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「君の人生ってなんだか薄っぺらいね」と言ってくる面接官には、「私もあなたを"薄っぺらい"と感じるので、帰っていいですか?」と言って良い

本田由紀先生のツイートで、「ぱらすてるの神託」というブログの「就活感想日記」という記事が取り上げられていた。この「ぱらすてる」さん曰く就活は「ファッキンクソビッチゴミカスファッキンボケカスファッキンウンコクソファッキン野郎という絢爛秀麗な比喩表現を用いてもまるで表現しきれないくらいぶち殺したいもの」でしかなく、彼がそう感じるに至った要因の一つは「人格否定してくる面接官」であった。


「(君がこの会社にもたらすメリットはなんですかと聞かれ、僕が一生懸命答えた後に)まぁ君がそう考えてるならそうでいいんじゃないの」、「君、学生時代に何も面白いことやって来なかったんだね」、「そんなつまらない話はいいから、もっと面白い話無いの?」、「君の人生ってなんだか薄っぺらいね」・・・これらはいずれも「ぱらすてる」さんが人事に言われた言葉らしく、特に最後の言葉は面接が始まって50秒後くらいに言われたものらしい。「ただの圧迫面接でしょ」と言ってしまえばそれまでだが、かと言って圧迫面接の名の下に面接官が就活生に対して好き放題に色々言ってきて、それに対して就活生がストレスを溜める状況があるとすれば、それはどうなのかと思う。


もし「ぱらすてる」さんと同様、面接官から面接開始50秒後に「君の人生ってなんだか薄っぺらいね」という言葉を投げかけられたとしたら、場合によっては「私もあなたを"薄っぺらい"と感じるので、帰っていいですか?」と面接官に言い返して退出しても良いのではないかと考える。勿論、「どうせ面接は30分くらいで終わるし、圧迫面接だろうと耐えよう」、「この面接官はクソだけど、前の選考の面接官は良い人だったからとりあえずこの人は我慢しよう」などの価値判断を働かせて面接を受けることもアリだと思うが、例えば「もともとこの会社の志望度はそんなに高くないし、その上こんな面接官が出てくるんじゃ、もうこの企業の選考を受けてもしょうがないな」と感じる場合は、面接官を不愉快にさせた上で(笑)退出するくらいでちょうど良いのではないか。このような行動は就活生から見て、合理性・許容性共にあると思う。


まず、なぜ「合理性」があるのかといえば、「どう考えてもしょうもない面接官と無駄な時間を過ごしてストレスを溜めるくらいなら、面接をさっさと切り上げて別の企業を探したり、気分転換をしたりする方が就活生にとって得だ」という理屈による。もしかするとこれに対して「いや、そうは言っても面接に行くまで企業研究をしたり、エントリーシートを書いたりしたのだから、途中で面接を切り上げるのは勿体無い」と考える人がいるかもしれない。


しかし、経済学上の「サンクコスト」という概念に照らすと、いくら面接に行くまでに時間・労力を費やしたとしても、不毛な面接に時間を費やすことは損でしかないように思える。この「サンクコスト」とは「もう支払ってしまって、返ってこない費用」のことをいう(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34860?page=2)。そして、このサンクコストは意思決定の際に考慮すべきではないとされている。例を一つ、現代ビジネスのページから引用する。

デートで映画を観に行ったときも同じです。せっかく1,500円払ってチケットを買ったとしても、その映画がものすごく退屈で、眠気に耐えるのが大変だったら、最後まで観ないで出てくるべきです。途中で出て彼女の買い物に付き合っても、つまらない思いをして2時間無駄にしても、どっちにしろ1,500円は返ってきません。であれば、そのサンクコストである1,500円は無視して、「これから何をするのが一番楽しいか」を考えて行動すべきです(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34860?page=3

この事例と同様、もともと志望度が高くない企業のしょうもない面接官と時間を過ごしても、面接を切り上げてどこかに遊びに行ったとしてもどちらにせよ「企業研究をしたり、エントリーシートを書いたりした時間」は返ってこない。だからこそ、(もはや「当該企業への入社意欲がなくなった」という気持ちを持つことが前提だが)そのような時間を考慮することなく、「これから何をするのが一番楽しいか」を基準に据えて行動するのが就活生にとって一番得といえるのではないだろうか。その意味で、合理性はあるといえる。


許容性について言えば、理屈は単純で「面接官が先に"薄っぺらい"と言ってきたんだから、就活生も面接官に対して同じことを言い返して良いんじゃないか?」というものになる(笑)こう言い返して面接官が怒り出したら「いや、先に私に"薄っぺらい"といったのはあなたじゃないですか。今あなたは怒ってますけど、あなたは自分が言われたら怒り出すような言葉を私に言ってたということですか?」と返せば良いのではないか。


もっとも、いきなり「君の人生ってなんだか薄っぺらいね」と言い出す面接官に理屈が通じるとは思えないし、上記のように言い返すことでトラブルが起きる可能性はゼロではない。ゆえに、無難に「いくら圧迫面接でも、いきなり人の人生を"薄っぺらい"と言ってくる面接官がいる会社に入りたくありません。失礼します」と、侮辱的ニュアンスを含めない表現を用いる方が良いのかもしれない。


以上より、許容性については若干怪しいが、一応面接開始直後に「君の人生ってなんだか薄っぺらいね」と言ってくる面接官に対して「私もあなたを"薄っぺらい"と感じるので、帰っていいですか?」と言い返すことには合理性・許容性共にあるということにしておく(笑)一般的に「面接」という言葉からは「面接官が就活生を審査する」というイメージが強く漂うが、逆に面接の場で、就活生が面接官に直接「失格」の烙印を押すということがあっても良いのではないかと思っている。


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非公開コメント

盲点でしたね。そもそも20数年の人生を分厚く生きれる人が何人いるんでしょうか?就活する中でこれくらい図太くなるのも一つの手ですね。

No title

こういう類の圧迫面接の話を聞く度に毎回思うんですが、「薄っぺらい」と思うような学生を面接の段階まで落としきれていない人事の薄っぺらさの方がよほど深刻ではないかと思います(笑)こういう企業にはこちらからお祈りメールを差し上げたくなりますね。

Re: タイトルなし

> たろう さん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>就活する中でこれくらい図太くなるのも一つの手ですね。

はい。そうすることで「余計なストレスを溜めることがなくなる(むしろ面接官に「あなたも薄っぺらいですよ」と言い返すことでストレス発散になるかもしれません笑)」、「本来過ごすはずだった不毛な面接の時間を、企業研究などにあてられるようになる」などの恩恵に与ることが可能になると思っています。

Re: No title

> 文転就活生さん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>「薄っぺらい」と思うような学生を面接の段階まで落としきれていない人事の薄っぺらさの方がよほど深刻ではないかと思います(笑)

「薄っぺらい」という面接官の感想が(圧迫面接だから言っているのではなく)本心だとすれば、確かに仰るような問題点が浮上しますね。「こんな薄っぺらい人間が書類選考通って面接に行けちゃうなんて、よほどしょうもない人しか御社を受けてないんですね」と言っちゃっても良いかもしれません(笑)

No title

私も面接官にさんざん酷いことを言われましたが、
それでも就職の厳しさを考えると 持ち駒一つでもを減らしたくないので
なかなか大胆な真似はできなかったです。

どこでもいいからとにかく内定が欲しかったですからね。
こちらからも企業を選んでる余裕があれば良いのですが。。

今の就活生の圧倒的に不利な立場を考えれば、言い返すというのはなかなかできないことだと思います。

Re: No title

> とも さん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>就職の厳しさを考えると 持ち駒一つでもを減らしたくないのでなかなか大胆な真似はできなかったです(中略)今の就活生の圧倒的に不利な立場を考えれば、言い返すというのはなかなかできないことだと思います。

記事の第3段落で示していますが、「退出しないで、面接を受ける」という選択は尊重しています。この記事では、そのような選択肢とは別に「面接を途中で退出するのも良いのでは?」という新たな選択肢を示したに過ぎません。

しょうもない面接官に当たった際に「もうこの会社に入りたくないから帰りたい」、「持ち駒を減らしたくないから、嫌な面接官だけど引き続き面接を受けたい」という相反する気持ちを抱いたとして、前者の気持ちが強ければ面接官のことなんか気にせず退出すれば良いし、後者の気持ちが強ければ面接を精一杯受ければ良い。どちらを選択するかは就活生各々の価値観、置かれている状況などによって変わってくると思います。

面接って、会ってまだ数分なのに人に何で酷い事を言われなきゃならないのか理解できない。

面接官の態度は企業のブラック度を測るいい目安にはなるかもね。

Re: タイトルなし

> 雨宮 さん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>面接って、会ってまだ数分なのに人に何で酷い事を言われなきゃならないのか理解できない。

面接官がよほどしょうもない場合か、企業が圧迫面接を行っているかのどちらかでしょうね。いずれにしても、クソなんですが(笑)

No title

その面接官が会社のすべてを代表するわけではないので、しょうもない質問や応答は聞き流すだけのタフさを就活生には持ってほしいと思いました。
自分が転職の面接でそういうことを言われたら、ほぼ100%反論して皮肉の一つも言ってやると思いますが、「あなたは決定権者じゃないだろうから、次のステップに進めてくれますか」と。
「薄っぺらい云々」はそれぐらいしょーもない応答だと思う。面接官としての技術がなさすぎです。
よって、腹が立ったらさっさと切り上げて次に行くべき というのは賛成。

Re: No title

> 本谷浩一郎さん

はじめまして、コメントありがとうございます。

>その面接官が会社のすべてを代表するわけではないので、しょうもない質問や応答は聞き流すだけのタフさを就活生には持ってほしいと思いました。

おっしゃる通りだと思います。ゆえに、僕もこの記事ではあくまでも「当該企業への入社意欲がもはや完全になくなった場合」に「私もあなたを"薄っぺらい"と感じるので、帰っていいですか?」と言い返すことを薦めました。

>自分が転職の面接でそういうことを言われたら、ほぼ100%反論して皮肉の一つも言ってやると思いますが、「あなたは決定権者じゃないだろうから、次のステップに進めてくれますか」と。

「お前じゃ話にならない。ちゃんとした人と代われ」という意思を皮肉を込めて表示していますね(笑)

自衛官です。
私はまだ19歳なので、世間のことは良くわかりませんが、人間は上下関係ではないですよね。

役職や年齢が上でも、この記事の面接官のように、就活者を一人の人間としてみていない人も居れば、中高生なのにしっかりとした考えと知性を持った子もいます。

いつか目先の役職や資格などではなく、人としてどうなのかを重視する社会になると良いですね。
面接だって堅苦しい計画的なものではなくて、雑談でもして人を見ればいいんです。
テストや圧迫面接なんかよりもよほど良いですよ。

Re: タイトルなし

> 自衛官です。私はまだ19歳なので、世間のことは良くわかりませんが、人間は上下関係ではないですよね・・・とコメントしてくださった方へ

こんばんは、コメントありがとうございます。

>役職や年齢が上でも、この記事の面接官のように、就活者を一人の人間としてみていない人も居れば、中高生なのにしっかりとした考えと知性を持った子もいます

仰る通りだと思います。なお、このコメントを見て、以前書いた「増沢隆太さんの"みっともない若者叩き"~ワコード(若人)は皆、増沢さんみたいな人にはなりたくないと思っているだろう~(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-215.html)」という記事を思い出しました。

>いつか目先の役職や資格などではなく、人としてどうなのかを重視する社会になると良いですね

最近「未来工業」という会社に関する本を読んでいるのですが、その会社ではまさに役職名などに囚われず、「人としてどうなのか」を考えている風土が根付いているようだと感じています。
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