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就活の問題を考える院内集会~結局、何を主張したいのかがよく分からなかった~

16日に「就活の問題を考える院内集会」が参議院議員会館で開かれた。僕は参加しなかったのだけれど、Ustreamを通じて院内集会の概要を把握することが出来る(http://www.ustream.tv/recorded/21138240 など)。


そもそも院内集会とは、「国会議員」の方々に対して当事者の生の声を届けるためのイベント。つまり、「国会議員に対して何をして欲しいのか」ということを明確にした上で主張することが重要となる。


去年「就活どうにかしろデモ実行委員会」のメンバーにより行われた院内集会は、「国会議員に何をしてほしいのか」という点が明らかになっていたと思う。「就職活動基本法」というものを独自に作成した上で集会内で配布し、「就職活動のルール整備のために、以下の企業側・大学側・行政それぞれの責務を盛り込んだ、包括的な法律の策定」を要望していることが、誰の目から見ても分かるようになっていたのだと想像する(http://syukatudemo.blog77.fc2.com/blog-entry-80.html)。ただ、去年の集会の感想を書いた雨宮処凛さんの記事を見ると「就職活動基本法」について何も触れられていないので、実際には全く話題にならなかったのかもしれないが・・・。


僕自身は、現在の就活の歪みに対して国会議員が何か出来るとはあまり考えていない。これは国会議員が無能だからというよりは、企業の採用活動を法律をもって規制することは難しいのではないかと考えていることに因る。ただ、僕の考えが全てではないので、冒頭で紹介したUstreamの動画の中で「大学生の訴え」、「国政への要求」というトピックを聞いてみた。国会議員に何を期待しているのかを効率的に知りたかったし、そもそも全部見るのは少し疲れるので(笑)


僕の動画を見た感想を書くと、訴えの中身はあまり良くなかったと思っている。それは、全体的に「国会議員に何をしてほしいのか」という点が不明瞭という印象を受けたからである。


例えば、訴えの中には「国会議員の皆様には、企業と就活生の間の法的なルール作り、それも就活生の意見を十分に取り入れた形でお願いしたいと思っております」というものがあった。ただ、僕の印象では「具体的にどんなルールを作って欲しいのか」という点は明確に示されていなかった。ただ単に「現在はルールが無くて就活生の側が苦しんでるから、ルールを作ってくださいよ」という感じ。僕が国会議員だったら、このような訴えを受けても何も出来ない。


「具体的にどんなルールを作って欲しいのか」ということを想像する手がかりとして、動画の中の「大学生の訴え」というチャプターを見た。内容としては、「就活により学業が阻害されている」という典型的な学業阻害論。ただ、「就活により学業が阻害されている」という感情を持つこと自体は良いとしても、「だから、国会議員にどうしてほしいのか」という点はもっと明確に述べるべきだったと感じた。「そもそも、大学在学中の学生を対象に、企業が採用活動を行えないようにしてほしい」というレベルのものから、「講義が行われている時間帯に、企業が説明会などを開けないようにしてほしい」というレベルのものなど、妥当性を無視すれば様々な要望が思い浮かぶのだが、登壇をしていた方々が何を実現して欲しいと考えているのか、僕にははっきりとしたことが分からなかった(動画を全部見れば、明らかになるのでしょうか・・・)。


その他に「採用情報の偏在の是正」「悪質な“就活コンサルティング”の制限」という訴えがあったのだが、国会議員の方にどこまで伝わったのか・・・。僕が見た限りでは、集会の企画者らはせっかく行動に移したのに、どうも消化不良になってしまって勿体無いという印象を受けた。気力がある方は、記事の冒頭に動画のurlを貼ったので、見た上でコメント欄に感想を書いていただければ大変嬉しいです!(笑)


院内集会を行う場合は、「国会議員に何をしてほしいのか」という点を明確にした上で訴えるべきだという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

つうか、たぶん効果なしだろうね。彼らはwin:winの関係だろうケド。

国会議員→就職活動のことも考えているんですよ=次の選挙の票GET(特に若い層)
就活どうにかしろデモ実行委員会→我々はこんなことしてるんですよ=宣伝・団員増加

「国会議員に何をしてほしいのか」....の前に、議員を金銭的に応援するのか、選挙で応援するのか?
そうしないと意味ねぇ。

所詮、国会議員は国民の代表と言われてるけど、党に逆らえないサラリーマンなのだし?
うん、両者はいいけど、実の就活生は...

No title

彼らはとりあえずスケールの大きい活動をすることで充実感らしきものを得てるんだろうけど・・・。
岡田斗司夫氏との対談だったり、院内集会だったり。
一方で合説で学生相手にビラ撒きといった宣伝活動もしてたみたいだが、むしろこっちを重視すべきじゃなかったのかなあ。
ほらいぞん氏も指摘されてるけどデモ実行委員会の人らと実際の就活生の間のギャップって解消されてんのかね?

今言ってもどうにもならんが、12月~3月にこそ現役の就活生から就活の問題点をもっと聞いとけばよかったと思う。本当に生の声を聞くことができるし、ごく一部の企業除けば大手含めて選考終わってないんだからブラッシュアップされた問題点と主張が「無い内定の就活失敗者」のものでは決してないわな。
流石にデモはできないだろうけど、匿名アンケート取るなりできるかと。(「行けもしない行きたい企業ランキング」に熱中してる人らなら解答するだろw)

就活生が団結できるとすればこの時ぐらいじゃね?

Re: No title

> ほらいぞん さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>国会議員→就職活動のことも考えているんですよ=次の選挙の票GET(特に若い層)

正直これはガチだと思っていましたが、「それを言ったらおしまいだ」と思い触れないでいたと言うのはあります(笑)去年の院内集会に参加した議員がその後何をしたのかもよく分かりませんし、ただのポーズだったのかなという印象はありますね。

まぁ、結局は議員にとっても実行委員会にとってもwin:winの関係を築けたのは事実でしょうし、それで良いのかもしれませんね。

Re: No title

>のさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>デモ実行委員会の人らと実際の就活生の間のギャップ

それは絶対にある気がします(笑)ギャップを完全に埋めることは無理でしょうが、ある程度なら埋めることはできたのかもしれませんね。

個人的には、「スケールの大きい活動」が行われても、その経験が活かされていないのが気になります。例えば、岡田斗司夫さんは結構鋭い批判をしていたはずなのですが、その批判がその後の活動にあまり活かされていないような・・・。また、活動休止した就活生組合も本田由紀先生からご意見を伺ったのにも関わらず、それを活かせないで終わってしまった・・・。ちょっと勿体無い気がしますね。

ご無沙汰しております。

この院内集会、実は私も参謀役として関わっていました。そして、この日の登壇者が何を国会に申し入れたいのかわからないのもそのはず、登壇者3人のうち2人は、ほとんど準備に関わっていなかったからです。おまけにその2人のうち1人は、代表者です。就職活動の問題点を改めて再考して申し入れ内容の考案、プレスリリースや各種案内の文書作成、議員事務所への個別の勧誘など、地道な準備はほぼ全て私を含めた関西のメンバーがやりました。
話し合いは、Skypeを使って会議をしていたのですが、協力してくれ、会議に参加してくれと、私や他の関西のメンバーが呼びかけても、無反応でした。我々はそれでも見放さずに準備を進めましたが、ひとえに就職活動の現状を改善したいという思いからです。地道な準備は渡るたちに押しつけ「目立つこと」「カッコいいこと」「おいしいところ」は上前をハネて、さらに肝心要の本番で、誰の目にも明らかな準備不足を露呈するという醜態を晒した。憤懣遣る方なしとはこのことです。
今回の登壇者や無反応だった東京の実行委員の面子は、就活ぶっこわせデモやゆとり全共闘、就活生組合の連中と同一です。結局、彼らにとっては院内集会もお祭り騒ぎのイベントに過ぎないんですよ。就職活動なんて、自分の将来に大きく影響することについて訴えることでさえ、それを肴にドンチャン騒ぎをしたいだけ。彼らと直接関わっての感想ですが、そりゃこんなに使えない連中は、どこの企業も雇いたがるまいと思います。私が経営者なら、今がバブルでも彼らのような人物は雇わない。
ただ、唯一の救いは、今回の院内集会が報道されなかったことです。もしあんなのが大々的に報道されたら、就職活動の問題是正のための運動を大きく後退させる結果を招いたことは間違いない。「ゆとりの甘え」「自己責任」と切り捨てて、就職活動の問題点は解決されないままに捨象される言質を与えたことになりますから。いずれにせよ、彼らとは私は今後いかなる形でも関わりたくはありません。

長々失礼しました。

Re: タイトルなし

> John Smith さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。院内集会の準備の内情が分かって、少なからず唖然としました。僕は多分、その「準備に関わっていなかった登壇者」2人のプレゼンを聞いたのだと思います。単にプレゼンが苦手なだけかと思ったのですが、そういう事情があったとは・・・。

どうやら、関東と関西の人で活動に対する意識の差が随分あるようですね。「就活に異議を唱える人」は一括りにできない、単にお祭り騒ぎがしたい人もいれば、ちゃんと問題の本質を考えている人もいる。John Smithさんのコメントを通じて以上のことが、このブログを読んでくださっている方々に伝わればと思います。

関東の人間ですが、就活について不満に思っている人がそもそも参加していないようすでした。カップルが成立すればよいだとか、就活なんかしなければいいとか………関西とは意識差があるのが明白でした。メーリスも途中事態申し訳ない。事情を話せなかった。

Re: タイトルなし

> 匿名 さん

はじめまして、コメント有難うございます。

>関東の人間ですが、就活について不満に思っている人がそもそも参加していないようすでした。カップルが成立すればよいだとか、就活なんかしなければいいとか………

教えてくださり、有難うございます。別に、共に活動に取り組んだ結果としてカップルが出来ること自体は全然問題ないと思うのですが、そもそも恋人を作ることが主要な目的になっていたとは・・・。本当に終わっているとしか言いようが無いですし、匿名さんもそのような人たちに時間をとられて災難でしたね。もし匿名さん自身何か就活に対する問題意識がありましたら、ぜひ当ブログのライターページに投稿してみてください。

No title

>関東の人間ですが、就活について不満に思っている人がそもそも参加していないようすでした。カップルが成立すればよいだとか、就活なんかしなければいいとか………

この辺りは、原発デモの参加者と同じ傾向ですね。

Re: No title

> すみさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>この辺りは、原発デモの参加者と同じ傾向ですね。

あ、そうだったんですか。今はもう、デモがただの「出会いの場」と化している場合が多々あるんですね。残念です。
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