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「意識の高い学生w」は本当に企業から必要とされず、「無い内定」の状態でいるのか?

「飯田泰之さんの"面接における自己PR"の捉え方がコロッと変わっていた件」という記事に対して、飯田さんご本人から次のようなリプライを頂きました。つまり、飯田さんの常見さんへの問いかけは「特別な体験はあった方が良いが、誰もがそういう体験を出来るわけではないので、"特別な体験"が出来ない人は一体どのような資質を面接で示していけば良いのか?」という意味だったということか。一応僕の感覚を記すと、対談のテキスト及びyoutubeの動画を見る限り飯田さんは「"特別な体験をアピールすることが必要だ"と煽る雑誌やメディアっておかしくないですか?だって大概の人には、そんな体験は無いんだから」という「特別な体験必要説」を有害なものと捉えるスタンスのように思えて、だからこそ「いや、あなたも"特別な体験"が必要だって言ってたじゃん。"同じことしか出来ない人間は、その人を雇わなくても他の誰かでも良い"とまで言ってたし」と感じたわけだが・・・。この動画の29分過ぎからこの点に関するトークが始まるので、もし良かったら読者の皆様も確認してみてください(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=MH2loULHbIk)。


また、常見さんは対談で「人事は"何をやったか、よりもどうやったか"を見ているんですよ。今は結構、誤解されている部分だと思う」と言っていた訳で、これは飯田さんの「特別な体験は出来るならすべき&あった方が良いに決まってる」という認識と対立するように思える。常見さんは「面接では、特別な体験を語ることが必要だ」というレベルの言説どころか「面接では、特別な体験を語ると有利になる」という言説をも批判しているように思えるのだが(常見さん曰く人事が見ているのは「どうやったか」なので、体験の中身自体はなんでも良くなり、面接で語るエピソードが一見「特別」といえるようなものでも全く関係なくなるはず)、これは僕の勘違いなのだろうか・・・。まぁ、良いです。


さて、飯田さん批判となった記事の最後で「ただ好き勝手に言いたいことを言っているだけなのに、自分の話が個人的な感覚ではなくあたかも一般論であるかのように語り、それでお金をもらっている社会人」を批判した訳だけれど、その具体例として、常見陽平さんの「"意識の高い学生w"はもはや大学では公害で人害と識者」という記事が該当するのではないかと思っている。


記事のタイトルから分かるように、これは「意識の高い学生w」批判の記事であり、その中で「何より、就活につながることだけを頑張った人は、実は企業から最も必要とされない人なのです」という記述がある。就活における評価が「全人格的評価」であることを鑑みると、極端な話「恋愛」も「就活につながること」と言えてしまいそうだが、恐らく常見さんが言っていることは「就活につながることだけを頑張る=エントリーシートや面接で話せるようなネタ作りのみを頑張る」ということだと思っている。そして僕の感覚では「実は企業から最も必要とされない人」という記述から、これは常見さんの個人的な感覚ではなく一般論として、就活につながることだけを頑張った「意識の高い学生w」はどの企業からも必要とされず、なかなか内定を取ることが出来ないのだ・・・という主張と読み取った。


しかし、本当にそんな「意識の高い学生w」は企業から必要とされないのか。記事には「意識の高い学生w」といえるような学生が実際に就活に苦戦するというケースが載っているわけではない。また、常見さんは記事の終盤で「意識の高い社会人w」の存在について触れているけれど(この言葉の定義もよく分からないんですよね・・・)、そういう社会人が存在するのは「意識の高い学生w」が面接で評価されて内定を取り、会社に入ってきたからではないのか。確かに、普通の学生が内定を取ったことを機に有頂天になり「意識の高い社会人w」化する場合も考えられるけれど、それだけでなく、一見就活につながるようなことのみをやってきた「意識の高い学生w」が普通に企業から必要とされたということもいえると思う。


僕が常見さんの記事を読んで感じたのは、「これ、ただ常見さん"個人"が"意識の高い学生w"を嫌っているだけなんじゃないか?」ということだった。勿論、常見さんが「意識の高い学生w」を嫌おうがそれは彼の自由だ。しかし、「何より、就活につながることだけを頑張った人は、実は企業から最も必要とされない人なのです」という記述を見ると、単に常見さん「個人」の好き嫌いに過ぎないものを、あたかも一般論として流通させようとしているんじゃないか?という気がどうしてもしてしまい、そこには違和感を覚えた。しかも、これはポストセブンに寄稿した記事だから常見さんは原稿料をもらっているのだろうし、だからこそ「個人的な好き嫌いを書いただけで、お金をもらえちゃうのか?」と思ってしまった。 


恐ろしいのは、本来常見さん「個人」の尺度に過ぎない人物評価であっても、常見さんの「元採用担当」という属性であったり、例えば出版社やイベント主催者等が「これが採用担当者の本心だ!就活生必見!」などのアピールをしたりすることで、そこに価値が発生してしまうこと。且つ、常見さんの個人的な感情が本などで記されたとしても、受け取る側からすれば「ほほぉ、(全)企業の採用担当や面接官はこのような考えを抱いているのだな」という一般論として受け取る可能性が高いことにある。


「就活が厳しい」という状況下では、採用担当と呼ばれる人が非常にモテモテになるという印象がある。「この人の考えを知れば、厳しい就活を少しでも有利に進められるに違いない!」・・・このような思惑が多かれ少なかれ就活生にはあり、そのニーズに応える形で元採用担当や「今まで○○○人を面接してきた面接のプロ!」という立場の人による就活本・セミナーがリリースされる。勿論、こうした立場の人の意見が全て出鱈目だということはさすがにあり得ないと思うが、一方で面接官は採用担当でもなんでもない普通の社員が担当することが多いことを鑑みると、所謂「就活のプロ」と呼ばれるような人の意見を過剰に持ち上げることは不適切だと考える。これは「就活コンサルタントはただのおじさん・おばさんであり、それ以上でもそれ以下でもない」という記事でも書いたことだが「就活コンサルタントやライターなどはまるで自分達が"社会人代表"かのごとく気取っているけれど、冷静に考えて彼ら・彼女らはただのおじさん・おばさんに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもない」のではないか。


もっと「元採用担当」だとか「就活のプロ」と言われる人たちの発信をチェックするべきだと思う。個人的な感覚を一般論として流されるのは単純に有害だし、且つ、就活コンサルやライターは就活生に対して「仕事とは~だ」「働くとは~だ」みたいなことを言っている傾向があるけれど、単に「個人的な感覚」を垂れ流している人に仕事論を語られるのは純粋にうざいので(笑)


「好き勝手に言いたいことを言っているだけなのに、自分の話が個人的な感覚ではなくあたかも一般論であるかのように語り、それでお金をもらっている社会人」がいるとすれば、そのような人は批判されるべきだという考えに共感してくださった方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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非公開コメント

No title

個人の就活観を開陳したい人ってたくさんいますね。また仕事観も。
僕も派遣会社の新卒紹介事業に行って個人の仕事論をとうとうと話された挙句、自分の生き方「給料は高くなくてもいいからまったり生きたい」と言ったらボロカスに言われましたからね。ええ半泣きになりましたよ(笑)
だから就活アドバイザーは基本的に優良企業の見分け方とか現実に即した事だけ話してれば役に立つと思うんですよ。あと労働法の知識とか。個人の好みや生き方、仕事観の開陳なんかいりません。

えっとエントリーの意見には同意するので少しずれて「意識高い人の話」をしたいと思います。

俺の友達の意識高い人は皆内定とるの早かったですよ(笑)逆に意識高くない人がアピールする事がなくて困っていましたね。
>人事は"何をやったか、よりもどうやったか"を見ているんですよ。今は結構、誤解されている部分だと思う」
いやそんなの就活生もわかっているでしょ。だからこそ余計に悩みまくるわけで。だって自分の経験なんて大した事ないと思ってるから。

アメリカの大学では確か、あっちは露骨に意識高い学生を演じるらしいですからね。履歴書に書くために討論のサークルとか入ったり、インターンしたり(それはそれでまたしんどいですが)

そもそも意識たかかろうが低かろうが、企業側が欲している能力を明確に記載すれば済む事だと思うんですけどね。人間、目標があれば努力しますから。結局そこにいきついてしまいます。

僕はむしろ入学した段階で就活の現状や採用活動の現状などネタバレをしていおいて、皆が意識高くするべきだと思います。暴論かもしれないけど「大学生は就活を目的に大学生活を送るべきでない」というアドバイスはただのきれいごとに聞こえてしまう。




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Re: No title

> takeshi さん

こんばんは、いつもコメント有難うございます。

>僕も派遣会社の新卒紹介事業に行って個人の仕事論をとうとうと話された挙句、自分の生き方「給料は高くなくてもいいからまったり生きたい」と言ったらボロカスに言われましたからね。ええ半泣きになりましたよ(笑)
その就活アドバイザーはtakeshiさんに仕事論を語っているうちに、自分が「偉い人」になったかのような感覚に浸っているのではないでしょうか。「ちゃんと仕事してください」って話ですが(笑)

>アメリカの大学では確か、あっちは露骨に意識高い学生を演じるらしいですからね。履歴書に書くために討論のサークルとか入ったり、インターンしたり(それはそれでまたしんどいですが)

そうなんですか、詳しいですね!日本で「意識の高い学生w」と揶揄されるような人たちが、海外では「当たり前」ということなのでしょうかね。

Re: No title

> 非公開コメントをくださった方へ

はじめまして、コメント有難うございます。

>面接官としては勉学に取り組むよりも、人といかに交流したのか聞きたかったのかもしれません。

「モテ光」さんのエピソードと通じるところがありますね。その面接官は、「サークル」とかの話を聞かせたら聞かせたで「ありきたりな話をしやがって・・・」とか思ってきそうですよね(笑)クソです。

>学校の就活コンサル講師の方が「面接官は、君たちのエピソードからよいところを引き出そうとしているんだ」とおっしゃっていましたが、今思うと正直疑わしく感じられます。

非公開コメントをくださった方のエピソードを見ると、そういう疑問を抱くのも無理はないと思います。まぁ、就活生の魅力を引き出そうとする人としない人双方がいるということでしょう。

No title

私も、管理人さんの意見と同じ意見です。
「これが採用担当者の本心だ!就活生必見!」
「今まで○○○人を面接してきた面接のプロ!」
これほど信じられない言葉はありません。
確かに、まじめに就職活動をしてきて、入社する人はいます。
しかし、適当に試験受けて内定もらった、入社したが、何か違う辞めたい!そういう人がいるのも事実です。
その裏で、あの会社で働くのは昔からの夢!でも、なぜだか分からないけど不合格ていう人もいます。
私は、思います。適当に試験受かった、入社した、しかし、何か違う辞めたい!こういう人たちが会社を辞めたら、「これが採用担当者の本心だ!就活生必見!」「今まで○○○人を面接してきた面接のプロ!」こういゆう人たちってこういうんだろうな、メディアとかに向かって「最近の若者は・・・。」と・・・。
私は、同時に思います。それじゃあ、誰がそういう人たちを採用したのかと。
成績が悪くとも、やる気のある人間を見分ける力こういう人たちにがあればと思います。

No title

個人的な感覚をあたかも一般論のように語り、それでお金を得ている社会人

そういう人はどの分野にもたくさんいます。

問題は、そういう人がなぜ、お金をもらえているのか?

本が売れなきゃお金はもらえません。
講演などに客が来なければお金はもらえません。
以上のような実績がなければテレビにも出られません。

本を買う人、講演などに行く人がいるからです。
また、この手の人気者は人あたりがよくて、編集者などにとても受けがいいのです。
テレビ映りがいいとか、そういう特徴もあります。
要するに、コミュ力が絶大で、テレビ的に映える人。
ある意味、究極のカリスマ内定者、が彼らかもしれません。

もちろん、批判をする人は必ずいますが、批判も人気のうちになってしまうという悪循環。

まっとうなことを言う人はなぜか人気者になれないんですよね。
残念ながら。

Re: No title

> スダチさん

お久しぶりです、コメント有難うございます。

>しかし、適当に試験受けて内定もらった、入社したが、何か違う辞めたい!そういう人がいるのも事実です。
その裏で、あの会社で働くのは昔からの夢!でも、なぜだか分からないけど不合格ていう人もいます。

そうですよね。別に人の見る目が完璧ということはあり得ないので、「適当に試験を受けて、内定を取って、早期に会社を辞めたくなっている人」、「会社への適性はあったのに、なぜか落とされた人」なんかが存在すること自体は問題ないと思います。しかし、それだったら「面接のプロ」なんて言い出す人も出てこないで欲しいところです。

Re: No title

> ななしさん

>本を買う人、講演などに行く人がいるからです。
また、この手の人気者は人あたりがよくて、編集者などにとても受けがいいのです。
テレビ映りがいいとか、そういう特徴もあります。
要するに、コミュ力が絶大で、テレビ的に映える人。
ある意味、究極のカリスマ内定者、が彼らかもしれません。

そうですね・・・。この記事では常見陽平さんを取り上げたわけですが、あの人を批判しているのは僕以外にはあまりいなくて、基本的には人気なんですよね~。僕は「常見さん、別に大して中身あること言っていないじゃん!」と思っているので(笑)、常見さんの人気を超不思議に思っているのですが、それが現実であることも分かっています。主張の質だったら、例えばライターページやコメントに記事を寄せてくださる「11卒業務未経験無職」さんの方が常見さんのそれより高いと思うのですが、人からの支持を受けるに当たっては、あまり「主張の質」が高いかどうかは関係ないということでしょう。
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