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テレビの「就活報道」の内容が問題の全てではない

twitterで、就活デモを行うなどして、「日本の就職活動のおかしさ」を社会に訴えようと試みる方々をフォローさせていただいている。


ただ、就活デモも賛成の声ばかりではなく、むしろ「甘え」と捉える人もいるようだ。例えば、「就職難と言っても、内定をもらっている人はたくさんいる。自分の力が足りないだけなのに、社会を悪く言うのは甘えすぎ」という意見をどこかのブログで見た。


勿論、自分のことを棚にあげて社会のせいにする姿勢はおかしい。例えば、就活デモの主張が「俺がなぜ就職できないんだ!学生全員就職できるようにしろ!」というものだけだったら、僕も擁護する気にはなれない。


ただ、twitterやブログを見る限り、就活デモに限らず就活批判をしようとする方の主張は「職をくれ!」というものではないのだ。例えば、「就活どうにかしろデモ実行委員会」のブログを見てみると、就職活動基本法という法案を作成した上で、企業の採用活動に対して一定の規制をかけるべきではないかという主張をしていることが分かる(http://syukatudemo.blog77.fc2.com/blog-entry-80.html)。このような主張をしても、別に彼ら自身が大きく得することはないわけで、純粋に就職活動というものをより良くしたいと考えた上での活動をしていると僕は認識している。


少なくとも、就活デモを行おうとする人々に対して、短絡的に「甘え」と断定することはいかがなものかと思う。そして、なぜ就活デモの訴えは、短絡的に「職をくれ!」という内容だと判断されてしまうのだろうか。この原因の一つに、テレビによる就活報道のあり方が挙げられると思っている。


記憶はうろ覚えだけれど、僕が知る限り、テレビによる就活報道は大概以下のような形式で行われる。メインの登場人物は、就職活動に精を出してはいるけれど、中々内定をもらえない就活生。ネットカフェに入ってまで企業からの連絡を確認しようとする場面や、面接に落ちて頭を抱える場面などが映し出される。報道に出る就活生は「不安だけど、頑張らなければ」とけなげに話す。そして、最終的にどこかから内定をもらえる・・・かどうかは覚えていない(笑)あるいは、最近ではフジテレビが「ソー活」など流行の動きについて取り扱ったりしていたけど、この点は今日は置いておく。


テレビが報じたいストーリーとしては、「こんなに頑張っている学生でも、中々内定を取れないのです!現在の就職戦線は本当に厳しいものなのですよ。就活生は大変だけど、あきらめずに頑張って欲しいですね・・・」というものだ。そして、企業の採用活動の早期化という話や新卒至上主義の話などの少し難しい話は、テレビにおいて報道される機会は少ない。いや、僕自身は一度もそのような報道を見たことが無いので、本心では「報道される機会なんてない」と書きたいのだが・・・。注意したい点としては、テレビ局が、専ら内定を取れずに苦しむ学生らをニュースにおいて取り上げることで、「就職活動の問題=就職難」という思い込みが視聴者に植えつけられているのではないかということだ。そして、「企業の採用活動の手法などによって学生が苦しめられているという一面もあるんじゃないの?」という別の側面が見えなくなる。特に、就職活動というものに大して関心の無い人にとっては。


テレビ局志望で、且つ報道志望の就活生の方には残酷な話になるが、やはりテレビにとっては社会的意義よりも視聴率の方が大事なのだ。苦しむ就活生を番組にて取り上げることで、「かわいそうなもの見たさ」で多くの視聴者を惹きつけられる。一方で企業の採用活動の早期化という話や新卒至上主義の話など堅い話をしても、どれだけの人が見ることか。就活の現状に関心がある、本当に一部の人しか見ないんじゃないか。ゆえに、テレビ局もそれらのようなトピックを番組にて扱わない(扱うことが少ない)。


誤解しないで欲しいが、僕はテレビ局に対して「就職活動の問題は、別に就職難の問題だけではありません!もっと、企業の採用活動の手法の問題点についても報じてくださいよ!」と言いたいわけではない。テレビ局がどんなトピックを扱うかは僕が口出しすることではないし、別にテレビ局に対してそこまで期待をしていないという気持ちもある。


しかし、このブログを読んでくださる方、あるいは全く知らない方でも構わないのだけれど(笑)、テレビの就活報道で語られる問題提起のみが全てではないということを今日の記事で伝えたい。就職難というフレーズや、新聞などでも見られる「大卒内定率○○%」という数字などは分かりやすいけれど、そのような「職に就けるか否」かという次元だけで就職活動の問題は語れないと僕は思っている。別に僕は、デモに参加する予定は無いですけどね(笑)


最後に、勿論、デモなどで主張される就活批判の内容が全て正しいでしょと皆さんに訴えたいわけではないことを付け加えておく。僕自身、彼らの主張に部分的に賛成・部分的に反対という立場なので、その点誤解のないようにお願いします。


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No title

NHKスペシャル辺りもしくは、民放でも一部のラジオ番組でないと
こういう問題はなかなか掘り下げられそうにないですね、公共の電波上では。

当方、地方在住(北海道)ですが
地方局の作る番組でも「TVで就活報道」というとやっぱり大体そうなれば、
キャスターやパーソナリティーにも「就活生がんばれ」ぐらいしか言えないバカ多いですし・・

自分が、もしなんかの番組のパーソナリティーをやっていて就活関連の話題を扱うことがあったら
「(学生に)頑張れ」と言う前に「(企業経営者に)一人でも多く雇ってあげてください」と言いたくなるわ・・

Re: No title

> L_z_m_i さん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

まぁ、「就活生がんばれ!」というメッセージをこめた番組が一番構図が分かりやすい・・・且つ視聴率も取れるのでしょう。テレビマンも問題の本質を掘り下げたいという思い自体は持っているとは思いますが、やはり視聴率を考えなければいけないのは分かりますし・・・。例えばこのブログに書いてあるようなことを放送しても絶対つまらない気がしますからね(「そもそも、このブログは本質を捉えた議論をしているのか」というツッコミはなしでお願いします笑)。
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