こちらにコメントさせてもらいます。

動画で説明会しているところも何社かありますね。
実際遠方から来る方にとっては便利でしょうし、なによりお金がかからないからいいですよね。
ただ動画でやられちゃうとそれこそ意味が無いものになる気がします。面接を向かい合ってするように説明会で面と向かって行うほうが意味があるものになるでしょう。まあ説明会でムービーを見る時間を事前に就活生に見てもらうのはありだと思います。

このブログの管理人さんはなにより簡略化を図りたいと考えているのかな。確かに簡略化することは企業側で考えて貰いたいですよね。就活は明らかに東京、大阪といった都心に住んでる人のほうが数を多く行ける、費用がかからない等のメリットがありますし、遠方の方にとっては旅行がてら行くくらいしかメリットがないのかな。
そんなに双方に楽なようにしたいなら面接だけ、研修等だけで採用にすることが一番いいと考えているんですかね

Re: No title

> そる さん

こんばんは、またまたコメントありがとうございます。

>動画で説明会しているところも何社かありますね。実際遠方から来る方にとっては便利でしょうし、なによりお金がかからないからいいですよね。ただ動画でやられちゃうとそれこそ意味が無いものになる気がします。面接を向かい合ってするように説明会で面と向かって行うほうが意味があるものになるでしょう(中略)このブログの管理人さんはなにより簡略化を図りたいと考えているのかな。

一応この記事では「会社概要の説明→動画配信、動画の内容を踏まえた質問を社員にぶつける機会を兼ねた座談会→対面方式」という構図を提案しています。企業・就活生間が面と向かって話し合う機会はあっても良いし、むしろあるべきだと思うけれども、せっかく互いに時間を割くのだからその時間を「採用担当者のプレゼン」という無味乾燥なもので占めるのではなく、もっと有意義なものにするべきだろうという意見です。これは「簡略化を図る」という話とは少し違うのではないかと自分では思っています。
main_line
main_line
ブログランキング
おかげさまで、ブログ村の「就職バイトブログ」のカテゴリで「1位」を取ることが出来ました。この場を借りて、お礼を申し上げます。これからも記事を多くの人に読んでいただけたらと思いますので、もし宜しければ、今後ともランキングへのご協力を宜しくお願いいたします。
RSSリンクの表示
follow us in feedly 
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
FC2カウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
プロフィール

lingmu

Author:lingmu
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。