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圧迫面接をめぐる議論には「就活生と企業の利益の調整」という視点が必要だ

内定塾講師の川尻早貴さんという方が「就活"圧迫面接"の真意とは? 怒鳴る、全否定…うつ発症するケースも」という記事を書いていた。内定塾に通う就活生が体験した「大手ホテル会社の最終選考」という実例をもって圧迫面接の様子を説明している記事である。


記事には特に目新しいことが書かれているわけではないけれど、個人的には「入室するなり、"君は全くうちのホテルに向いていない"と怒鳴られ、そこから約30分間起立したままの状態で面接が行われた」という記述に驚いた。なぜなら僕は、「面接官が否定的、威圧的な質問を投げ掛ける」というケースは知っていたけれど、「約30分間起立したままの状態」で面接を受けさせるというケースを目にしたのは初めてだったからだ。「さすがに、そこまでする必要あるのか」というのが正直な感想だ。


上述の記事には、このような圧迫面接を行った面接官の真意も明かされている。引用すると「今、ここに集まっている皆さんは、私からの意地悪で悪質な質問に耐え抜いた方々という事ですね。社会人になると、様々な場面で理不尽なクレームやお叱りの言葉を頂く機会が増えます。その時に皆さんはどのような応対を行うのか、この部分を今回の最終面接を通じて確認させて頂きました」というものになる。この言葉には企業が圧迫面接を行う、まさにオーソドックスな理由が込められているといえる。


僕は今回引用した記事を好意的に評価しているのだが、その理由は最後に「"ストレス耐性"を図るものさしとして、"過度な圧迫面接"が果たして本当に有効的な手段であるのか、あるいは"圧迫面接"に代わる他の手段は無いのか」という問題提起がなされていることにある。要は、企業側の利益にも配慮できている点が良いなと思っているのだ。いくら「圧迫面接で就活生が苦しんでいるじゃないか!」と批判したとしても、企業からすれば「いや、そうは言ってもウチで働くにあたってはストレス耐性は絶対に必要だし、だからこそその耐性をもった人を見つけるための面接をしないといけないんですよ。じゃあ、圧迫面接するしかないじゃないですか」と思っても無理はないはずなのだ。


これに対して「そもそも企業側が、ストレス耐性を感じるような労働環境をどうにかするべきだ」という意見もあるかもしれない。確かにこの意見は正しいと思うけれど、常に妥当性を持つ意見だとは僕は考えない。なぜなら、今回圧迫面接を行ったのは「ホテル会社」だけれど、この場合客からクレームをつけられればその時点で従業員がストレスを感じる労働環境が発生してしまうわけで、これはさすがに企業がどうこうできるレベルを超えているのではないか。ホテル会社の採用担当者からすれば「お客さんがわがまま言わなければ、ウチも圧迫面接をしなくて済むんですけどねぇ」と思っていたりして。


「圧迫面接」をめぐる議論においては、「面接官からあまりにもひどいことは言われたくない」という就活生の利益と「応募してきた就活生から嫌われても、ストレス耐性がある人を採用しないといけない」と考える企業の思惑が対立していると言える。だからこそ、その利益の調整が大事になる。勿論「力関係の違いを利用して、面接官が就活生に対して好き勝手言うのはおかしくないか?」という1点をもって圧迫面接を批判するのも大事だと思うけれど、企業からすれば打たれ弱い人を採用して早期離職されたら困ることは明らかなわけで、その点にも配慮した提言が出来ればベストなのだと思っている。


一応、このブログでも過去記事「許せる圧迫面接、バカ丸出しの圧迫面接」において次のような提案をした。

本当に面接官が侮辱的な言葉を発しなければ、応募者のストレス耐性を測ることが出来ないのかという、必要性にも疑問がある。面接にてストレス耐性を測るための手法としては、就活生の自己PRについて「これでもか」と厳しく突っ込んでいく手法でも良いのではないかと思う。例えば「サークル活動を通じて~なことを学びました!」という言葉に対して、「本当にそんなことが仕事で役に立つと思っているの?」というような

この文章を書くにあたっては、ストレス耐性を図りたい企業の思惑を実現することと、就活生が侮辱的な言葉を浴びせられないことの双方を両立できるよう意識した。本当はこういうことは「人材コンサル」、「採用コンサル」という肩書きの人たちがそれぞれの専門知を活かして考えるべきことなんじゃないか?と僕は思っていたりするが(笑)、僕が知る限りそのような取り組みは見られないので、各々が勝手に考えて提案していけば良いのではないかと感じている。


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結局わがままな客に真面目に対応してるから圧迫面接が生まれる。確かに客は喜ぶだろうが、それは一時的なもの。二度とクレームが来ないための負担はこれから先ずっと社員に掛かり続ける訳だから、中長期的に見れば損するだけ。今の日本て悪い意味で断る力が足りない。それが結果みんなを不幸にしてる。そのわがままな客だって仕事をしているのなら同じような目にあっているはずだから。

圧迫面接は無理筋

クレーマーへの適性を見る等の「手段としての圧迫面接」というのは、「警備員としての適性を見るために不意打ちで襲う」とか「消防士としての適性を見るために面接部屋を放火する」といったことと同じで、手段としては無理筋のような気がします。そもそも合格者はまだ“ネタばらし”で真意を知ることが出来ますが、不採用者は(おそらく)ネタばらしすらも無くただ「タチの悪い面接官に遭った」という体験にしかなりません。

そういったことを試したいのであれば面接の流れの中でやるのではなく、「クレーマー対応シミュレーション」のようなものを試験項目に設けて、そこでどう対応したかで判断するべきです。防災訓練と同じで、事前に予告してしまうと訓練としての緊張感は欠けてしまいますが、だからといって予告もなしにやってしまうと混乱や不信を招くことになってしまいます。

No title

以前、内定者のトークセッションで、ある方が

「就活をしていると圧迫面接などもあると思いますが、圧迫面接をするという事は、その企業で働くことになったら普段から圧迫されるってことです。面接のやり方って、就職後の働き方を知る手掛かりにもなるもんですよ。嫌な思いもすると思いますが、そういうリサーチもやってみてください。」

と話していました。
そういう意図でやっている可能性もあるからこそ、判断が難しいですよね。

Re: タイトルなし

> 雨宮 さん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>結局わがままな客に真面目に対応してるから圧迫面接が生まれる

これが問題の根本なのかもしれないと、本エントリーを書きながら思っていました。

>二度とクレームが来ないための負担はこれから先ずっと社員に掛かり続ける訳だから

社員に課されるのは「二度とクレームが来ないための負担」というよりは「クレームに耐え続ける負担」なのではないかと僕は思いました。

Re: 圧迫面接は無理筋

> 蝦夷羆さん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>そういったことを試したいのであれば面接の流れの中でやるのではなく、「クレーマー対応シミュレーション」のようなものを試験項目に設けて、そこでどう対応したかで判断するべきです。防災訓練と同じで、事前に予告してしまうと訓練としての緊張感は欠けてしまいますが、だからといって予告もなしにやってしまうと混乱や不信を招くことになってしまいます。 

やはり企業は事前に予告することを好まないと思います。事前に種明かしをしてしまうと選考を受けに来た就活生皆が「これを耐えれば選考に受かるんだ」と演技するようになって、企業からすれば選抜が難しくなりそうですし。かといって、企業が面接でやりたい放題やって良いのか?というとそれには「no」と言いたいので、企業・就活生間の利益の調整が難しいと感じています。

Re: No title

> 文転就活生 さん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>「就活をしていると圧迫面接などもあると思いますが、圧迫面接をするという事は、その企業で働くことになったら普段から圧迫されるってことです。面接のやり方って、就職後の働き方を知る手掛かりにもなるもんですよ。嫌な思いもすると思いますが、そういうリサーチもやってみてください。」

まさに本エントリーで取り上げたホテル企業の面接官が言ったことと重なりますね。最悪なのは「会社説明会・面接では社員が優しいが、入社後にいきなり豹変しだすパターン」だと思うので、見方によっては圧迫面接を実施する企業は良心的といえるのかもしれません・・・が、あんまりやりたい放題やるのもなぁという思いもあり(笑)少なくとも、本エントリーを書いたことで「圧迫面接をやることで就活生が苦しむから、そんな面接はダメだ!」と一方的に主張することはダメだということは学べました。

僕は何度かこの記事を2ちゃんねるで見ましたけど、だいたいの反応として、管理人さんのおっしゃる通りのコメントが多かったですよ。僕個人の意見としては、「お前らヒヨッコに社会の厳しさを教えてやってるんだ」というような上から目線の発想を感じました。少し前に起きた大阪市の高校の体罰の問題も、部活動の担任教師が生徒に同じような発想で暴力(敢えてこう言います)を振るったと考えられると思います。

就活生と社会人とでは事情が違うと思いますが

 去年の秋ですが「圧迫面接」という表現など生温い、面接とは名ばかりの恫喝を食らい、未だ少しショックが残っています。
 二次面接での事ですが、適性検査の成績が芳しくなかったのですが、それだけを責めれば?納得したものを面接官である社長はそればかりでなく、私の職歴だけでなく人生そのものを否定し散々罵倒されました。その上で「自分は如何に苦労してきたか」の自慢話を延々と一時間以上聞かされて入社への意欲は完全に消え失せました。帰り際に「その気があるならバイトからでも雇ってやるから暫く考えてみろ」と言われましたが、入社したらどういう扱いを受けるか容易に想像がつくので数日考えたふりをした末に断りの電話を入れ、履歴書も返してもらいました。社会人は顧客や外部からのクレームを程度の差はあれ経験済みなので今更「耐性を試す」もないと思うのですが私の甘えでしょうか?「求職者に対する面接」というものはあくまで「相手が自分の会社に対してどれだけの熱意を持ち、貢献する能力を持ち合わせているか品定めする機会」であって相手を罵倒する為の物ではないはずですが。ましてや求職者の職歴や人生まで全否定するなど何処が「仕事に対する耐性を試す手段」なのかさっぱり理解できません。一方的に面接官の罵倒を聞いている間「何かの憂さ晴らしにこんな事をしているのか?」とも勘繰っていました。
 些かこちらも一方的な書き方になりましたが(苦笑)、社会人の求職者の耐性を試すなら「君の経験で務まるのか?自信はあるのか?」位で充分だと思うのですが・・・何か「面接」の定義が勝手に拡大解釈されている気がします。

No title

クレイマーをなくす→無理。
怒鳴るクレイマーはすべて悪い→そんなことはない、単にキレやすいだけで、言っていることは正しいこともある。
黙って耐える人=ブラック企業に都合のいい人。
宿泊業は離職率が高い→原因は客なのか、職場環境なのか?

ちなみに、ホテルマンのブログ読んだことあるけど、しょうもない客もいるが、仕事の励みになる客もいるとのこと。一部のひどい客が悪いから圧迫面接だのなんだのって発想がそもそも変では?
それに、ひどい客って、怒鳴る客ばかりじゃないみたいだけど。
あぜんとするような客は、こちらの想像を超える客だったから、圧迫面接なんて何の役にも立たないと思う。
上司が、こういう場合はこうしろ、と、適切な指示を出すのが一番いいみたいだけどね。

No title

「圧迫面接をやることで就活生が苦しむから、そんな面接はダメだ!」と一方的に主張することはダメということですが、しかし名誉毀損に値するものや、心身に異常をきたすほどの罵倒であれば告訴できますから、やはり許してはならないと思います。

圧迫面接を行った結果、確かにストレス適性を持った人を選定できたのか、また圧迫がある場合とない場合で採用する人員に違いは生じたのか、圧迫面接を通過し入社した人員は長く勤続したのかなどなど、本当に圧迫面接が有効な手段であるか調査の必要があるのではないでしょうか。おまけに、自分たちは目当ての人材が確保できたとしても、落とされた就活生に必要のないダメージを与えるなど、私には反社会的な行為に思います。

結局、業務の上でのクレーム処理は仮面を被り続けるのですから、蝦夷羆さんのクレーマー対応シミュレーションのような選別法は有用な気がします。圧迫は自身の心で受け止めさせる方法ですが、シミュレーションは仮人格で受け止めるわけですから幾分負担は減りますし。

Re: タイトルなし

> たろう さん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>僕個人の意見としては、「お前らヒヨッコに社会の厳しさを教えてやってるんだ」というような上から目線の発想を感じました。

確かに、圧迫面接をやりながらそのような思いにかられている面接官も中にはいるかもしれませんね。「たろう」さんの後に「KY」さんという方が本記事にコメントを投稿してくださいましたが、そのコメントに出てくる面接官はまさにそういうタイプと言えるでしょう。

Re: 就活生と社会人とでは事情が違うと思いますが

> KYさん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>二次面接での事ですが、適性検査の成績が芳しくなかったのですが、それだけを責めれば?納得したものを面接官である社長はそればかりでなく、私の職歴だけでなく人生そのものを否定し散々罵倒されました。その上で「自分は如何に苦労してきたか」の自慢話を延々と一時間以上聞かされて入社への意欲は完全に消え失せました

クソとしか言い様がない社長ですね。それにしても1時間以上も自慢話をする余裕があるとは、その社長はよほど暇な方なんでしょうね(笑)

>「求職者に対する面接」というものはあくまで「相手が自分の会社に対してどれだけの熱意を持ち、貢献する能力を持ち合わせているか品定めする機会」であって相手を罵倒する為の物ではないはずですが

そのはずなんですが、ちょっと勘違いしている面接官も多くいるようですね。過去には「こんな面接官はバカだ~履歴書の空白期間を"説教"してくる面接官~(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-264.html)
」という記事を書いたことがあります。

Re: No title

>ななし さん


> あぜんとするような客は、こちらの想像を超える客だったから、圧迫面接なんて何の役にも立たないと思う。

そうですね、世の中「なんでこんな言動・行動ができるんだ?」と思わざるをえない異次元の行為をする人もいますからね(笑)圧迫面接をやるという形よりも、仕事を通じて徐々にストレス耐性を身につけていくという形の方が健全なのかもしれません。

>上司が、こういう場合はこうしろ、と、適切な指示を出すのが一番いいみたいだけどね。

過去記事「許せる圧迫面接、バカ丸出しの圧迫面接(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-168.html)」のコメント欄に「入社前にキツいエピソードを話して、"こういうこともある"と予備知識を与えた方が、トラブル時に"あぁ、このことか"と少なからずストレスは和らぐように思います」という意見が寄せられました。僕は「客からクレームをつけられればその時点で従業員がストレスを感じる労働環境が発生してしまうわけで、これはさすがに企業がどうこうできるレベルを超えている」と書きましたがそれは間違いで、企業が従業員のストレス軽減のために出来ることはあると今では思っています。

Re: No title

> taさん

はじめまして、コメントありがとうございます。

>「圧迫面接をやることで就活生が苦しむから、そんな面接はダメだ!」と一方的に主張することはダメということですが、しかし名誉毀損に値するものや、心身に異常をきたすほどの罵倒であれば告訴できますから、やはり許してはならないと思います。

僕も圧迫面接には反対です。ただ、「圧迫面接をやることで就活生が苦しむから、そんな面接はダメだ!」という主張自体は正しいのですが、企業が圧迫面接を行うにあたっては「ストレス耐性を測る」という一応の理屈があるわけなので、単に「就活生かわいそう論」をゴリ押しするのではなく、企業側の理屈を踏まえて圧迫面接を批判していった方が良いのではないかと僕は考えています。

>圧迫面接を行った結果、確かにストレス適性を持った人を選定できたのか、また圧迫がある場合とない場合で採用する人員に違いは生じたのか、圧迫面接を通過し入社した人員は長く勤続したのかなどなど、本当に圧迫面接が有効な手段であるか調査の必要があるのではないでしょうか。

確かにそうですね。この調査の結果が「圧迫面接をやった場合とそうでない場合で離職率が変わらなかった」となれば圧迫面接の存在価値を根本から否定できますからね。逆に「圧迫面接をしたことで、離職率を抑えられるようになったよ~!」という企業が出てきたら面倒ですが(笑)一般的に「圧迫面接はストレス耐性を測るのに効果がある」と言われていますが、その前提を疑うことは大事ですね。

>結局、業務の上でのクレーム処理は仮面を被り続けるのですから、蝦夷羆さんのクレーマー対応シミュレーションのような選別法は有用な気がします。

確かに「業務の上でのクレーム処理は仮面を被り続ける」という点を鑑みると、蝦夷羆さんのアイディアには特に問題はなく、それに対する僕の批判は的外れと言えそうですね(笑)

No title

こんばんは。
ちょっと青臭い話になってしまいそうで恐縮ですが・・・・


初対面の相手を座らせもせず立ったままにしておいて、30分間にもわたり相手の人格を頭から否定するような言葉を浴びせ続ける。これは一人の人としての振る舞いとしては、本来到底許されない行為だと思います。
ところがこれが企業の採用面接という場になり、そうしてふるいにかけないと自社の手間が増えるなど損害になるから仕方ないんだ、といった理由さえあれば、「まあ、それなら・・・」と許容できてしまう。

あるいは、とある親御さんにとっては何よりも大切なそのご子息に対し、手を挙げ、殴り、蹴飛ばし、お前はダメなやつだと暴言を浴びせる。
一人の人間としてはとても許されないような行為でも、学校内で、教師がやり、教育のため成績のためですという理由で「体罰」と名を変えれば「まあ、それなら・・・・」と許容できてしまう。

この問題の居心地の悪さは、そうした我々日本人の、「権力の濫用や暴力に対する寛容さ」、に起因しているような気がします。

本当は人としてはあるまじき行為なんだけど、企業の傘をかぶり、利益追求のため経費削減のため自社生き残りのためであればしょうがないでしょう、と言ってしまえば周りのみんなも何となくそうだよなと思う。

理由があれば、本来はしてはいけないことも「アリ」になってしまう。あるべき姿、真理の追求よりは現状肯定。諸外国はどうなのかは分かりませんが、少なくとも我々民族はその傾向があるのではないか、最近そんなことを考えることが多いです。

企業にとっては、ストレス耐性が弱いやつが入ってきてしまうこともリスク管理の一つだと考えることもできると思うんですね。人なんてそんなに完璧なものではないですから。それに対してどう対応していくか。それも、人としてあるべき姿を踏み外すことなしに。実際実行するのは大変でしょうけれど、完璧ではない人の集合体で以下に結果を出していくか、ある意味それこそが企業活動の醍醐味、面白さなのかもしれません。

恐らく本当に実力のある企業であれば、人としてしてはいけないことはしない、が徹底されているのではないでしょうか。この辺はもう、その企業の生きざま、その人の生きざまがそのまま体現される、そういうことのように思います。なので、一概には責められないですよね、企業側を。それが、生きていく姿なのですから。


Re: No title

> Non-beしろうさん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>この問題の居心地の悪さは、そうした我々日本人の、「権力の濫用や暴力に対する寛容さ」、に起因しているような気がします。本当は人としてはあるまじき行為なんだけど、企業の傘をかぶり、利益追求のため経費削減のため自社生き残りのためであればしょうがないでしょう、と言ってしまえば周りのみんなも何となくそうだよなと思う。理由があれば、本来はしてはいけないことも「アリ」になってしまう。あるべき姿、真理の追求よりは現状肯定。諸外国はどうなのかは分かりませんが、少なくとも我々民族はその傾向があるのではないか、最近そんなことを考えることが多いです。

これは労働問題、具体的には「労働基準法なんか守ってたら、会社は回っていかない。だから、サービス残業は仕方がない」という話に、「Non-beしろう」さんが仰るような傾向が特に現れているといって良いかもしれません。ただ「日本人」の中にもこの傾向に疑問を抱く人もそれなりの数いると思いますよ。もう閉鎖した「ニートの海外就職日記」は日本の労働問題について取り上げるブログでしたが、彼の「なんとなく"常識"とされてきた規範」をぶったぎる様(例えば彼は「自分、もしくは家族の健康にも優先する仕事なんてこの世に一つもない」というタイトルの記事を書いていました)に惹かれる読者がたくさんいましたから。そこには希望があるといえると思いますよ。

カスタマーハラスメントの撲滅という視点はどうでしょう

管理人さん、以前にも
「カスタマー・ハラスメント」の撲滅により、就活生・労働者が得られる利益は大きいはずだ・・という
記事を書かれていますね。それも思い出しました。

いわゆる圧迫方式の面接があくまで、
面接官の面白半分や八つ当たりなどでないとあえて信じるならば、
企業的にはやっぱりこれも「理不尽なクレームやお叱りの言葉を頂く」などといったことに
対処しようとしての一つの判断なんでしょうか。
カスタマー・ハラスメントの存在が企業を圧迫面接に駆り立ててきた部分はあるかとも思います。
また特に大きなホテルともなりますと、かえって「ホテル」として
ホテルマンが現場で客に対して声を荒げるような対応もやりにくいのでしょうし。

といいながらでなんですが、
「許せる圧迫面接、バカ丸出しの圧迫面接」の記事で、以前自分は
圧迫面接行為を憎むようなコメントを書いていましたが
今思うとあれはすっかり自分を棚に上げてしまっていましたね。
以前、カスタマー・ハラスメントの加害者でもあった
身勝手だった自分がいるわけで。
http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-274.html#cmでコメントさせて頂いた以外にも、もっと言うと実は自分、一時期あちこちでわがままを言って歩いていたような事もありました。
ひいては、自分みたいなのも
今の新卒就活生が圧迫面接に苦しむのに一役買ってしまっていたかもしれません。

こんな自分のような者が言えた義理ではないくらいですが
マナー向上運動的に日本人の大人の民度が上がるか
(日本人も隣国の民度をとやかく言えない所も有ると思う)、
企業が手段を選ぶことなく明らかに悪質な客を排除できる方向になって
もしカスタマー・ハラスメントが撲滅されれば、採用活動的にも圧迫面接減りますかね・・・

なんにせよ、「就活生かわいそう」ばかりでは語れそうにない問題ですね。

Re: カスタマーハラスメントの撲滅という視点はどうでしょう

> L_z_m_i さん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

>カスタマーハラスメントの撲滅という視点はどうでしょう

まさに雨宮さんのコメントと同じ方向性のご意見ですね。やはり問題の根本は仰るような点にあると思います。

>以前自分は圧迫面接行為を憎むようなコメントを書いていましたが今思うとあれはすっかり自分を棚に上げてしまっていましたね。以前、カスタマー・ハラスメントの加害者でもあった身勝手だった自分がいるわけで。 http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-274.html#cmでコメントさせて頂いた以外にも、もっと言うと実は自分、一時期あちこちでわがままを言って歩いていたような事もありました。ひいては、自分みたいなのも今の新卒就活生が圧迫面接に苦しむのに一役買ってしまっていたかもしれません。

L_z_m_iさんの文面はいつも丁寧なので、正直「カスタマー・ハラスメントの加害者でもあった」ことに僕は驚いています(笑)おっしゃるとおり、理不尽なクレームをつけながら同時に圧迫面接を批判する態度は矛盾しているといえますので、各々その点は気を付けないといけないですね。

No title

 >lingmuさん

  レス有難うございます。
  リンク先のエントリーもまた私にとっては避けて通れない難関です。
  全て責任転嫁する訳ではありませんが、リーマンショックの最中に解雇され、歳も歳ですからそう簡単に次の就職先が見つかる訳にはいかないのでそれなりに空白期間が生じてしまいます。勿論その間遊んでいる訳にもいかず、就活とバイトを並行してやるのですが、学生と社会人どちらが空白期間で不利なのか一概に判断はできないかもしれません。でも年齢の事を考えるとやはり・・・とも思えてきます。
 どちらの立場でだって好きで空白期間を作っている訳ではないのにまるでその人に欠陥があるからのように面接で問われると返答のしようがありません。「何故こんなにブランクがあるんだ?」と聞かれて模範回答がある訳でも無し(いくらバイトしてた、次の就職に向けての努力をしていると言っても落ちる時は落ちるし)、これでまた求職者の人格を否定でもしたいのかとキレそうになる事もあります(苦笑)。勿論会社に依っては質問しない所もありますが、落ちた時はやはり「空白期間」で落されたか?とどうしても気になります。
 こう言う事は所詮愚痴に過ぎない、能力がない者の言い訳に過ぎないと求人側から思われるかもしれませんが、空白期間まで人格・人生否定の基準にされてはたまった物ではありません。

Re: No title

> KY さん

またまたコメントありがとうございます。

> どちらの立場でだって好きで空白期間を作っている訳ではないのにまるでその人に欠陥があるからのように面接で問われると返答のしようがありません。「何故こんなにブランクがあるんだ?」と聞かれて模範回答がある訳でも無し(いくらバイトしてた、次の就職に向けての努力をしていると言っても落ちる時は落ちるし)、これでまた求職者の人格を否定でもしたいのかとキレそうになる事もあります(苦笑)。

他記事の紹介で申し訳ありませんが、「履歴書に空白の期間がある理由を面接で聞かれて、泣き出してしまう場合もある」とのことです(http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-4168.html)。あまりに「空白期間=悪」という構図が強くなると相当息苦しいと思うのですが・・・。


面接官は別に「空白期間に何をしていたか?」ということは全然聞いて良いと感じますが、その質問の答えよりも現在の能力・意欲を重視して評価すべきだと思いますし、ましてや空白期間を説教するのは問題外としか言い様がありません。
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