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就活生だけでなく「親」をも食い物にし始めた就活コンサルタント

3月18日に、「我が子を就職難民にしないために今、親がすべきこと」というセミナーが開かれる(http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/oya/120318/#entry)。なんでこの件について取り上げているのかと言うと、セミナーの受講料を見て驚いたからである。なんと、3時間で20000円(今申し込めば、割引で18000円)である。


注意して見てみるとセミナーの受講特典として、「日経ビジネス」半年間(25冊)の購読と新書「就活生の親が今、知っておくべきこと」がついてくるとのこと。これなら20000円という価格も高すぎとは言えないのかな・・・という気もするけれど、「親の、就活に対する不安」を煽ってお金を巻き上げようとする動きがあるのならば、そこには注意をしておきたい。


常見陽平さん著の「親は知らない就活の鉄則」のamazonのレビューには、

「就活、とするだけでお金になるそんな時代の一冊。(中略)親が知るべきなのはこうやって就活生やその保護者、関係者を食い物にする方が多いという事実。保護者向けセミナーや親の就活、みたいなセミナーや商品も企画したりリリースされていくんでしょうね、これからは。

という記述がある(http://www.amazon.co.jp/%E8%A6%AA%E3%81%AF%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E5%B0%B1%E6%B4%BB%E3%81%AE%E9%89%84%E5%89%87-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B8%B8%E8%A6%8B%E9%99%BD%E5%B9%B3/dp/4022734329)。僕自身も本屋で「親は知らない就活の鉄則」の帯に「親の浅知恵で口出ししたら、お子さん内定取れませんよ」と書いてあるのを見て「あぁ、今度は親を食い物にするのか」と思ったものである。


就活に対する不安に付け込む、あるいは不安を煽るビジネスがあることは、去年の勤労感謝の日に京都で行われた「カルト就活やめなはれデモ」にて指摘されている(http://syukatudemo1123kyoto.blog.fc2.com/blog-entry-10.html)。

「こうしたら内定がとれる」といった就活ノウハウ本、「やればできる論」などを展開する気休めのセミナーなど、さまざまな媒体でアプローチしてきます。こういったビジネスのすべてがそうであるというわけではありませんが、中には、高額な料金を設定し「こういう心持で行うべきだ」といった精神論を説いたり、果てには合宿を行い滝行までさせる、非常に宗教的な"修行"を提供しているものもあります。

就活生の不安の増大=市場の拡大のため、大学生の生活圏(ネット含む)には、「もう企業にエントリーした?」「内定が出る人出ない人」…など、不安を煽ったり追い詰められている心理を掴むような広告に溢れています。

常見さんの本や、冒頭で紹介したセミナーもボランティアではないのでお金を取ること自体は問題は無い。ただ、上で紹介したレビューにあるように「就活、とするだけでお金になる」風潮があるのもまた事実。現在、明らかに「就活」は儲かる産業となっているのだから、就活に関するネガティブな面を過度に強調して、人々に不安の種を植え付け、最終的にはお金を巻き上げる・・・ということを考えている人もいるかもしれない。


就活・企業の採用活動は、もはや「就活生・企業の運命を左右する活動」という見方だけではなく、「一部の人のただの金儲けの材料」という見方が広まっても良い。そのような見方が広まっても、本当に人のためになるセミナー・本なら廃れることはないはずだから。


就活生だけでなく「親」をも食い物にし始めた就活コンサルの動きに注意すべきだという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

これでもまだ受験(教育)産業に比べたらマシと言うべきか、やっと追いついたかと言うべきか。

受験産業だって子供の進学(+就職)のために小学・中学・高校・大学受験と幅広く親を煽ってる。特に早期の受験の場合就活とは比べ物にならないぐらいに受験産業に煽られた親が子供の人生に干渉してることになるわけだ。
それでも就活生組合含め就活産業叩きはあっても受験産業叩きはあまりない。それはブログ主さんがずっと前の記事で触れた「就活は受験と違って努力が報われるかが不明」であり、別記事でコメントされた方の発言を引用すると「社会は受験のように答えがありません」ということなんだろう。

就活産業が親を食い物にすることが問題というか、学歴で就職決まる時代でもないのに大学教育のずっと前の段階からの教育の在り方に問題があるんだろ。
記事みたいな「これさえやれば就活完璧」な就活産業に乗せられてる奴が就職うまくいく気がしないし。

Re: No title

> のさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

確かに「学歴で就職決まる時代でもない」のでしょうが、一方で学歴は「無いよりは、あった方がずっと良い」ものであることは否定できないと思っています。「学歴さえあれば大丈夫!」、「私の言うことを聞いてればいいの!」と言って子供の人生に干渉する親がいたら、個人的には受け付けないですが(笑)ただ、親が受験産業の煽りに反応するのは、「学歴をつけさせることで、子供の進路の選択肢を増やしたい」という思いを持つからかもしれなくて、そのような思いを否定することは僕には難しいです・・・。

No title

受験や就活関連以外にも、
不安や死の恐怖さえも思い起こさせて商売するような輩はいろんな所にいますよね、
(例:霊感系、健康食品/グッズ関連)
リテラシー力の低い人(あるいは斜に構えることをしらない人)が今日もそういう罠に・・・


Re: No title

> L_z_m_i さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

L_z_m_iさんの仰ることはその通りだと思っていて、そういう意味では、この記事で書いたことは何も就活のみに当てはまる話とはいえないでしょうね。

No title

初めまして。

私は現在、中途で求職中という立場なのですが、凄く賛同出来る記事ばかりで一つ一つ読ませて頂いている最中です。

就活コンサルタントとも何度か話をした経験がありますが、自身の社会人経験を踏まえると首を傾げる事が多々ありました。

仮に、新卒の頃に同じようにコンサルタントとやりとりをしていたら、疑う事を知らず…鵜呑みにして…自分の頭で考えず…それが当たり前…という思考になっていたと思います。

勿論、しっかり会話が出来るコンサルタントさんは存在すると思いますし、実際にそういう方はいました。

ただ、結局は就職難という時代でないと飯が食えない職である事には違いないわけで、就職を難しく、ややこしくしている事は大いにあると思います。

働き始める事には、そんなに幾つも関門がないといけないものなんでしょうか…。

Re: No title

> けいすけさん

はじめまして、コメント有難うございます。

>ただ、結局は就職難という時代でないと飯が食えない職である事には違いないわけで、就職を難しく、ややこしくしている事は大いにあると思います。

そうですね。日本には就活コンサルや就活ジャーナリスト(?)みたいな人が掃いて捨てるほどいますけど、それでも就活の状況は殆ど改善されていないですしね。むしろ悪化しているのでは?彼らはもっともらしいことを言いながら「就活」を荒らしているとしか僕には思えません。
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