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普段の僕「日本人はもっと"失敗"に寛容であるべき(キリッ」・・・五輪サッカー 日本VSホンジュラス観戦時の僕「ニュージーランド戦でミスをした村松、後半のキックオフでミスをした杉本を早く下げろー!」

久しぶりに通常の記事を書きます。この度はブログの炎上により見苦しい記事、コメント欄をお見せしてしまったにも関わらず多くの方が温かいコメントを下さり、とても勇気付けられました。本当に有難うございました。今日の記事は、炎上前に書いた、「なぜ"日本人"はイノベーションを起こせないのか」ではなく「なぜ"私"はイノベーションを起こせないのか」という問題設定のほうが良いのではという記事の続きだと思ってください。それでは、始めます。


「なぜ"日本人"はイノベーションを起こせないのか」ではなく「なぜ"私"はイノベーションを起こせないのか」という問題設定のほうが良いのでは、という記事では、日本でイノベーションが起きにくい理由を環境に求めるのではなく議論に参加している個人の姿勢に求めることで、より問題の所在がクリアになるのではないかとの問題提起をした。それに対して、「ななみ」さんが「問題は個々人の責任を追及して済む訳ではなく、日本社会全体の問題だと思います」とコメントをして下さっていて、それはその通りだと思った。「日本社会全体の問題」と聞いてどのようなことを思い浮かべるかは人それぞれだろうが、僕はこれに関して「"失敗"に寛容ではない日本人の意識」という要素を思い浮かべた。


実際に論者の中にも、このように考える人はいる。前の記事で紹介した「徹底討論!ニッポンのジレンマ」という本で、エコノミストの飯田泰之さんは「一番イノベーションが生まれやすいところというのは、何回でも失敗しても、もう1回できるという状況でしょう」と述べている。確か今年2月に放送された、朝まで生テレビ「激論!絶望の国の若者の幸福と夢」でも荻上チキさんが「失敗したら即アウトの状況では挑戦なんかできるわけない」と言っていたような気がするのだけど・・・、そこは記憶が曖昧だ。そして、荻上さんの発言の最中に井戸実さんとか宋文洲さん辺りが「そんなことないって!個人の努力次第でどうにでもなるから!」とでも言いたげな表情をしていたような気がするが、これも記憶は曖昧なのであまり信じないで下さい(笑)


前に書いた記事では僕も井戸さんや宋さんと同様、日本でイノベーション、というよりイノベーションを起こすための挑戦が起きにくい理由を個人の意識の問題として回収した。しかし、それに対して「経済成長って何で必要なんだろう」という本において、飯田さんは「失敗したら奈落の底です。それこそ崖を目の前にして"さぁ、向こう岸に飛べ"と言われてるんですよ。普通、足がすくむでしょう。それが心の問題にすり替えられると、何となくオチがついたというか、一通り説明できた気分になってしまう。しかし、そんなのは実際の解決法でもなんでもない」と述べている。


スポーツなどで結果が出せない選手に対して「意識の問題だ」と語られることはよくあると思う。しかし、社会問題を考えるに当たって、その解決策を「人の意識の変化」に求めるのは何かを言っているようで何も言っていないようなものだと思うし、多分飯田さんも同じようなことを思っているのだと僕は感じている。人の意識なんてそう簡単に変わるものじゃない。


僕を例に挙げると、僕は大学1年~2年辺りまでは「"失敗"した人はもっと努力すれば成功できたはずなのだから、それはただの自業自得」という考えを持っていたが、きっかけは覚えていないけれど、いつからか「日本人はもっと"失敗"に寛容であるべき」という考えを持つように意識していたつもりだった。しかし最近、僕の意識は大して変わっていないのではないかと思わされる出来事があった。それが、記事タイトルにある「五輪サッカー 日本VSホンジュラスの観戦」だ。


現在、準決勝まで勝ち進んでいる男子サッカー日本代表は、予選リーグの第3戦でホンジュラスと戦った。試合に勝つか引き分けるかでグループ首位通過、そして敗れたら2位通過という状況。仮に試合に負けても決勝トーナメント進出は決まっていたからか、この試合はこれまで出場機会に恵まれなかった控えメンバーが多数出場した。もっとも観戦していた僕からすれば、2位通過だと強豪国ブラジルと1回戦で当たってしまうので何が何でも1位通過して欲しいと思っていたし、試合を観戦していた人の殆どは同じ気持ちだったはずだ。


このような気持ちでいたからか、一人のメンバーの出場に不安を抱いていた。それは、右サイドバックで出場していた村松大輔選手。五輪前のニュージーランド戦で試合終了間際に自陣で不用意にボールを奪われ、同点弾を浴びるきっかけを作ってしまった選手だ。正直、山村選手辺りにも不安を抱いていたけれど、このミスがあまりにも印象的でホンジュラス観戦時には「また何かやらかすんじゃないか・・・早く代わってくれないかな・・・」という気持ちが絶えなかった。一体、「日本人はもっと"失敗"に寛容であるべき(キリッ」といっている普段の僕はどこに行ったんだという話。


また、後半開始早々、今度は杉本選手の起用に不安を覚え始める。それは、後半のキックオフのパスをミスしたことで、相手にチャンスを与えてしまったからだ。僕はサッカーにはそれほど詳しくないが、五輪という大舞台でキックオフのパスをミスすることが理解できず、ゆえにテレビの前で「後半のキックオフでミスをした杉本を早く下げろー!」と一人で叫ぶことになる(笑)普段、失敗に寛容であるべき必要性を述べているんだから、「ドンマイ!次、頑張れ!」とでも言えば良いのだが、試合観戦中はそんな思いを微塵ももてず、一晩経ってから「あの時の僕の観戦態度、普段の僕が言っていることと完全に矛盾していなかったか?」と思うに至る。


僕個人の例を全体に当てはめるべきではないけれど、やはり人の意識なんてそう簡単に変わるものじゃなく、「意識の問題」という解決策を頼りに問題への対処を考えるのはあまりにも実効性に欠けると思う。この点、飯田さんは「意識の問題」という精神論に逃げずに具体的な解決策として「企業については流動性供給をしてあげること。つまり、お金を貸してあげることで、企業が今後伸びていく準備をしてあげることです。個人については、所得保障をしてあげることで、"暗闇への飛躍(=挑戦)"をしても、死ぬまではいかないぞと支えてあげる」というものを提言している。ここでいう「所得保障」というのは、ベーシックインカムであったり、あるいは「日雇い派遣+公的補助」で暮らせるシステムの導入のことを指す。飯田さんの姿勢は素晴らしいものだと思うし、彼の提言には期待したい(「就活問題」を肴にドンチャン騒ぎをする大人や学生が蔓延する、こんな現状だからこそ・・・という記事では飯田さんのことを批判したけれど、それとこれとは話が別)。飯田さんのアプローチは就活問題を考える際にも援用すべきで、単純に問題の当事者の意識の変化に期待するのではなく、具体的な提言を編み出していかなければいけないのだと思う。


社会問題の解決策を考える際には、単純に人々の「意識の変化」に期待するのではなく、実効性を備えた具体的な提言を発することが必要だとの考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。なお、勝手で申し訳ありませんが、記事へのコメント返信はこの記事から再開します!よろしくお願いします。
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No title

こんばんは~

確かに失敗に寛容であるべきと思いたいですが
私も会社の仲間の失敗に寛容ではないかもしれません(笑)

意識の問題という人たちはいくつかさらに分解できる気がします
一つは記事の通り、答えを出した気になりたい人
もうひとつは情報を持っていて言葉足らずな人
後者はイノベーション≒挑戦≒起業という意味の場合ですが
中小企業庁は最近、結構がんばっていて(発表を鵜呑みにした場合ですけど)
起業者に対するサポートが意外と手厚くなってきているのです
また、失敗した人に対する保険やフォローも完ぺきではありませんが
存在しております


でも政府系金融の利用度はやっぱり低く、広報はほとんどないので
起業者でも政策を知らない人がほとんどです。
そういう政策の情報がある人からすれば
知識不足≒調査が足りない≒意識の問題
となるのかもしれません

私的には広報の問題なので
具体的な実効策は挑戦できる環境・サポートがあることを大々的に広報する!!
という提言になります。

いかがでしょうか?(笑)

後上記の件は中小企業庁発行の
中小企業白書←有料(泣)
施策ガイドブック←無料(嬉)
を読んで思いました


Re: No title

>スクラップ さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>中小企業庁は最近、結構がんばっていて(発表を鵜呑みにした場合ですけど)
起業者に対するサポートが意外と手厚くなってきているのです
また、失敗した人に対する保険やフォローも完ぺきではありませんが
存在しております

多分、僕みたいに「事実」ではなく「イメージ」に基づいて「日本は、個人の挑戦を支援するための制度が整っていないし、そして挑戦に失敗した際のケアも無い」ということを考える人は結構いるのではないでしょうか。スクラップさんが仰ったような事実をきちんと浮き彫りにして、そこを出発点にして議論を進めることが大事ですね。

>中小企業白書←有料(泣)

地元の図書館に2012年度版があるみたいなので、今度無料で読んできます(笑)

No title

lingmuさんが就活問題の論客に戻ってくれて嬉しいです。毎回楽しみに読んでおりますので。


さて、意識の変化は事件を気に起こるものです。
東日本大震災で国民の防災意識が高まりました。
防災対策グッズが飛ぶように売れたのも記憶に新しいところです。
大津市の事件でいじめ問題に対する意識も高まりました。
文科省は広報活動を活発化させているようです。
しかしこうした熱がいつまで続くかが問題です。

人々の意識の変化は社会問題対策に勢いを与えますが、ほどなく薄れる性質のものでしょう。意識の高まりが起こればそれはそれで幸運ですが。その時は実効性のある対策をどれだけ実施できるかが勝負どころになる、と考えます。

スポーツ選手でもミスをする時だってありますよ。


重要なのはそれをいかにカバーできるのかじゃないのだろうか?


そうすればスポーツにしろ仕事にしろ寛容できる人になれるんじゃないかと…

Re: No title

> ムツゴロウさん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>意識の高まりが起こればそれはそれで幸運ですが。その時は実効性のある対策をどれだけ実施できるかが勝負どころになる、と考えます。

まさに記事を通じて言いたかったことです。解決策を「意識の高まり」に求めるのは実効性に問題があると思っていますので・・・。

>しかしこうした熱がいつまで続くかが問題です。

いじめの件は今後どうなるか分かりませんが、「ワタミで過労死した事件」に対する人々の熱はもはや風化していっている気が個人的にはしています。

Re: タイトルなし

> 雨宮さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>「スポーツ選手でもミスをする時だってありますよ。重要なのはそれをいかにカバーできるのかじゃないのだろうか?」

超正論だとは思うのですが、このような意識を常に持てるか、もっと言えば例えば「誰かのミスの結果、自分が責任をかぶることになるかもしれない」という状況下でも同じ事を言えるのかというと少し疑問です。僕は自分自身の言動から、「人の意識の変化」をそれほど頼りに出来ないなと感じているので、社会問題の解決策を考える際には、意識レベルではない、何か実効性のある策を講じる必要があるのではないかと思っています。

No title

前回の記事に引き続きコメ。


失敗にも種類があるので、きちんと見分ける必要があるのかなぁと思ったりします。

自分、課題が多くて、オリンピック見てる暇ない(その前にテレビがない)ので、lingmuさんが見ていた状況はわかりませんが、そういう団体戦なら、結果勝てばいいじゃん、と思ってます。勝っても、その試合で何らかの失敗してるなら、話合って次のプレーにつなげればいい。勝って兜の緒を締めるですね。(実はコレが一番難しかったりします。師にも言われます。うまくいってるときほど、危ないって。)


>ゆえにテレビの前で「後半のキックオフでミスをした杉本を早く下げろー!」と一人で叫ぶことになる

の発言についてですが、私はlingmuさんに
『あなたは、あの舞台で、的確な指示をプレーしている選手に出せますか?』
『本当に、あなたが指摘した選手を下がらせて、後々後悔しませんか?』
と言いたくなります。(上から目線ですみません...)

それで試合終了後、数日たって、引用部の発言をもう一度できるか?と問いたとき、『いや、それはちょっと』と言うならば、その気持ちは感想に留めるべき事柄だと思います。『俺は、下がらしても後悔しない』と断言できるならば(負け試合でも、それ以降は一切意見を変えない。)、それは本物でしょう。(もしかしたらもありますが。)

たかだが数時間考えただけで、”深く考えました!”的なことを話題に持ち込むなって言う話なのかな...(すみません。自分でも良く分かってないです....この記事のコメ書き終わった後に思いついたもので...)



”日本が”イノベーションを起こせない理由は意識的なものもありますが、一番の影響は環境であり、それに対して具体的なものがないからであり、またしても同意見という感じですわw

失敗してもOK・チャレンジしてもOKという環境はめちゃくちゃ大きいですよ。これは今実感してます。(不定期で、その実体験を日記にしてます。)日本には、そういう場がない、というのは、下地がないと同じですわ。

自分の認識だと、
実行・行動>=環境>>>>>>>>>>>>>>>>>意識

実行して、環境変えて、それから意識を徐々に変えていく...
その実行をいきなり潰してしまう環境というのは、実はメチャメチャつらい。
だから行動できない、萎縮してしまう。

飯田さんのアプローチはいいけど、うち的には不十分。
だって、実行するためのアプローチしてないから。

具体的提案をするのもいいけど、
めちゃくちゃ小さくても、自分の意見を実行すれば?と思ったりする。

(なんか、ごちゃごちゃになってしもうた。)






Re: No title

> ほらいぞん さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>失敗してもOK・チャレンジしてもOKという環境はめちゃくちゃ大きいですよ。これは今実感してます。

やっぱりそうですよね。

>その実行をいきなり潰してしまう環境というのは、実はメチャメチャつらい。だから行動できない、萎縮してしまう。

これに対して、記事でも触れた井戸実さんや宋文洲さんは「俺は"失敗したら終わり"という環境で挑戦して、実際に成功した。"失敗したら終わりだから、行動できない"というのは甘えだ!」と言いそうな気がします。困ったことに、この意見も別に間違っているわけじゃないんですよね。それでも僕は、「失敗してもOK・チャレンジしてもOK」な環境があることが重要だと思いますし、その環境を作るための「実行」が必要なのではないかと感じています。

No title

>井戸実さんや宋文洲さんは「俺は"失敗したら終わり"という環境で挑戦して、実際に成功した。"失敗したら終わりだから、行動できない"というのは甘えだ!」と言いそうな気がします。

なんというか、経験してないことは人には想像できない。という言葉を思い出します。

「いじめを受けたことがない先生がいじめを受けている生徒の気持ちを理解できない」
「勉強ができる人が勉強ができない人の気持ちがわからない」

と言った具合に。


井戸実さんや宋文洲さんみたいな人もいれば、そうでない人もいる。そうでない人もいるのだし、需要もあるのだから、そういう環境は整えるべきだと思う。それについて、「甘え」と言う人は、実は何も考えてない、というのが自分の意見ですね。



Re: No title

> ほらいぞん さん

こんばんは、コメント有難うございます。僕も、前のコメント返信で<「失敗してもOK・チャレンジしてもOK」な環境があることが重要だと思いますし、その環境を作るための「実行」が必要なのではないかと感じています>と書いたので、恐らく意見は一緒なのではないでしょうか。

ここで、ちょっと井戸実さんや宋文洲さんが悪者になりかけている気がしたので(笑9、ちょっとソースを確認したところ、<荻上は景気が悪いことを理由に挑戦できないというと、井戸はそんなことはないと反論した>というやり取りがあったようです(http://datazoo.jp/w/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C/9773750)。

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