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就活生が暑い日でもリクルートスーツを着るのは、彼ら・彼女らが採用担当者・面接官を「ただの嘘つき」だと思っているからではないか

僕のtwitterのタイムラインを見れば分かるけれど、最近次のようなツイートを目にした。僕も道を歩いていて、暑い中上着を着て歩いている就活生を目にしたことが何度かあったので、この話題はいつか取り上げたいと思っていた。まひさろさんの「正直、面接する側はアホなんじゃないかと思う。配慮が足らなすぎるよなぁ」という言葉は、恐らく企業が就活生に「クールビズで良いですよ」という呼びかけをしなかったことを批判しているのだろう。企業は就活生に「私服」を着ることを求めることはあっても、「リクルートスーツ」を着ることを明示的に求めることは無いので。


一方で、これらのツイート及び僕の過去記事をtwitterで紹介したところ、このようなリプライを頂いた。
実際にレジェンダ・コーポレーションの調査でも「"クールビズで選考にお越しください"と言われた時、どのような格好で参加します(した)かと聞くと、"スーツ着用"が56.3%と"クールビズ"の43.7%を上回った」という結果が出ている(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1108/19/news047.html)。もしかすると「企業はちゃんと"クールビズで良いですよ"とアナウンスしている。それでも、就活生が勝手にスーツを着てくるんだから、就活生が勝手に自分で自分を苦しめているだけ」と感じる人も多いかもしれない。


しかし、なぜ就活生が企業のアナウンスに従わずにわざわざリクルートスーツを着るのか、その理由を掘り下げて考えてみるべきだと思う。僕の考えを述べると、第一に、就活生が採用担当者・面接官を「ただの嘘つき」だと思っているからではないかという理由が挙げられる。


採用担当者・面接官がウソをつくことは就活において珍しくない。例えば、リクルーター面接。リクルーター面接では社員の人と就活生が一緒に喫茶店にでも行って話をするという類の選考だが、そこでは大概「これは選考とは全く関係なくて、私たちの会社をより深く理解してもらうためのものですので、リラックスしてくださいね!」という言葉をかけられる。でも実際には、次の連絡が来る人と来ない人に分かれるのは大概の就活経験者は知っている。面接官にしても「一緒に働きたい」「君みたいな人がこの会社に合っているんだ」など、あたかも面接に通す気満々かのような発言をした挙句に落としてくる人もいる。この記事では、採用担当者・面接官がウソをつくことの是非は検討しない。あくまでも「ウソをついている採用担当者・面接官は少なくないんだから、就活生が彼ら・彼女らの言葉を信頼しなくなるのも無理は無いよね」ということを述べたい。


こう書くと「嘘をついてくる会社なんて、そこまでの会社。そう開き直って、堂々とクールビズを着る選択肢が就活生にはある」という反論が寄せられるかもしれない。確かに、この意見は一定の正しさを含んでいる。しかし、この反論には1つの見落としがあると思う。それは「暑い時期に就活をしている就活生がどういう心理状態に置かれているか」という視点だ。


この時期まで就活をしているということは、一般的にはもう10ヶ月近く就活をしていると考えられる(3年生の12月から現在まで休まず就活をしていると想定)。当然精神的には疲弊しているし、少しでも早く内定を取り就活から開放されたいと思っていたり、現在選考を受けている会社数(所謂「持ち駒」)を無駄に減らしたくないと思っていたりするだろう。そういう状況下では、なるべく減点される可能性のある要素を事前に排除しておこうと就活生が考えても何ら不思議ではない。そして、選考に臨む服装としては「リクルートスーツ」が一番無難なので、企業のアナウンスを無視してその無難な服装に身を包むに至っているのではないだろうか。これが、就活生が暑い日でもリクルートスーツを着る第二の理由だと思う。傍から見たら「クールビズを着たことを理由に落とす会社に行ってもしょうがないよ」と思わずにはいられない状況でも、当の就活生からしたらそんな会社でも大事な選択肢の一つなのだ。


現在、就活生は企業に対して「"クールビズでOK"と言いながらも、実際に着てきたら落とすんだろ」という疑心を向け、企業は就活生に「"クールビズでOK"と言っているのにリクルートスーツを着てきて、その挙句に企業に文句を言ってくるなんて何様だ」と思い、非常に無駄ないがみ合いが生じてしまっている。このいがみ合いを解消するために、まずは就活生が暑い日でもリクルートスーツを着る背景を浮き彫りにすることが必要だと思っていて、それはこの記事で大体やれたと思う(補足があれば、ぜひコメント欄にお書きください!)。その上で企業は、就活生の信頼を損なうような言動・行動をしないこと、単に「クールビズでOK」と書くだけではなく「面接官もクールビズで参加します」など、就活生に「クールビズを着ていっても問題ないんだ」という安心感を与えるアナウンスをすることが必要だと思っている。


就活生が暑い日でもリクルートスーツを着る理由の一つは、彼ら・彼女らが採用担当者・面接官を「ただの嘘つき」だと思っているからではないかと感じてくださった方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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お久しぶりです

 こんにちは、あきのです。
 コメントは久々な気がしますが、いつも記事を拝見しております。ライターページの企画は、おもしろいですね!

>就活生が暑い日でもリクルートスーツを着る理由の一つは、彼ら・彼女らが採用担当者・面接官を「ただの嘘つき」だと思っているからではないか

 2013年卒で、いまだに内定のない現役?就活生からすれば、これには、「イエス」と大声で叫びたいです。

 説明会での待遇などの説明と、個別面接で改めて待遇などの説明がされる場合、たいてい違っています。
 例えば、C社の場合。
 合同説明会→個別説明会→1次面接(個別)→最終面接(個別)→内定という選考でした(私は、最終面接まで行って、落ちました)。
 合同説明会では、「事務職希望かー。事務職で入社してもらったら、やってもらう仕事としては、データ整理があって、これは○○な仕事で~…」と、あたかも、事務職という職種があるような説明でした。勤務時間も、朝が早い分、早く帰れるように求人票に書いてありました。
 ところが、個別説明会では、毎日2時間ほどの残業と(手当は付くそうです)、女性が入社した場合、ルート営業が主な仕事内容になる旨を説明されました。ここで、「あれ?」と思いましたが、その場で1次選考の予約をしなければならず(受けないという選択肢はありませんでした。はっきりと申し出ればよかったのでしょうが、そのときの、説明会に来ていた学生は私を含めて2人なので、言えるような空気でもなく…)、結局ずるずると選考を受けて、最終面接で落ちました。
 「女性の営業職が欲しい」「女性の方が、相手のウケもいいので、ルート営業にまわってほしい」と、女性を採用することについて、割とはっきりとしたビジョンを持っている企業で、面接でも、採用担当や人事の方に、「大丈夫!女の子でも営業できるよ!研修もいろいろあるし!」と力説され、私も早く就活を終わらせたかったのと、信頼できる大人の人(カウンセラーでもなんでもない人です)に相談し、背中を押されたのもあり、この会社に内定をもらったら、それで就活をやめようという気持ちに傾いていました。しかし、結果は不採用。

 まだ結果は来ていませんが、先日2次面接を受けたD社も似たようなものでした。
 D社の選考フローは、合同説明会→エントリー(以後、やりとりはメール)→1次面接(集団)→2次面接(個別)→3次面接?→…というものです。
 こちらも、合同説明会では、9時から18時の勤務時間という求人票を出していましたが、個別説明会の時に、月40時間の残業を手当てとして基本給に追加している、忙しい時期は、退社が21時22時になることも当たり前であるという旨を聞きました。

 求人票が、その企業での待遇・業務内容を正しく表していない場合、私たちは何を見て、何を判断して、応募する企業を選べばよいのでしょうか。この記事では、スーツの話題ですが、採用担当者・人事・企業が嘘をついているのは、服装だけではないのです。入社前と入社後の説明で、待遇や業務内容に違いがあるのは当然という方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりそれはおかしい。就活や労働について、今や、当たり前、普通ということを疑ってかかるべきではないのでしょうか。

 また、2社を受けて、共通して質問されたのが、「何歳で結婚したい?」「結婚願望はどのぐらいある?」「子供欲しい?」ということでした。
 さらに、C社には、年齢も含めた同居家族のことを聞かれ、父の職場まで聞かれました(父は公務員ですと答えたのですが、どこに勤めているのかまで聞かれました)。そして、D社には私の血液型を聞かれました。これについては、リラックスさせるためではないと思います。面接の中盤でしたし、1次面接で受験した適性検査の話をしている中で、血液型を聞かれました。このときの面接官は、やたらと適性検査を「よく当たる」と褒めていたので、もしかしたら、血液型で相性を診断しようと思ったのかもしれません(笑)

 結婚や子供の話を持ち出すのは、集団面接ではなく、個別面接でなんですね。密室だから、何を聞いてもいい、ばれないと思っているのでしょうか。
 こういう質問をされると、いろいろと言ってはいても、やはり女性を入社させたくないのだなと感じます。3回生の12月から就活を初めて、はや9カ月…。ここまでくると、一旦就活を中断して、今後の対策を練るべきかと考えております。

 というか、結婚や出産なんて、私一人でどうにかできる問題ではないし、予定通りに進められる問題でもないと思うのですが、なぜこんなバカみたいに聞いてくるのでしょう。キャリアセンターの面談といい、面接官といい、いつまで昭和の価値観をひきずっているのか…。

 長文、乱文失礼しました。






Re: お久しぶりです

> あきのさん

お久しぶりです、コメント有難うございます。ライターページを開設した際、実は「あきのさんという人がよくエピソード書いてくれてたから書いてくれないかなぁ。でも、最近コメント無いしなぁ」ということを思っていました(笑)もしよろしければ、このコメントも含めて、あきのさんのエピソードをライターページとして掲載することをご検討いただけないでしょうか?投稿の際の注意点は、http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-287.htmlに書いてあります。


さて、このコメントからは「企業が求人票にウソを書いてくること」「面接官が、家族や血液型などについて聞いてくること」が明らかになったと思います。前者は明らかに問題があるはずで、後者も厚生労働省は「家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)」を面接にて尋ねることは差別につながるとして望ましくないとしています(http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm)。正直「厚生労働省の基準を厳格に適用すると、応募者の人間性が何も分からなくなるのではないか」と僕は思っていますが、それでも家族のことはさすがに聞くなよと思っています。他にも、ツイッターで「あきの」さんと同じようなことを言っている人もいましたし、結構問題のある面接官だらけなのかもしれません。

このクソ暑いなかスーツを着て来る事によって奴隷&根性ありますアピールになるからですよwww


俺なんか就活してた頃は面接会場に行くまではクールビズで、会場に着く直前にネクタイ&上着を着けて、面接終わって建物から出た瞬間にネクタイ&上着ソッコー脱いだのはいい思い出だったなwww


スーツ着てたら見てる方も暑い気分になっちまうんだよな

ありがとうございます

 お返事ありがとうございます。
 コメントは少ないですが、記事・コメントは拝見しております(笑)
 ライターページへのお誘い、ありがとうございます。コメント欄とかぶる部分もあるかもしれませんが、まだコメント欄に書きこんでいないエピソードもありますので、ぜひライターページへ投稿してみたいと思います。いっそ、D社の結果が通知されてから、投稿しようと思うので、少しお時間を頂くと思いますが…(笑)

 この記事に対する私のコメントについて、少し訂正をさせて下さい。
 コメント欄で、D社のエピソードについて申し上げた部分、

>こちらも、合同説明会では、9時から18時の勤務時間という求人票を出していましたが、個別説明会の時に、月40時間の残業を手当てとして基本給に追加している、忙しい時期は、退社が21時22時になることも当たり前であるという旨を聞きました。

 この「個別説明会のときに、月40時間の~…」を「2次面接のときに、月40時間の~…」に訂正します。投稿前に読み直したつもりでしたが、見落としていました。すみません。

Re: タイトルなし

> 雨宮さん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

>このクソ暑いなかスーツを着て来る事によって奴隷&根性ありますアピールになるからですよwww

「奴隷&根性ありますアピール」とは、中々日本的というか・・・。まぁ「本当に、別にクールビズで大丈夫なのに!」と歯痒い思いをしている企業も結構あるとは思いますけどね。

Re: ありがとうございます

> あきのさん

こんばんは、またまたコメント有難うございます。

>ライターページへのお誘い、ありがとうございます。コメント欄とかぶる部分もあるかもしれませんが、まだコメント欄に書きこんでいないエピソードもありますので、ぜひライターページへ投稿してみたいと思います。

本当に有難うございます。無理なさらず、ご都合の良いときに投稿していただければ大丈夫です。楽しみにしています!

No title

やっぱり日本人の特徴なんですかね…
確かに、「面接官もクールビズで参加します」って書いてあると安心しますね。

Re: No title

>やっぱり日本人の特徴なんですかね~とコメントしてくださった方へ

こんばんは、コメントありがとうございます。

>確かに、「面接官もクールビズで参加します」って書いてあると安心しますね

記事にある通り「"スーツ禁止"って書いても、みんなスーツを着てくる」という意見もありますが、それでも就活生に安心感を与える可能性があるという意味では、やはり「面接官もクールビズで参加します」というアナウンスをする意義は一応あると言えそうですね。

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