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「就活失敗し自殺する若者急増」のニュースに対する松田公太さんの反応への批判と擁護

読売新聞で、就職活動の失敗を苦に自殺する10~20歳代の若者が急増していることが報じられた(「就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に」)。このニュースに対する、政治家・松田公太さんの反応がtwitterで炎上状態になっている。


松田さんが言っていることとしては、以下のようなもの(ちなみに松田さんのアカウントはこちらhttp://twitter.com/#!/matsudakouta)。

・そんな事で自殺したら駄目だよ。就活がうまくいかなければ、起業でも何でもしてみよう。死ぬ気になれば何でも出来るはず。

・(起業する金がふつうの人たちにあるとでも思って言ってるんですか?常識知らずも甚だしい。マリー・アントワネットよりひどいという指摘に対して)私もお金が無かったけど借金などで調達しました。お金が無いから始められないっていうのは言い訳でしかない。昨今は更に少額でも起業できます。

・(若者が就職難で苦しんで自殺にまで追い込まれる状況を、国政に携わる参議院議員の方が「そんな事」としか想像できないという指摘に対して)まわりが『「そんな事」でくよくよするな!よし、一緒に頑張ろう!』と言ってやれず、「大変な事」というプレッシャーを与えるから更に気落ちするのでは?

・(「死ぬ気になれば何でも出来るはず」は何でも出来るのに死ぬ奴が悪いという発想。この人は死にそうな人に手を差し伸べるという発想がないという指摘に対して)全く違う。因みに貴方は、手を差し伸べたことがあるのですか? 

・(松田さんの一連のツィートを見てて、社会人の私は頑張りもせず、ただ愚痴を言ってただけだと思いました。 少しずつ気持ちをかえて、頑張ろうと思いますというツイートに対して)そういう気付きが大切ですね。矢印を自分に向けることが出来るようになれば成長できます。頑張って! 

まとめると松田さんは「死ぬ前に出来ることはある。ただ愚痴を言うのではなくて、気持ちを入れ替えて頑張るべき」という考えをお持ちなのだと思う。この考え自体は間違っていないけれど、最初のツイートで就活失敗が原因での自殺を「そんな事」と称したことで多くの人からの反感を買った。松田さんの言いたいことは分かるが、言葉の選び方・就活失敗が原因の自殺志願者へ提示した処方箋は不適切なものだと僕は感じる。


このことを考えるにあたっては、確か2回目の「ニッポンのジレンマ」の放送で宇野常寛さんが安藤美冬さんに言っていたことで、「10頑張れる人だけじゃなくて、4とか5しか頑張れる人のことも考えなければいけない」という旨の指摘が参考になる。要は世の中は安藤さん(あるいは松田さん)のように人生完全燃焼できる人ばかりじゃなく、どうしても頑張れない人もいるということ。


特に沢山の会社から不合格通知を受けた就活生が「10頑張る」なんて無理な話だろう。だって、そういう人は数多くの起業から「あなたとは働きたくありませんよ」という人格批判を受けている訳で(厳密には企業が就活生の人格批判をしているわけではないけれど、落とされた側からすれば人格批判をされたという風に受け止めても不思議ではない)、そんな状況から起業という行動をとれる人は、ある意味「受けた会社全てから内定を取った人」よりすごい。そんなすごい基準をスタンダードにするのは危険だ。


就活失敗が原因で自殺する人は、そもそも人と会うことすら嫌な心理状態だと思う。友達などに相談するにしても、その友達が内定を得て有頂天になっていたり、社会人として働いていたりしたら、相談しようにもする気が起きないのではないか。それに加えて親から「就職どうするの?」と言われたら心を休める暇も無い(親は親で心配しているのだろうけれども)。そして仕事を見つけようとしたら、面接官から「なんで今まで就職決まってないの?(笑)、「卒業してからどうしてたの?(笑)」とか言われるわけだろう。「自殺した就活生は、自殺する前にもっと頑張るべきだった」という意見は間違ってはいないけれど、自殺を決意するに至った原因を精査して、その再発を防ぐことを考えるべきだ(なんか新聞の社説にあるような意見で、自己嫌悪に陥っています・・・笑)。もっとも松田さんも自殺者のみではなく、社会にも悪い点があったと思っているだろう・・・と信じたい(笑)


もっとも松田さんを感情的に責めた人もどうかと思っている。松田さんは無神経かもしれないけれど、言っていること自体は必ずしも間違っているわけは無い。それでも松田さんに批判が多く寄せられているのを見ると、どうも現実の問題より、人の気持ちを踏みにじるなどの行為が問題視される傾向がある気がして、それはおかしいと感じる。いくら「自殺した就活生・遺族の気持ちを考えろ!」と叫んでも自殺者を一人も減らすことは出来ないのに。仮にもし「人生完全燃焼できる人ばかりじゃなく、どうしても頑張れない人も生きられる社会を作るべき!」と唱えるなら、例えば「ベーシックインカムの導入」についての案の提示などの方が、松田さんを叩くことの何倍も自殺を望んでしまう状況に追いやられている就活生のためになるはずだ。


確かに松田さんの発言は無神経だが、感情的に松田さんを叩くことにも大して意味は無いという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

いつも思うんだけど、起業できるような人は就職に失敗しないのでは?

逆に、就職失敗する人が起業して成功すると思えない。

Re: No title

> いつも思うんだけど、起業できるような人は就職に失敗しないのでは?~というコメントを下さった方へ

こんばんは、コメント有難うございます。そしてコメントの内容は仰るとおりだと思います。

僕が思うこととしては、仮に「大手企業内定者=優秀な人」、「内定が無い人=優秀とはいえない人」と定義できるとしたら、優秀な人ほど企業から充実した研修を受けられる+何だかんだで身分は安定、優秀とはいえない人ほど働くための力を伸ばすことが出来ないまま「起業という選択肢があるでしょ?」と言われる無理ゲーな状況に置かれるというパラドックスがあるように感じています(笑)いや、笑えないですね・・・。

No title

ちなみにこの件の人、みんなの党ってトコの人なんですか・・・

やっぱり、
言うに事欠いて「そんな事」というように表現してしまうのは
政治にかかわりながらも就職難問題を過小にしか考えていないような印象を与えているというか・・・
今現在進行形でその問題に直面している人からしてみれば「そんな事」ではすまないわけで。
松田氏のツイートのタイムラインを少し見てみましたが身内にも就職難で苦しんでいた人がいながら・・・
政治にかかわる立場なら、むしろ精神論の前に、例えば「就職の難しい国を作ってしまって申し訳ない」というように謝ってもいい所かと思いますがどうでしょう?


それともアレですか、松田氏は実業家でありすぎたのかもしれませんね。
(少なくとも、事業の立ち上げにしましても苦労苦心されたこととは思います、努力の成果だとはしても)成功、自信・・等積み重なってくると、ややもすると目線まで高くなってしまうんでしょうか。


いわゆる、就職がうまくいかなかったら「起業すればいいじゃない」というのは
よく聞く話しですがどうなのかなあと思いますし
(氏の仰るように少ない資本金で会社のようなものをたちあげることはできても、いかんせん社会経験の乏しいところで現実的にどうなんだろう・・・「何でもやってみよう」とは言っても)、
気持ちの問題というだけで世の諸問題が解決するというんだったら
何が「みんなの党」なのか!ともなってきます(何から何まで誰かに頼りきろうというつもりなどなくても)。


今就職難にあっている人には、自殺はしなくとも
例えば有職者(特に正社員)を妬むようになっている人も相当いるんじゃないかと気も個人的にはします。
面接官の「なんで今まで就職決まってないの?(笑)、「卒業してからどうしてたの?(笑)」といった類の質問は禁止すべきではないのかとも思っています。(ハラスメント同然だ!)
申し訳ないですが時節柄にも、ストレス的な部分でこの松田氏を叩きたくなる人が少なからず出るのもある程度はわかりますね、個人的には。
その昔、自分も学校出た翌月から正社員として働けていた口ではなかったので。


就活失敗関連に限らずとも、自殺をしようとしている人がもしいたら・・・
そういう心理状態にある人に松田氏のような根性論的精神論のようなことをいっても受け付けないでしょうし
そこまでは言わないまでも、まずは「死のうなどとはするな、とりあえず生きろ」と・・。

最近ストレスで夜も眠れず、就活失敗したから自殺した人の気持ちが少し分かってきたような気がします。

成功や対価といったプラスのインセンティブが見えないと人は前に進む事ができなくなってしまう。進めなくなるまでの挫折には、人それぞれの許容量がある。

個人差が大きい問題に対して、全てを自分基準で言ってしまったのが、今回の騒動の一因ではないでしょうか。
今の日本、特に大学生には、新卒入社という道以外に進路を見つけられる人は少ないです。それは大学の教育と仕事があまりにかけ離れすぎているから。それなのにセーフティネットも見えない。だから 死 という道に進んでしまう。

加えて一部の自己責任論者のせいで、悪いことばかりの矢印が自分に向かってきます。もちろん自分を省みないのは言語道断ですが、自己責任という言葉が勝者(就活が上手くいった人)によって一人歩きしてしまっている感じが否めません。
新卒採用なんて、人間力といった抽象的な要素で恣意的に選ばれ、景気によって難易度も変わるものなのに、自己責任という言葉のせいで必要以上に自分を責め、苦しんでいる人がいるはずです。


少し愚痴が入ってしまいました。これからの学生に残さなければいけないものは、新卒入社以外にも輝かしい道があることを示すこと、まわり道をしても自分の努力が報われる世の中を創ること。おぼろげながら一生涯をかけて自分が取り組むことが見えてきたような気がしました。(若干大げさですが笑)

No title

ノブレス・オブリージュってやつですかね。
起業家・企業家ならば「実利」を掲げるのが第一ですが、
上に立つ人間ならば「実利」だけでなく「姿勢」も見せないと。

社長としては優秀なのでしょうけど、身内以外の不特定多数を動かす政治家には
不向きなのかもしれません。カリスマ性に欠けますね。

Re: No title

> L_z_m_i さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

次の記事の内容と関連しますが、どういう文脈で「そんな事」と言ったかを把握することが大事だと思います。松田さんのツイートをいくつか見て「就活に失敗したからってそれがどうした』という前向きな気持ちでいるのが良いんじゃない?」という意味で「そんな事」と言ったのだと僕は受け取ったので、松田さんに対して悪いイメージをそれほど持ちませんでした。もっとも「起業すればいい」には「この人政治家として大丈夫かな?」と少なからず思ったことは否めません。


そして、仮に松田さんが「気持ちの問題というだけで世の諸問題が解決する」と考えているのなら、それには反対です。ただ、松田さんが気持ちの問題「だけ」が大事と考えているかは松田さんのツイートからは読み取れなかったので、それに関しては特に何か言うことは出来ません。

Re: タイトルなし

> toyaさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>個人差が大きい問題に対して、全てを自分基準で言ってしまったのが、今回の騒動の一因ではないでしょうか。

松田さんを擁護しすぎて自分でも気持ち悪くなってきましたが(笑)、これは松田さんの最初のツイート(そんな事で自殺したら駄目だよ。就活がうまくいかなければ、起業でも何でもしてみよう。死ぬ気になれば何でも出来るはず)だけが過剰に取り上げられた+松田さんのその後のツイートの内容を踏まえないで悪意的に解釈されたことが騒動の原因だと僕は思っています。松田さんは一応「個人の問題で片付けてはならないと思いますが」との指摘に対して「誰もそんな事は言ってません。経済を再生し雇用を増やす為に日々動いています」とも言っている。松田さんを批判するなら「就職難の問題を個人の責任に押し付ける気か!」ではなく「口だけではなく、新卒偏重の雇用慣行+既卒になったら著しく就職が不利になる社会をどうにかしてくれ!」というものの方が適している気がします。


>これからの学生に残さなければいけないものは、新卒入社以外にも輝かしい道があることを示すこと

この点については、次の記事で取り上げた「就活だるだる????」が参考になるかもしれません。

Re: No title

> 名無しさん さん

はじめまして、コメント有難うございます。

記事やコメントで書いてきたように僕はそれほど松田さんを非難しない立場ですが、それでも「就活がうまくいかなければ、起業でも何でもしてみよう」という言葉からはノブレス・オブリージュが欠けていると判断しても無理は無いと思います。

No title

松田さんに一票入れた者です。

感情論といいますか、今上天皇の件でもそうでしたけれど
政治家というものはある程度は人心を読まねばなりません。
なぜなら心に余裕が無く感情的になってしまう民も少なからずおるからです。
これが最初のツイートだけが取り上げられてしまう原因です。

正論のみで人は動きません。
国政に携わるものは少なからずそういった事は
政策をスムーズに進めていくためにも注視せねばなりません。

精神論の経営者の言葉で果たしてどれだけの人を導けるか。
もう経営者じゃないんです。
気持ちの問題をおざなりにして仕事だけ進めればいい立場ではありません。
両方真剣にやらなきゃいけない。

「そんな事で」や「死ぬ気になれば何でもできる」というのは
追い詰められている人間に言ってはいけない言葉として常識的なものです。

こういった心に余裕が無く、感情的になる人間は悪である。とすることは
大変簡単なのですがそれで自殺者が減るわけではないですね。
むしろ増えるかもしれません。

一番最初にこれを持ってきた時点で落第点です。
後からあとから言葉を付け足してみても
伝えられることも伝わらないのであれば折角、真意としては有意義な事を言っているのに
勿体無いこと極まりない。損なのです。

松田さんの仰る事は正論です。が
ただそれならもっと良い言い方がありました。

日頃から問題解決をするために活動しておられるわけですから
それと合わせて、一番最初の時点から、
「経済発展をさせて雇用を創出するために日々活動している。だから諦めずに、あなた方を必要としている企業は必ずあるし、他の道だってある。」とでも言うべきでした。

こうした方がより多くの方に伝わり、その後のツイートも見て貰えただろうと考えます。

もう、言ってしまったものはどうしようもありませんので
後は活動を以って答えていくしかないわけなんですが。

Re: No title

> TK さん

はじめまして、コメント有難うございます。

記事にも書きましたが、僕も松田さんの言葉の選び方はまずかったと思っています。松田さんが、自分の言葉が人からどのように受け取られるかについて想像力が足りなかったのは明らかです。「政治家というものはある程度は人心を読まねばなりません」というTKさんの言葉には同意いたします。


>心に余裕が無く感情的になってしまう民も少なからずおるからです。

これに関しては、本当に自殺を考えた人が感情的になるのは分かるのですが、ツイートを見る限り、普段自殺についてそれほど考えていない人が「自殺を考えるに至ってしまった人の気持ちを考えろ!」と言っているように思えたので、僕は違和感を覚えました。これは真に自殺を考えた人の気持ちを考えるためではなく、単に自分の正義を振りかざしたいだけだと感じたからです。話としては、遺族でもなんでもない人が「なんで死刑にしないんだ!遺族の気持ちを考えろ!」と言うのと似たようなものに思えました。そのような姿勢は良くないと僕は思う・・・という気持ちで最終段落を書きました。

人格批判

就活するとき、何を基準に何を希望、期待して企業選択されるのでしょうか。
昨今、就職難といわれる時代にあって、新卒者の離職率が高い理由は何なんでしょうか。

内定をもらえない=人格批判と捉えるのはなぜなのでしょうか。
どこにいっても少ないパイを巡っての内定争いですから、人格云々の世界ではないはずです。
そして、本当に人格批判と感じさせる企業ならばやめた方が良いです。内定をもらわなくて
良かったと思います。

就活ではご自身を売り込む必要がありますが、何をウリにされているのでしょうか。
そのウリを磨き極めていけば、就職という選択肢だけではなく、起業という選択肢も
生まれてくるとおもいます。

お金がない、というのは言い訳に過ぎないというのは真実です。
なぜならば、お金は作る事が出来るからです。
本当にお金をつくる努力を一度でもしたことがあるのでしょうか。


嘆く場は必要だと思います。
でも、そこに立ち止まっていては落ちていくのが目に見えています。
否定したい気持ちもわかります。
でも、難しかろうが、何だろうが
視点を切り替えるしか無いと思います。

個人事業主でも、フリーランスでも、自分の持ち味を活かす方向も
視野に入れていかなければ、本当にもったいない。



Re: 人格批判

> milkul さん

はじめまして、コメント有難うございます。

>内定をもらえない=人格批判と捉えるのはなぜなのでしょうか。
どこにいっても少ないパイを巡っての内定争いですから、人格云々の世界ではないはずです。
そして、本当に人格批判と感じさせる企業ならばやめた方が良いです。

これについては、「人物重視」という言葉が表しているように、現在の企業の選考は能力よりも人柄を見る傾向が強いために、「内定をもらえない=人格批判」と受け取る就活生が出てくるのです。

milkulさんの仰ることは全体的に正論だと僕は感じましたが、一方でその正論を重く感じる人も多くいるのだと思いますし、だからこそ松田さんへのバッシングが凄いことになったのでしょう。

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Re: No title

> 非公開コメントをくださった方へ

はじめまして、コメント有難うございます。

今調べたところ、少なくとも、松田さんの「そんな事で自殺したら駄目だよ。就活がうまくいかなければ、起業でも何でもしてみよう。死ぬ気になれば何でも出来るはず」というツイートは消えてなかったですよ。まぁ、ツイートが消えていなくても、松田さんのあのツイートは言葉の選択を誤ったものと評価するのが妥当ですが。
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