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「現在の大企業中心の社会構造が変わっていくと言うことは間違いない」VS「いい加減なカタチで企業社会を批判するのはやめなさい」

ダイヤモンドオンラインで「"ノマド"ってどうよ?~賛否両論から"働く"を考える~」という連載が始まった。第1回はジャーナリストの佐々木俊尚さんを迎えて、ノマド賛否両論が入り混じる現在の状況を佐々木さんがどのように感じているのか、恐らく今後社会構造が変化していく中で個人はどのように行動したら良いのかなどをインタビュアーが聞き出そうとしていた(http://diamond.jp/articles/-/22028?page=5)。


このインタビューで特に印象に残ったのは、佐々木さんの次の発言だった。

なぜ一部の若者が大企業を辞めたり、成長もしない社会起業系の小さなビジネスをやったりしているかと言うと、これは明らかに危機感の表れ。脱サラは確かにかっこいいかもしれません。でも、起業するモチベーションとしては、かっこいいことをやりたい、といった短絡的な理由ではなく、10年後、20年後の生活設計を考えることを自分なりにやっているわけですよね

僕は若手起業家について全くといって良いほど詳しくなく、佐々木さんの言う「成長もしない社会起業系の小さなビジネス」をやっている若者の具体例が誰も浮かんでこない。しかし、特に若者が「将来がどうなるかなんて、誰も明確に予想できない。"大企業に入れば安泰"という時代は終わった」という言説のシャワーに晒されている傾向が強い現在、会社に頼らず生計を立てていく手段を確立しようと考える若者が一定数いてもおかしくないだろうなというイメージはあるので、佐々木さんのこの発言がそんなに間違っているとは今のところ思っていない。佐々木さん自身も「今の大企業中心の社会がこれから50年ぐらい続くかもしれない。そう判断するのであればこれまでのように就職して一生会社で働き続けるのが良いと思います。しかし、今のような時代、先なんて誰も予測はできない」、「現在の大企業中心の社会構造が変わっていくと言うことは間違いない」との認識を示している。


僕の感覚では、このような認識を強く表明している論者として瀧本哲史さんが思い浮かぶ。瀧本さんがノマドを推奨しているかどうかは知らないが、著書「武器としての決断思考」では「いまや大企業に入ったからといって"一生安泰"ということはありえません」と述べているし、著書「僕は君たちに武器を配りたい」では自分を他と交換可能な歯車化、即ちコモディティ化することに警鐘を鳴らし、交換不可能な人材「スペシャリティ」を目指す必要性を説いている。瀧本さんはインタビューでも、これら2冊に「組織なんてあてにならない、自分の頭で考えて生き抜け」というメッセージを込めた事を明かしている(http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111021/288163/?ST=career&P=3)。


その一方で、「現在の組織のあり方は、近いうちに変わるはず」、「現在の組織はもうダメだ。組織に頼らず自分の力で生きていくしかない」というメッセージを安易だと切り捨てる人もいる。佐々木さんのインタビューに対して常見陽平さんが次のようにつぶやいている。
「いい加減なカタチで企業社会を批判するのはやめなさい」という記述からすると、多分常見さんは瀧本さんの主張も嫌ってそうだけど・・・、どうなんだろうか。常見さんのツイートに対しては、「なんでそんなに"ノマド礼賛論"に噛み付いているんだろう?(そもそも、「ノマド礼賛論」ってそんなに社会に流通しているか?という疑問もあり)」とか「常見さんって、そんなに自分の発言に責任を持っている人だったっけ?(常見さんの講演やトークショーに足を運んだことのある採用担当の方が、常見さんが“ゆとり世代 = バカ”というレッテル貼りをしていたとブログにコメントしてくださった http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-200.html)」といったことを思ったが・・・。その一方で常見さんもノマドの件に関してダイヤモンド社から取材を受けたということで、その内容には目を通してみたいと思っている。


それはやはり、現在は「現在の組織のあり方は、近いうちに変わるはず」、「現在の組織はもうダメだ。組織に頼らず自分の力で生きていくしかない」という現状を批判する方向性のメッセージが圧倒的に流通しているので、それに対する批判があるならば目にしてみたいと思うからだ。「日本の現状は、ノマドとか有識者が貶めているほど危機的な状況ではない!」という意見も出てくれば、それはそれで面白い。加えて、「将来どうなるか分からないから・・・」という言葉は多かれ少なかれ若者を不安にさせたり、あるいは危機感を抱かせることが出来るがゆえに、こうした言葉をキャッチコピーに掲げて下らないセミナーを開いて金儲けに走る人が出てきてもおかしくないため、そうしたセミナーを撲滅するためにも適切な現状認識を若者だけでなく社会全体に届けることには意義があると思っている。そんな訳で、常見さんの主張を鵜呑みにするというわけではないが、インタビューの掲載は楽しみにしている。

現在は「現在の組織のあり方は、近いうちに変わるはず」、「現在の組織はもうダメだ。組織に頼らず自分の力で生きていくしかない」という現状を批判する方向性のメッセージが圧倒的に流通しているので、それに対する批判があるならば目にしてみたいとの考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。また近日、今までの記事とは少し趣向を変えた記事をアップするので良かったらそれも読んで頂けると嬉しいです。
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確かに常見氏の発言に責任感はないですよね。人によって意見変わりますしね。後、POWER TO THE PEOPLEとか言った矢先に愚民とかゆう言葉がでて笑いました。あんた本音では大衆とか嫌いやろ、と。
それでノマドですが正直どうでもいいんですよね。
選択肢としてはアリだと思う。それにそれを選ぶ人なんて一握りだろうし。
常見さんはノマドがフリーターを煽ってロスジェネになった人の二の舞になる事を心配しておられるんでしょう。

Re: タイトルなし

> takeshi さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>それでノマドですが正直どうでもいいんですよね。選択肢としてはアリだと思う。それにそれを選ぶ人なんて一握りだろうし

ぶっちゃけ殆どの若者はこのような認識で、「ノマド礼賛で若者が踊らされている!」と主張する論者は、無理やり火の無いところに煙を立てようとしているのだと僕は思っています。僕はお気に入りに入れているのですが、次のようにつぶやいている人もいました。

「基本、ノマド、ノマド、言ってる人の多くはオッサン。持ち上げるも、批判するも。二十代は淡々として、そんなスタイルに幻想は抱いていない」

既卒の金の苦労も知らない大学院生&非常勤講師の常見教に洗脳か。お前も偉そうするな(*`Д´)ノ!!!

Re: タイトルなし

> 既卒の金の苦労も知らない大学院生&非常勤講師の常見教に洗脳か。お前も偉そうするな(*`Д´)ノ!!!というコメントをくださった方へ

はじめまして、コメント有難うございます。

>既卒の金の苦労も知らない大学院生&非常勤講師の常見教に洗脳か

僕、常見さんのことはそんなに好きじゃなく、非常に胡散臭い人だなと思っているんですけど・・・。記事本文でも「常見さんって、そんなに自分の発言に責任を持っている人だったっけ?」って言ってますし。「"日本の現状は、ノマドとか有識者が貶めているほど危機的な状況ではない!"という意見も出てくれば、それはそれで面白い」という記述などから僕が常見教に洗脳されていると考えるのは飛躍のしすぎです。

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