スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

若者が自己実現に走るのは、若者だけでなく、現在の「シューカツ」にも原因があるのではないか

以前書いた「理想と現実のギャップに悩む若手社員が面倒くさいなら、企業は就活生に"入社後にやりたい仕事は何ですか?"といったことを聞くのを止めたらどうか」という記事に関連すると思われるツイートをこの間目にした。
僕は常見陽平さんの著書を結構買っているほうだと思うが、この「"キャリアアップ"のバカヤロー」は持っていなかったので、常見さんがこのような主張をしていることを初めて知った。


このツイート(正確には、常見さんの記述)を見ると、相変わらず「若者は勝手に"自分のやりたいこと"を見つけて、自己実現に走ろうとする」との構図の存在を広めようとする態度が感じ取れる。それに対して僕は、若者が「自己実現」に走る背景には、シューカツにおいて企業から「君は仕事を通じて何をしたいんだ!」ということを考えることを求められてきたという事情が相当介在していると思っている。


大体、常見さんも「私は何度も"やりたいこと"に踊らされて、路頭に迷う若者を見てきた」と言いながら、最近「就活の栞」というサイトに掲載された「優等生が陥りがちな就活のワナ!内定式までに間に合う就活再起動法」という記事では次のように述べている。

先日、実践女子大学の教え子から、相談のメールがきました。

「就活が上手くいっていない。相談にのって欲しいです」

さっそく、時間をつくって面談しました。
(中略)
彼女の就活はこれまで上手くいっていなかったのか?まったくダメだったのか?
実はそんなことはありませんでした。

むしろ、エントリーシートはかなりの確率で通りますし、SPIなどで落とされることもあまりないようです。
面接も2次面接どころか、最終面接までいきます。
でも、内定に至らないのです。

なぜでしょうか?

履歴書を見て、話を聞いて、納得したのは...。
「彼女を採用する決め手がない」ことでした。

一見すると、彼女の履歴書は完璧です。
文字も綺麗を通り越して、しっかりしているという感じ。内容も具体的でした。

ただ...。

その企業に対する熱が感じられなかったのですね。
よく読むと志望動機に具体性と、熱がありませんでした。
他の部分もよくできているのですが、その企業を意識したものにはなっていませんでしたね。
実際、企業の人事からも「何がやりたいのかわからない」「本気かどうかがわからない」というコメントをもらっていたそうです。

これを読んだ人は、「結局"やりたいこと"に踊らされないと、企業から熱意がないと評価されてしまうのか」と受け取るのではないか。皮肉だが、自己実現に走る若者を批判する常見さんも、案外そのような風潮の生成に関与しているのかもしれない。どうでも良いけれど、「文字も綺麗を通り越して、しっかりしているという感じ。内容も具体的でした」とコメントしたすぐ後に「よく読むと志望動機に具体性と、熱がありませんでした」という記述があるのは一体どういうことなのか・・・。具体性があったのか無かったのか、よく分からない(勿論、最終的には「無かった」ということなんだろうけど、最初に「具体的」と感じたからにはそれなりに具体性もあったはずなのだが・・・。どんな内容のエントリーシートだったんでしょうね)。


勿論、現在の就活を乗り切るための戦略として「エントリーシートを書いたり、志望動機を述べたりする際には、応募先の企業のことを意識するべきだ」とのアドバイスをすることは分かる。しかし、「私は何度も"やりたいこと"に踊らされて、路頭に迷う若者を見てきた」と述べる常見さんがすべきことは女子大生の課題を指摘するよりも、むしろ「入社後にやりたいこと」を深く聞いてくる企業に対してミンティアのCMのごとく「志望動機なんてお前が入る時あったのかよ!」と突っ込むことではないか。しかも、常見さんは著書「くたばれ!就職氷河期」において「(企業は)あえて志望動機を聞かないのも有効なのではないだろうか」、「一度も働いたことの無い学生に、限られた情報で志望動機を言えと言うのも傲慢なのではないだろうか」と述べているので、一層そう思う。でも就活の栞の記事を見ると、常見さんは志望動機の存在を大事に思っていそうだし・・・。どうも、主張が一貫していないように僕には思えて、それが気持ち悪い。


僕の考えでは、企業は別に若者に対して「自己実現に走るな!」というメッセージを発してもそれは全く問題ないと思う。会社は別に、社員の自己実現のために存在する場ではないので。しかしそれだったら、企業は面接にて、志望動機とか「入社後にやりたい仕事は何ですか?」といったことを深く問い詰めないようにした方が良いと思う。ある方がコメント欄で、「(企業は)理想を語らないと採用せず、いざその理想を志向すると冷や水をぶっ掛けるというのはどうかと思います」と仰っていたけれど、本当にその通りだ。入社後に自己実現に走ろうとする社員が不要ならば、入社前の採用試験の段階で「~な仕事がしたいという熱意」を最初から語らせなければそれで済む話。入社後にさほど必要ではない、むしろ有害となる要素を持っているかどうかを採用試験において重視するのは非常に無駄だと思う。


若者が自己実現に走るのは、若者だけでなく、現在の「シューカツ」にも原因があるとの考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

若者にどうしろと

ああしたいこうしたいああなりたいこうなりたい、と言うのがいけないというんであれば
やれ人間力だスキルアップだキャリアアップだというのは何なんでしょうね?
そもそも面接どころかせいぜい身元さえわかれば十分じゃないのってことになるんじゃないかと。









No title

「会社に入ってやりたいことはなんですかと散々聞かれるけど、実際にはジョブローテーションがありやりたいことなどほとんどできない」という主張をどこかで見たのを思い出しました。
確かに熱意は大切ですが、どうせ叶わない夢を信じ込むことが強いられている部分があると思いますね。現実的な意見を言えば「つまらない人間」として切り捨てられるので、この流れに乗っていかないといけない部分はあるのかもしれませんが。

No title

就活生は、何をどうしても批判されるように思えてしまう内容ですね。

これは極めて稀な例ではあると思いますが、「入社したら何をしたいか?」の答えを求める企業はあると思います。某元・編集者は入社面接で「○○のような雑誌を作りたいです」と答えたところ、丁度この企業がこれから作ろうと考えていた雑誌と一致したので、採用に至ったという話があります。

常に新しい何かを生み続けれなければならないような仕事であれば、こういう質問もありなのかなと思いますが、「夢を持て」と言いつつ、夢を見れば「現実を見ろ」と言われるという、無限ループのような矛盾した事象なのかなと思います。

つくづく、就活コンサルタントってなんなんだ?と思わせます。

似た経験ありますよ(汗)

「入社したら何をしたいか?」

こう聞かれて、説明会程度の資料でどう答えたら良いか・・・
エントリーシートでめちゃくちゃ聞かれました。

方向性が明確な学生=戦力となる可能性
とでも考えているのでしょうか?
それなら、人事側としては選考で絞り込むのが
楽になるのでしょう。

このようなエントリーシートもそうですが、履歴書
の誤字脱字があった程度で、その人の何がわかるのか、

適当と楽で安易な行為が入社後のミスマッチを呼ぶのが
なぜ老害どもは分からないのか疑問です。

入社後のミスマッチより書類選考している時に楽することの方が
重要なのでしょうか?

すみません。また、愚痴になりました。

Re: 若者にどうしろと

> L_z_m_i さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>若者にどうしろと

残念ですが、若者がどんな行動をとっても、それに対して何かしら理由を付けて批判を浴びせる人は絶えないと思います・・・。

Re: No title

> 文転就活生さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>確かに熱意は大切ですが、どうせ叶わない夢を信じ込むことが強いられている部分があると思いますね。

就活生に夢を持たせることで、「夢の見つけ方」、「自分の夢を面接官に表現する方法」などを売り込んで食べていこうとする人もそこそこいるでしょうから、多分この流れは当分変わらないような気がします。それじゃ、まずいんですけども・・・。

Re: No title

>けいすけさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>これは極めて稀な例ではあると思いますが、「入社したら何をしたいか?」の答えを求める企業はあると思います。某元・編集者は入社面接で「○○のような雑誌を作りたいです」と答えたところ、丁度この企業がこれから作ろうと考えていた雑誌と一致したので、採用に至ったという話があります。

それで、実際に希望したジャンルの雑誌作りに携われるならば非常に素晴らしい事例だと思います。応募者の希望は叶い、企業からしても企業に必要な人材を採用できていますから。あくまでも批判すべきは「"夢を持て"と言いつつ、夢を見れば"現実を見ろ"と言われるという、無限ループ」です。

Re: 似た経験ありますよ(汗)

> PIROさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>方向性が明確な学生=戦力となる可能性とでも考えているのでしょうか?

「志望動機を語れること」と「仕事が出来ること」の関係はどれだけあるのだろうか。

>エントリーシートもそうですが、履歴書の誤字脱字があった程度で、その人の何がわかるのか

これについては、応募者の注意力を測れるのではないかと。書類を出す前にちゃんと誤字脱字の有無を確認しているのかという。ただ、手書きのエントリーシートだと、些細なミスで全て書き直しという大変非効率なことに取り組まないといけなくなりますから、なるべくPC作成の履歴書を認めるところが多くなればと思っています。

要求の最高位

確か自己実現とは-。
生命維持の為の、1次的欲求。
(社会的に)認められたいという、2次的欲求。
その上で、自分自身の能力を最大限発揮出来て、幸せをも感じるレベルが、自己実現だったと、学校で嫌々習った記憶があります。


働く意義が、今はパンの為だけになり、自己実現出来る仕事・または、それに近い仕事をされている方(自己満足ではありません)は、ごく少数になってしまっています。

当然、報酬を得るのに、顧客満足度・顧客の自己実現も同時に満たすのが、仕事上では必要です。


それこそが我が國の問題であり、経済停滞の要因のひとつです。
もちろん、求職者に対する企業の問題でもあります。

採用面接で、求職者にどんな仕事をしたいですか?なんてヌカすのなら、求職者が、自社でどう活躍して欲しいか、その為に用意された企業のフォロー体制はどんなものかを、面接担当が熱く語るべきです。


☆自己実現に走る…の、「自己実現」は、ここでは、やりたい事といった意味に用いられている気がします。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

こんにちは。

この問題も、日本の「正社員」というポジションの特殊性に起因する気がします。

たいていどこの国でも、就職するということは、
組織の一員となり、歯車のひとつとなることでしょう。

しかし、日本の「正社員」においては歯車に留まることが許されず、
「自ら考えろ」、「自分から動け」などと、
いち労働者にも、経営者・管理者としての感覚が要求されますからね。。。

このような背景があり、
若者に、過剰な「考える」ことを要求して、
露頭に迷わせていると私も思いました。

今回の記事は百パーセント同意します。付け加える言葉はありません。
常見さんって矛盾しているというより、就活生向けの媒体と、それ以外の人も見る媒体で意見を使い分けてるのかも。

No title

私も今回の記事に同意です。
また、志望動機や自己実現等の質問が重視されるという事が、特定の企業や団体に就活生が異常に殺到するという要因の1つになっているように思えます。
情報公開が少ない企業では、志望動機や入社後の事に関する質問も答えにくいですし。
これが、こういった質問をするのが大企業だけで、中小企業があまり深く面接でこういった質問を聞いてこなければ良いのですが、中小企業もミスマッチや早期離職を避けるためか、志望動機等を深く聞いてくるという印象があります。

勿論、企業の方もその他の点で判断する事が難しいためにそうなっているのかもしれませんが。

しかし、今回紹介されている常見さんの記事の最後の方に

3.丁寧に受ける
内定が出ないと、焦ってしまい、一社一社が雑になりがちです。
丁寧にいきましょう。
特に志望動機などが一般論にならないように...。

4.求人を常に開拓し、週3社受ける
就職ナビにもまだ募集中の企業がありますが、キャリアセンターにくるスポットの求人も大事にしていきましょう。
大手の追加募集などが、自分の大学だけにこっそりくることも。

とありますが、これって結局どうすれば良いってことなんですかね……
週3社も特別な志望動機が捻り出せる企業に出会えるとは到底思えませんし。
一社一社丁寧に受けるという事と、求人を常に探すという事には納得できますが……

No title

中途採用でも新卒でも
志望動機なんて生活の為が大半だと思いますが
建前でも立派な動機を求められるのはつらいです

それは平気でうそをつけるようになる練習みたいな気がしてしまいます。

どなたかのコメントのとおり、志望動機を体現すれば
干されることの方が多いですから

No title

一つ気になったけど

>「やりたいこと」をやったところで、周りはお金を払う気になるだろうか?「やりたいこと」はあなたに向いていることなのだろうか?私は何度も「やりたいこと」に踊らされて、路頭に迷う若者を見てきた。

件の本は持ってないから何とも言いようがないけど、これって企業でこういうことしたいというよりかは
音楽や芸術でプロとしてやっていきたいみたいな、夢見的な「やりたいこと」じゃないかなあ。

>周りはお金を払う気になるだろうか?
企業が従業員に給与を支払うことを指してるのか?

>「やりたいこと」に踊らされて、路頭に迷う若者
就職活動で「やりたいこと」アピールをしたばっかりに内定を貰えなかった若者を指してるのか?

ただ企業も「やりたいこと」のタテマエを本気で崩す姿勢があるのなら、採用形態に反映すべきだとは思うんだけども

理想はいい。熱意もいい。

自己実現の欲求がある人は確かに有能だ。
社会貢献の理想を持つ人は確かに勤勉だ。
こういう性質の求職者を企業が欲しがるのは分かる。
一見、理に適っている方針だ。

しかし、たかが非力な一個人、たかが非力な一企業。
世の中を本気で良くしたいと思えば、乗り越えるべき壁は余りに高い。
一人の人間の自己実現も、企業が口出しできるほど軽いものでは無い。
この程度の事実は現実主義者なら誰でも知っている。
現実主義者は理想を心に秘めていたとしても、熱意を込めては語らない。

現実に目を閉ざさないまま理想を熱く語れるのは、理想を現実にできる天才だけだ。


大言壮語は胸にしまおう。そして小さな現実行動を讃えよう。
平凡な企業も社会人も社会の一隅を照らしていれば立派だ。
「やりたいこと」を捨てる必要はない。理想は誰に語らなくてもいい。
胸の内で燃やしていればそのうち力になる。

Re: 要求の最高位

> 『うたって・ゴー』さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>働く意義が、今はパンの為だけになり、自己実現出来る仕事・または、それに近い仕事をされている方(自己満足ではありません)は、ごく少数になってしまっています。

この点「仕事に自己実現を求めるのは贅沢だ」という意見もあって、僕も概ねそれに同意です。ただ、それならば「私は会社で~なことをしたいんです!」という思いを就活生が持ちやすい、現在の就活のあり方を変えるべきだと思っています。

Re: No title

> 非公開コメントをくださった方へ

はじめまして、コメント有難うございます。毎日記事を読んでくださっているとの事、大変嬉しく思います。

>就職課の人たちは皆やりたいこと、なりたい自分を追及しろと言います。選考で結果が出ないと、本当に自分に合っているの?やりたいことなの?

ここにもまた、若者に「自己実現」を目指せとそそのかす大人の声が・・・。それに対して、「今の就職課の仕事は、本当にあなたが学生時代にやりたいと思ったことなのですか?」と返してやりたいところ(笑)

宜しければ、今後ともブログの記事を読んでいただけると嬉しいです。

Re: No title

> 金兵衛さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

>たいていどこの国でも、就職するということは、
組織の一員となり、歯車のひとつとなることでしょう。

しかし、日本の「正社員」においては歯車に留まることが許されず、
「自ら考えろ」、「自分から動け」などと、
いち労働者にも、経営者・管理者としての感覚が要求されますからね。。。

これと同じようなことを、労働法が専門の濱口桂一郎先生が仰っていましたよ。このような事情が就活を歪めていると言えるのかもしれませんね・・・。

Re: タイトルなし

> takeshi さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>今回の記事は百パーセント同意します。付け加える言葉はありません。

有難うございます!

>常見さんって矛盾しているというより、就活生向けの媒体と、それ以外の人も見る媒体で意見を使い分けてるのかも。

僕もそう思っているのですが、僕にはそれがすごくいい加減な姿勢に見えます(笑)他の論者からは、賛成できるか否かは置いておいて「こんな主張をしているんだな」という信念のようなものが読み取れるのですが、常見さんからはそれが感じ取れないです・・・。

Re: No title

> 11卒業務未経験無職 さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>志望動機や自己実現等の質問が重視されるという事が、特定の企業や団体に就活生が異常に殺到するという要因の1つになっているように思えます。情報公開が少ない企業では、志望動機や入社後の事に関する質問も答えにくいですし。

確かに仰るとおりかもしれません。「大手病」と「企業の情報公開の充実度」の因果関係が見えてきたような気がします。

>しかし、今回紹介されている常見さんの記事の最後の方に ・・・

常見さんのアドバイスに対する疑問ももっともだと思います。多分常見さんは、単に勢いで色々言ってみただけなんじゃないでしょうか(笑)

Re: No title

> スクラップビルド さん

はじめまして、コメント有難うございます。

>それは平気でうそをつけるようになる練習みたいな気がしてしまいます。

面接官からしても「志望動機を聞くのは茶番だってこっちも分かっているけど、とりあえずその茶番は乗り切れよ!」という感覚なのかもしれませんね・・・。

余談ですが、スクラップビルドさんのブログ面白いですね(笑)

Re: No title

> のさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。僕も著書を持っているわけではないので、以下の記述は推測であることをお許しいただきたいと思いますが・・・。

>>「やりたいこと」をやったところで、周りはお金を払う気になるだろうか?「やりたいこと」はあなたに向いていることなのだろうか?私は何度も「やりたいこと」に踊らされて、路頭に迷う若者を見てきた。
件の本は持ってないから何とも言いようがないけど、これって企業でこういうことしたいというよりかは
音楽や芸術でプロとしてやっていきたいみたいな、夢見的な「やりたいこと」じゃないかなあ。


これに関しては、「企業でこういうことしたい」という文脈であると思います。というのも、少し調べたところ、常見さんはサラリーマンに対して

やりたい仕事ですか? 結構なことですが、それはあなたに向いていることでしょうか? やりたい衝動だけで生きるのは青春時代に卒業しましょうよ。ある程度の大きさの会社だったら、やはり異動や役割変更などにより、社内で見つかるかもしれません(http://careerzine.jp/article/detail/1669)。

と言っていますので。

>ただ企業も「やりたいこと」のタテマエを本気で崩す姿勢があるのなら、採用形態に反映すべきだとは思うんだけども

その通りです。今回の僕の記事を一文で要約するなら、このような文になりそうです。

求めるのでは

管理人様。
仕事に「自己実現」を求めるのではなく、会社が!社員が「自己実現」出来る環境を整えるのです!
社員の「潜在能力迄を」引き出す事、皆様のコメントの、「歯車の一部」との違いに類似します。

保身主義で忘れ物をしているのです。いじめの大問題になっている大津市皇子山中学関連の教職員も。

Re: 理想はいい。熱意もいい。

> ムツゴロウ さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

>大言壮語は胸にしまおう。そして小さな現実行動を讃えよう。平凡な企業も社会人も社会の一隅を照らしていれば立派だ。

本当にその通りだと思います。ましてや、まだ働いていない就活生に、面接にてそんな大言壮語を語らせるのが当たり前になっている現在の就活はおかしいはずです。

>「やりたいこと」を捨てる必要はない。理想は誰に語らなくてもいい。胸の内で燃やしていればそのうち力になる。

これも良い言葉ですね。

Re: 求めるのでは

>『うたって・ゴー』 さん

こんばんは、またまたコメント有難うございます。

>会社が!社員が「自己実現」出来る環境を整えるのです!

そういう環境が整っていると良いですよね。少なくとも、全く本人が希望していない業務に従事させるようなことはなるべく無いほうが良い。自殺したワタミの女性社員が精神的に苦しんでいた理由の一つは、「不慣れな」調理業務に従事していたことですから。

僕から言わせれば「仕事で自己実現」なんて言う人間こそが甘えてるんじゃないかと思います。


自分の成長に直結するような仕事なんてそうそう見つかるものじゃないし、自分のためになる仕事はやるけどそれ以外はやらないというような人に仕事を任せようとは思わないです。


どんなにやりたい事ができる仕事でもそれが100%できるなんてこの世界じゃほとんど0に等しいです。


それなら「仕事」はあくまで「仕事」、それ以上でも以下でもないという風に割り切っていれば自分にふさわしい仕事が自然と見つかってくるのではと思います。

Re: タイトルなし

> 雨宮さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>僕から言わせれば「仕事で自己実現」なんて言う人間こそが甘えてるんじゃないかと思います。

それはそうなんですけど、「仕事で自己実現」という思いを抱く人が発生する背景に、「私が仕事でやりたいことは何か?」と考えることを余儀なくされる現在の就活があるのではないか・・・というのが今回の記事で言いたかったことです。

No title

遅ればせながらブログ主さんこそ返信どうもー。
わざわざ調べてもらって恐縮

>やりたい仕事ですか? 結構なことですが、それはあなたに向いていることでしょうか? やりたい衝動だけで生きるのは青春時代に卒業しましょうよ。ある程度の大きさの会社だったら、やはり異動や役割変更などにより、社内で見つかるかもしれません(http://careerzine.jp/article/detail/1669)。

やっぱりこっちなのかなー。
ただ今働いてる社会人(転職)の論理を就活生に当てはめるのなら新卒一括就活を肯定してるのって変じゃね?
まあすべては常見本人のみぞ知ることだろうけど、なんとなく歯切れの悪さを感じるんだよなあ

Re: No title

> のさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>まあすべては常見本人のみぞ知ることだろうけど、なんとなく歯切れの悪さを感じるんだよなあ

仰るとおりだと思います。僕が常見さんを批判することが多いのは、結局のところ彼の主張が適当なものに思えて、イライラするからです(笑)

現在卒論を書いてる四年生です
確か本田先生の大卒就職の社会学の中にもありましたがやりたいことを明確にしすぎた学生の方が自己に対する指向性が加熱された結果、ミスマッチが生じやすくなるため離職率がたかいらしいですね。

Re: タイトルなし

> 現在卒論を書いてる四年生です というコメントをくださった方へ

はじめまして、コメント有難うございます。

>確か本田先生の大卒就職の社会学の中にもありましたがやりたいことを明確にしすぎた学生の方が自己に対する指向性が加熱された結果、ミスマッチが生じやすくなるため離職率がたかいらしいですね。

「大卒就職の社会学」、高いので未だに買ってないんですよ(笑)読んでらっしゃるなんてすごいですね!「やりたいことを明確にしすぎた学生の方が自己に対する指向性が加熱された結果、ミスマッチが生じやすくなるため離職率がたかい」という議論は、確か「就活エリートの迷走」という本でもなされていたと記憶しています。僕自身は「理想と現実のギャップに悩む若手社員が面倒くさいなら、企業は就活生に"入社後にやりたい仕事は何ですか?"といったことを聞くのを止めたらどうか」という記事(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-244.html)に書きましたので、もし宜しければそちらも併せてお読みください。
main_line
main_line
ブログランキング
おかげさまで、ブログ村の「就職バイトブログ」のカテゴリで「1位」を取ることが出来ました。この場を借りて、お礼を申し上げます。これからも記事を多くの人に読んでいただけたらと思いますので、もし宜しければ、今後ともランキングへのご協力を宜しくお願いいたします。
RSSリンクの表示
follow us in feedly 
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
FC2カウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
プロフィール

lingmu

Author:lingmu
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。