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「就活デモ」よりも「就活討論会」

まず初めに、昨日の記事の文章の中で、言葉の選び方が適切でない箇所があったことをお詫びさせてください。


昨日のブログの記事の内容について、少々補足を。昨日の記事は「自分達が抱える問題意識を、デモという形で行動に移す姿勢自体は素晴らしい。しかし、そのデモのやり方に不適切な面がある場合は逆に有害だ」という僕の考えを伝えたいという思いから書いた。


今日は、「就活デモ」における「不適切な行動(抽象的ですが、あらゆる迷惑行為と考えてもらえれば・・・)」が持つ意味について主に書きたいと思います。


昨日の記事のコメント欄にて、「デモのやり方は不適切な面もあったのでしょうが、いわゆる大人のデモでも暴動や迷惑行為に近いものがあることを考えるとことさら注目すべき点だとは思いません」というコメントを頂いた(ちなみに、ここでいう「不適切な面」とは、何も事情が分かっていない通行人に手拍子をすることを求めるなどの煽り行為を指しています。詳しくは、昨日の記事参照)。実にもっともな意見で、このコメントの内容に同意される方も多いだろう。


しかし、「就活デモ」というものに関しては、その不適切な面にも目を向けないといけないと僕は思っている。その背景には、「現在の日本の就職活動(新卒採用)に問題があるかもしれない」という意識が、現時点で社会の中であまりにも希薄だという事情が挙げられる。僕の主観に拠るところが多い文章になりますが、ご了承ください。


例えば反原発デモだったら、仮にデモのやり方自体に不適切な面があったとしても、一応「反原発」というメッセージを社会に伝えることは果たせると思う。これには、原発を維持することのデメリットが今年の原発事故によって誰の目にも明らかになったことで、原発存続の賛否に関わらず「原発を廃止せよという主張をする人がいること自体は、別に不思議なことじゃないな」という意識が社会に根付いているという事情があることが大きいと僕は考えている。


しかし一方で、肝心の就活デモに関してはどうか。はっきり言って、「現在の日本の就職活動に問題がある」という意識は社会に根付いていないと僕は感じる。正確に言えば、「就職活動の問題と言えば、就職難だよね」という視点しか社会の中で認識されているトピックはないと思っている。その他に、企業の採用活動の手法に問題があるかもしれないという可能性について考えている人は少ないんじゃないか。


「だから、そのような現状を変えるためにデモをするんじゃないか!」と言いたくなる人もいるだろう。誤解しないで欲しいが、僕はデモ行為自体は良いと思っている。しかし、就活デモの過程で不適切な面があったら、そもそも「就職活動に問題があるという事実を知ってもらおう!」という目的が全く果たせなくなると思うのだ。日本の就職活動に問題があるなんて想像もしていない人たちや、「就職活動の問題=就職難」と捉えている人たちが、就活デモにおける「不適切な面」をどのように捉えるのか。「この人たちが何が主張しているのかはよく分からないけど、少なくともこんな常識の無い行動をしているから、この人たちは内定をもらえないで、社会に対して駄々をこねることに精を出しているんだな・・・」という印象を抱かれても僕はおかしくないと思っている。結局、デモを行っている人たちが伝えようとしたメッセージが伝わらないどころか、むしろマイナスの結果に終わりかねない・・と。


加えて、就活デモに参加される方は大概学生だ。この点、「学生気分で~するな」というフレーズが示すように、「社会人」が偉くて「学生」が未熟という常識が根付いてしまっているこの社会に対して学生が特定の主張をしたいのなら、迷惑行為を行うなどの隙を作ってはいけないと感じるのだ。隙を見せたら、学生の主張の中身が吟味されること無く、「これだから、近頃の学生はダメなんだ!」というムカつく説教をされて終わりになりかねないと思う。


デモという活動においては、迷惑行為をすることが普通なのかもしれない。しかし、「就活デモ」というデモに関して言えば、主張を訴えるための迷惑行為が逆に主張を社会に浸透させることを妨げうると思う。昨日の記事にコメントをくださった方は、「デモはいわゆる声掛けでその後何か話す可能性もありますし、少し考えれば広い意味で雇用政策を担う政府をはじめ社会全体に、次は企業・採用側に彼らが就職活動の環境改善を主張しているのは明白でしょう」とも書いてくださっている。この意見は正しい。原則的に、就活デモを行う団体は、自己満足のためではなく、政府・企業の意識の変化を促して社会を良くすることを目指しているのだろう。


デモは主張を社会に伝える手段で、目的そのものではないはずだ。就活デモで具体的にどのような主張をしているかは分からないけれど、就活生側の主張を的確に社会に伝えるためにも、デモをどのように進めるのかという点について思考を止めることは許されないと思う。偉そうですみません・・・。


ところで、今回の記事の文章の多くが、「~と思っている」「~だろう」というもので終わっていることに気づいているだろうか。つまり、今までの文章は客観的事実というより、単なる僕の「感覚」を記述したものだ。この感覚が理解できないという人は、それはそれで構わない。ただ僕は、仮にどこかに出かけている最中に就活デモに出くわして、その際にデモのメンバーから手拍子などをすることを煽られたら、僕は彼らの煽りを無視するし、彼らのことを応援もしません。


さて。長々と就活デモにおける「不適切な行為」の問題点を指摘してきたが・・・。しかし、文章を書きながら「デモにおいては迷惑行為が付き物だ!そのような強引な行動をしてこそ社会が変わりうるんだ・・・」と言う人もいるんだろうなと思っていた。デモよりももっと良い方法はないものか。僕は昨日の記事で、「現在の就職活動に問題があるかもしれないという危機感を持つべきだという文脈を、いかにして社会に対して正確に届けるのか」という問題意識を書いたが、その答えの一つが、11月23日に、京都大学にて行われる「就活討論会」だと考えた。「就活討論会」の詳細は、公式ブログにて(http://syukatukyodai.blog.fc2.com/)。勝手に紹介してすみません・・。


討論会・議論などを大学で行うことで、就活問題に限らず、「社会人が学生に対してアナウンスしていることが、必ずしも妥当だとは限らない」という意識を、出来れば大学1年生・2年生という早い段階で育む機会を提供することが重要だと考えている。詳しくは、また今度。


「就活デモ」よりも「就活討論会」の方が有効ではないかという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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