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就活生組合が活動を休止していた件について思うこと

このブログでも何度か取り上げた「就活生組合」が、いつの間にか活動を休止していた。僕自身、最近は就活生組合のホームページに目を通しておらず、以前このブログによくコメントをくださった「吊られた男」さんのブログ(就活生組合は終了?)を見て活動の休止を知った。


「就活生組合」の活動の目的は、「無法状態の『就活』を打破したい。企業から温情的に与えられたルールではなく、就活生と企業が対等な立場でルールを作っていきたい」というものであったと僕は理解している。この目的を具現化するために彼らは「就職活動基本法」という案を作成し、それをホームページに掲載していたのだけど、現在では閲覧できなくなっている。就活生組合の活動履歴などは全て削除されているのだ。ホームページには「就活生組合は活動を休止しています」と書いてあったけれど、事実上の活動中止と見なしてよいだろう。


余談だが、「就活生組合」とgoogleで検索すると、1ページ目にこのブログの「就活生組合の活動をバカにする人が多くて残念だ」という記事がヒットすることで、少々恥ずかしい思いをしている(笑)


「吊られた男」さんの記事で特に印象に残った文章がこちら。

そんなこんなの就活生組合ですが、個人的な想いを言うと「もう少し頑張ってほしかった」(中略)これで終わりでは組織運営としてあまりにもお粗末としか言いようがありません。高校の文化祭実行委員の方がよっぽどマシかもしれません。このままだと、「完全に世間をなめ腐った甘えた学生たちの戯言だった」で終わってしまいます。そして、このような失敗事例が「就職問題 = 甘いことをほざいている学生が悪い」と言う説の強化に使われてしまいます。

このように感じるのも無理は無いと僕も思う。しかも、「吊られた男」さんは活動の中身自体は否定していたけれど、就活の歪みについて問題提起しようとする姿勢については好意的であった人。そのような人にすら「就活生組合は、完全に世間をなめ腐った甘えた学生たちの戯言だった」という思いを少なからず抱かせているのだから、就活生組合の人たちは自分で自分の首を絞めたといえる。


問題提起をすることは大事だけれど、問題提起をすればそれで良いという話ではない。まさに、吊られた男さんが仰ったように、あまりにもいい加減な失敗事例は「就職問題 = 甘いことをほざいている学生が悪い」と言う説の強化に使われることにつながる。


あるいは、「就職問題について訴えている人たちは、どこかおかしい」という思いを抱かせることにつながる。実際に、去年の10月に京都で行われた就活デモ(朝日新聞の記事、「就活と学業、両立を」リクルートスーツ姿でデモ 京都 参照)では、デモ参加者が通行人に対して「5人に1人がフリーター!5人に1人がフリーター!」と叫びながら手拍子を要求してきたことから、デモに対して良い心象を抱かなかった人もいる(詳しくは、過去記事「就活デモ」のやり方を間違えてはいけない 参照)。


理屈で言えば、ある就活デモの参加者の振る舞いがおかしかったからといって、別の団体により行われている就活デモまでおかしいと結論付けることは短絡的かもしれない。しかし、やはり「私が見た就活デモは何かおかしかったから、今回の就活デモもどうせ騒ぎたい人が騒いでるだけでしょ」という思いを抱くのが自然ではないだろうか。就活生組合についても同じことが言え、就活生組合に少なからず注目していた人は、今後就活生により組織された「就活の問題について訴えるための団体」が出来たとしても、それに対して「どうせ学生が騒いでるだけでしょ」という思いを抱く可能性が高い。


就活生組合に限らず、「自分たちの活動が、自分たちの活動内容について詳しくない人にどのように映っているのか」という点に注意を払うことが重要のはずだ。これは、「ブログ」という誰もが目にすることが出来る媒体で文章を書いている僕にも当てはまることである。


何だかんだで就活デモ・就活生組合に対して批判的な意見を述べる人たちは、何も就活デモ・就活生組合の存在価値を全面的に否定しているわけではないと感じる(勿論、短絡的な批判をする人もいて、そのような意見については残念に思った)。問題提起しようとする姿勢は尊重しつつも、訴えの中身などに問題があると感じているに過ぎない。そのような意見に対して「なんで私たちの訴えを理解しないんだ!」と思うか、「私たちの訴えを理解できない人もいるんだな。じゃあ、もっと分かりやすい表現・理屈を考えよう」と思うかで、活動が成功する確率は大きく変わるはずだ。少なくとも、いい加減な活動中止により活動に関心を抱いていた人からの支持を失うことになるとしたら、それはあまりにも勿体無い。


就活問題について訴える人たちは、「自分たちの活動が、外からどのように見られているのか」という点について注意しなければならないという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

デモやってた人たちはブログ執筆者やコメント者ほどに就職問題など考えてなくて
実際は就職失敗したから傷の舐め合いしにきたとか内定出ずに病んでる女の子をオトすために来たとか暴動は出来っこないから騒ぎたかったとか
そんな人たちばかりじゃなかったんですかね。
勿論現状の就職に問題があるから理論武装して学生側を擁護することはできるのでしょうけど
勉強云々もポスドクや司法浪人の就職難に触れてるわけでもないですし、結局学生生活何もやってきてない大学名だけが取り柄の「非リア充」が勉強やってたことにしてるだけとしか未だに思ってません

陰謀論的見方はしたくないですが……。

彼らは企業ないし特定の団体の指示を受け、
学生が持つ就職活動への不満や声を潰すために作られた、
ブービートラップに過ぎなかった。

最初にコメントをされた方の通り、
彼らはほんきで就活問題に取り組むつもりはなかったのでしょう。

別の目的(例:左翼団体やカルト教団への勧誘、反就活潰しetc)のために
活動していたのかもしれない。



……とまぁ、こんな変な陰謀論めいた推察をするのは馬鹿げてますね(笑)




でも、彼らのような無責任な行為によって、
就活問題をまじめに考えている人(このブログの管理人さん含めて)たちに
なんらかの打撃が来るのは間違いないことです。

反就活あるいは就活問題を考えている人たちに対し、批判者(というか中傷者)は
かならず就活生組合のお粗末さを引き合いに出すこと疑いありません。
そうなれば反論のしようがないわけです。

私は彼らのビラを手に入れたことで就活問題に関心を持ち、このブログにも足を
運ぶようになった身です。彼ら就活生組合の理念にはマルキシズム的なものが
感じられ、その理念等には賛同できませんでしたが、現在の就職活動に対して
問題提起をする姿勢は理解できました。それだけに、ああいう幕の引き方は
納得がいきませんし、(他者に対しての)責任のかけらも感じられません!!!

No title

このごろ就活生組合のツイートがないと思っていたらそんなことに・・

ちょっと前に代表者が人変わりして交替してた辺りからもやっぱり内部的におかしかったのでしょうか、
「就職問題 = 甘いことをほざいている学生が悪い」などとは必ずしも思えず自分も支持していただけに残念です。

Re: No title

> 「デモやってた人たちはブログ執筆者やコメント者ほどに就職問題など考えてなくて~」というコメントを下さった方へ

はじめまして、コメント有難うございます。

僕自身もデモ参加者の真意は分かりません。ゆえに、「結局学生生活何もやってきてない大学名だけが取り柄の「非リア充」が勉強やってたことにしてるだけとしか未だに思ってません」という見方を否定することは出来ません。「デモに説得力を感じられなかった」という意見は非常に貴重なものだと思います。デモの発信力が足りなかったと言う事実が浮き彫りになりますので・・・。

Re: 陰謀論的見方はしたくないですが……。

> 黒 紅 茶 さん

いつもコメント有難うございます。「就活生組合という茶番劇へようこそ(笑)」という記事、読みましたよ(笑)また、「就活生組合とは何か」という記事も改めて読み返しました。


正直、黒 紅 茶さんは僕より就活生組合の動向を追っていたと思います。僕は就職活動基本法に対する感想は、記事に記していませんので(笑)黒 紅 茶さんの就活生組合に対する苛立ちは理解できます。


てか、「岡田斗司夫の海賊生放送「就活ぶっこわせデ​モ対談」 の動画がアップされてたんですね!(笑)見れなかったので見てみたいと思います。岡田斗司夫さんは結構親身にアドバイスをしてくださっていたようなので、結果として岡田さんの好意をも無駄にしてしまった形になりますね・・・。その点についても残念です。

Re: No title

> L_z_m_i さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

内部の事情は分かりませんが、やはり代表者の交代が大きかったのかもしれませんね。僕も活動休止を残念に思います。また、このブログを突然止めることはよそうという気持ちが一層芽生えました(笑)やはり、継続的に見てくださっている人に失礼になりますからね・・・。

No title

厳しいコメントが多いようですが、私はこのような形で終わったのであっても、就活生組合を立ち上げたことには価値があったと思います。若さゆえに周りが見えなくなり突っ走り過ぎてしまうというのは、よく理解できることです。

そもそも、デモを実施したり自分達の権利を主張する団体を設立したりするのが、これだけハードルが高く、うまくいかなかったときに叩かれる、この社会に問題があると思います。

関係者にはあまり責任を感じてほしくないし、今回の反省を踏まえて、次に繋げてほしいです。

No title

「ニートの海外就職日記」というブログが閉鎖した時の事が思い出される。日本の雇用慣習の汚点を見事な切り口で批判する痛快なブログで、筆者のモチベーションも高く、価値的な記事を長い間書き続けてきて、読者も多くなっていった。勢いがあった。しかしどういう訳か、何の前触れも無しに突然消えてしまったのだ。今回の就活生組合の件はどうも当時の状況を彷彿する。

自分としても陰謀論的な見方はしたくないが、就活生組合が脅迫的に活動停止させられた可能性もあるのではないか。少し心配だ。

Re: No title

> sinitiainen さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

sinitiainenさんの仰ることには原則として賛成なのですが、就活生組合に関して言えば、単に活動が上手くいかなかったから叩かれているというよりも、活動の中止の仕方があまりにも酷かったからという点で叩かれているのだと思います。僕自身も、これは叩かれても文句は言えないだろうなという認識を持っています。

ただ、もし活動を再開するのならば、これまでの経験を次に繋げていってもらえればと思っています。

Re: No title

> ムツゴロウさん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

「脅迫的に活動停止させられた可能性」ですが、個人的には、代表が代わってからあまりホームページも更新されなくなってしまったという事実から、単に活動が行き詰っただけだと思っています(笑)本当に脅迫があったのなら、やばいですが・・・。

しかし、例え脅迫されたという事情があっても、記事で取り上げた「吊られた男」さんが自身のブログで仰っていたように「最後の幕引きくらいはきれいに終わってほしかった」と僕も思っています。

No title

私のブログのエントリーを取り上げいただき、ありがとうございます。
こちらでも紹介していただいたように、本当に終わり方が残念です。

はじめの内容は劣悪でしたが、そこから外部や組合員の意見を聞いてブラッシュアップしていってくれれば…とも思っていたのですが。
どうも幹部の方もtwitterのつぶやきで立ち上げ人に惹かれていただけという趣旨のつぶやきをしていましたので、就活問題にはあまり本気ではなかったようです。

本気で就活問題の歪みに立ち向かう人が変な目で見られませんように。

Re: No title

> 吊られた男さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。


就活生組合の結末については、記事に書いたように「吊られた男」さんと同意見です。僕は「幹部の方もtwitterのつぶやきで立ち上げ人に惹かれていただけ」というのは知らなかったので、がっかり感が増しています(笑)


ただ、どんな気持ちであれ行動に移したことは尊いことなので、この活動の良かったところをブログの中で活かせていければと思います。
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