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倫理憲章上可能な行為と望ましくないとされている行為の線引きをしない限り、いつまでも議論は進まない

企業の広報活動開始が10月から12月に遅らされた倫理憲章の変更については、就活生だけでなく企業にとっても悩みの種となっていた。例えば、就職アナリストの青田守男さんという方の記事を読むと、企業は倫理憲章の変更に関して以下のような不安を抱いていたことが分かる(http://www.chosakai.co.jp/alacarte/a11-09.html)。

「倫理憲章の見直しにより広報活動開始時期が10月→12月に変更され、広報期間が短縮される中で、学生の当社に対する理解をどのように深めていくかが課題です」(大手通信)

「倫理憲章の変更により、広報活動の開始時期が遅れるため、来年度の会社PRでは告知の仕方等をいかに工夫するかが当面の課題」(メーカー)

「12月からの就職媒体スタートにより、11月末までの期間で、学生との接点を持つ施策の検討が緊急課題だ」(サービス)

しかし僕の考えでは、広報活動開始時期が遅らされた事により、採用担当者が頭を悩ませる理由がよく分からない。それは、前回の記事でも取り上げたけれど、倫理憲章上12月1日以前に一切のPRが出来ない訳ではなく、「HPにおける文字や写真、動画などを活用した情報発信、文書や冊子等の文字情報によるPR」ならば、12月1日以前にやって良かったはずだからである。


つまり、会社を理解するための基礎的な情報であったり、社員の方の声などを採用ホームページに掲載することは全く問題ない。また「動画などを活用した情報発信」も12月1日より前に行うことは可能なので、個別の会社説明会でよく流される「会社紹介のムービー」のようなものを採用ホームページにアップすることも出来る。


採用ホームページを通じた情報提供に関しては、ライフネット生命の取り組みが参考になる(http://recruit.netseiho.com/screening/index2.html)。とにかく、情報量が充実しているのだ。例えば会社説明に関しては、単に自社の説明に終始するのではなく、自社について取り上げた外部のメディアの記事(例:ダイヤモンドオンラインの記事)に飛べるようになっている。また、社員について理解するための工夫として、社員の名前をクリックすることで、その社員が掲載するブログの記事に飛べるような構成が採られている。これらのようなPRを12月1日以前に行っても、これはただの「HPにおける文字や写真、動画などを活用した情報発信」なので、倫理憲章上全く問題にならない。


このように、必ずしも会場を借りて大掛かりな会社説明会を開かなくても、就活生の会社に対する理解を深めるための情報は一定程度提供できる(というか、別に会社説明会で提供する情報もそんなに大したものじゃない気が・・・)。どうも「広報活動の期間が短くなって、採用担当者にとって酷だ」という論調があるように思うけれど、そもそも採用担当者が倫理憲章の規定をきちんと理解していれば、また採用ホームページのコンテンツを工夫すれば、別にこの度の倫理憲章の変更にあたってそれほど不利益を蒙ることはなかったのではないかと考える。


そういうわけで「広報期間が短くなって大変だ・・・」と悩む採用担当者は勝手に自分の首を絞めているだけだと思うのだが、そのような採用担当者の注意不足のせいで、就活生が十分な情報収集が出来なくなるのは避けたい。だからこそ、もし倫理憲章による規制を続けていくのならば、倫理憲章上どのような行為が許されるのか、あるいはどのような行為が望ましくないとされているのかを明確にすることが求められる。


本来ならば、就活に関する有識者が倫理憲章の理解を深めるための参考資料を引用した上で、「12月1日以前であっても、~なPRなら出来ますよ!」と述べることが望ましかったはずだ。そうすれば、各採用担当者も広報活動を順調に進められるし、それに伴い就活生も企業理解を深めることが出来るからだ。しかし有識者たちがやったことと言えば、単に「倫理憲章の変更により、採用担当者が苦労しています!」、「倫理憲章は、実は水面下で破られているんです!」と騒ぎ立てるだけ。一体、何をやっているんだ。


そもそも既存の倫理憲章の是非を考えるに当たっても、倫理憲章上可能な行為と望ましくないとされている行為の線引きをしない限り、いつまで経っても議論は進まない。それなのに、現在有識者たちがやっていることは「就活」をネタにしてただ騒いでいるだけの、全く不毛な行為ばかり。このような下らない動きは無視して、僕自身は、現在の倫理憲章と参考資料の記述を上手く結合した新しい形の倫理憲章を作りたいと考えている。


倫理憲章上可能な行為と望ましくないとされている行為の線引きをしない限り、いつまでも議論は進まないという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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