スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「僕たちはジムである」と主張している人からガンダムを目指しているかのような雰囲気が漂っている件

過去記事「常見陽平さんの"有料メルマガ撤退宣言"を、"意識高い系という病"にある記述を参考に読んでみた」に、「ゆきち」さんという方から「以前から常見さんの言動はどこかおかしいなと思いつつもうまく言葉に出来なかったのですが、このブログを読んでその違和感の原因がわかりすっきりしました」というコメントを頂いた。ありがとうございます。「ゆきち」さんが具体的に常見さんの文章のどのような点に違和感を覚え、そして如何にして違和感をすっきりさせたのかは定かではないが、常見さんの文章に違和感を覚えるという感覚は個人的にはよく分かる。


そして文章量の都合上過去記事には書かなかったが、実は常見さんの有料メルマガ撤退宣言(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130504-00010000-agora-soci)には、もう一つおかしいと思えるポイントがある。それは常見さんが自身のメルマガの読者数が伸びなかったことについて、やたらとへこんでいることだ。「私自身、有料メルマガを出すほどの人気著者ではないということだろう。早かったのだと思う」、「本当に薄っぺらい人生だった。今までありがとう」とがっかりしている。


しかし、そもそも常見さんは「"意識高い系"という病」で次のように述べていた。

たまにいるのが、一般人にもかかわらず、メールマガジンを立ち上げる人である。はっきり言って、その人のどうでもいい日常なんて知りたくもない

これが本心ならば、別にメルマガの読者数が増えないという状況下でも「考えてみれば、俺のどうでもいい日常や考え方なんか知りたくないよな。ましてや、お金を払って知りたがる人なんかいるわけないよな・・・」と思うのが自然ではないか。それにも関わらずメルマガを立ち上げ、且つ読者数が増えないことにへこんでいるということは、常見さんが自分のことを「一般人」だと思っていないことを意味していると言えそうだ。


ただそうすると、今度は常見さんの主力商品「僕たちはガンダムのジムである」のコンセプトと矛盾してきてしまう。この本は「世の中は1%の"すごい人"ではなく99%の"その他大勢"が動かしている」というメッセージを軸に据えた本なのだが、その中で「僕たちはガンダムのジム(注:ここでいう「ジム」とは「普通の人」のこと)である。そんなことは考えたことも無かったかもしれない。あるいは、薄々気づいていたかもしれない。ひょっとすると受け入れがたい事実だろう。でも、あらためて気づきたい。僕たちはガンダムのジムであると。あえて言おう、ジムであると」と非常にしつこく読者に「僕たちはジムなんだ」と訴える箇所がある。その上で後書きでは「ジムであることの誇りと責任を今こそ持とうではないか」と述べている訳だけれど、これらの記述を踏まえると常見さんに対して「"僕たちはジムである"とか言っておきながら、当の自分のことはガンダムだと思ってるんじゃないですか?」というツッコミが浮かぶというわけだ。


つまり、自分のことを「ジム」だというなら「メルマガの読者が増えないからってへこむんじゃないよ」という話になるし、自分のことを「ガンダム」だと思っているのならば「僕たちはジムなんだ」と語りかけてこないでほしいという話になる。「僕たちはガンダムのジムである」のレビューに「ジムが大切と言ってる著者だって、ガンダムを目指しているように見える」というコメントがあるけれど(http://www.amazon.co.jp/review/R3MHM632MBMD43/ref=cm_cr_pr_cmt?ie=UTF8&ASIN=486491012X&linkCode=&nodeID=&tag=#wasThisHelpful)、これは後者の話に対応するコメントといえる。これも常見さんの文章から漂ってくる違和感の一つだろう。 


個人的には常見さんの文章にはおかしな点がたくさんあると思っていて、だからブログで取り上げる機会が増えるという事情がある。常見さんの文章・主張そのものはあまり役に立たないと思うけれど、「批判的に物事を見る力」を養うに際して入門の教材にするにはちょうど良いんじゃないかと思う。

常見さんの文章・主張そのものはあまり役に立たないと思うけれど、「批判的に物事を見る力」を養うに際して入門の教材にするにはちょうど良いという意見に共感してくださった方は、もし宜しければクリックをお願いします
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村 
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

反面教師とは、まさに常見さんのことかもしれませんね。まあ、何だかんだで常見さんも役に立つ所はあると言えばあるのかも知れませんね。正直、メルマガでは無いですけど、このブログを常見さんが実際に見て、少しは勉強されたほうが良いかもしれませんね…。

No title

常見さんに対してこんな評価がありました

https://mobile.twitter.com/uvbix/status/333160319981588481

https://mobile.twitter.com/uvbix/status/333160342169464832

これを受けて常見さんはこんな感想を。

https://mobile.twitter.com/yoheitsunemi/status/333160774564462592

有名大学卒業して、有名企業に勤めた常見さんが「ふつうの人」に対する視線を持ってるとは。
大半の人はふつう未満の人なんですかね。

常見さんに限らず人材コンサルや自称採用のプロの人々に一度全ての採用に関する権限を与えてみたいですよね。

採用した何%が最後まで働いて何%が出世するか

Re: タイトルなし

> たろうさん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>まあ、何だかんだで常見さんも役に立つ所はあると言えばあるのかも知れませんね。

一応記事本文では「常見さんの文章・主張そのものはあまり役に立たないと思うけれど」と書いた訳でして、つまりは文章表現以外の営みで誰かの役に立つ可能性まで否定したわけではありません。例えば、就活生の悩み相談にはものすごい力を発揮するとか。

>正直、メルマガでは無いですけど、このブログを常見さんが実際に見て、少しは勉強されたほうが良いかもしれませんね…。

「僕たちはガンダムのジムである」には「僕は夢を叶える為に、1日最低でも5000字の原稿を書き、1日3000本以上の記事に見出しだけでも目を通し、月に20冊以上の本を買い、日々人に会って情報収集をし、週に8コマの講義と数本の講演をしている。もちろんやりっ放しにせずに考えて取り組んでいる」と書いてありまして、つまり常見さんは彼なりに勉強を頑張っているそうです。あくまでも本人談ですが(笑)

Re: No title

> コマンドーさん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>常見さんに対してこんな評価がありました
https://mobile.twitter.com/uvbix/status/333160319981588481
https://mobile.twitter.com/uvbix/status/333160342169464832

まさか、「荻上、宇野、古市、開沼」の4人よりも「常見・中川」を評価する見方があるなんて全く思ってもいませんでした。世の中には色々な考えを持つ人がいるものですね・・・。「まず年齢が常見、中川の方が多少上。そのため人生経験が豊富でそれゆえ実感を伴った言論活動を展開できる」のくだりには笑わせてもらいました(笑)

>有名大学卒業して、有名企業に勤めた常見さんが「ふつうの人」に対する視線を持ってるとは。大半の人はふつう未満の人なんですかね。

僕は常見さんが「ふつうの人」向けに何かを言うこと自体は特に問題ないと考えています。問題は、肝心の主張内容が薄っぺらいということです。「僕たちはガンダムのジムである」とか、あれはただの気休めにしかならないと僕は感じています。

Re: タイトルなし

> 名無しさん

こちらの記事にもコメントありがとうございます。

>常見さんに限らず人材コンサルや自称採用のプロの人々に一度全ての採用に関する権限を与えてみたいですよね

常見さんは元採用担当者であり、真実か否かは分かりかねますが、どうやらバンダイを「人気企業ランキングベストテン入り」に導いた人らしいですよ。勿論バンダイでうまくいったからと言ってその人を「採用のプロ」・「人材コンサル」扱いしても良いのか?という疑問は残りますが、常見さんに関して言えば、採用担当者として結果を出したことは事実だとされています。

早速拝見致しました。私が常見さんの文章に対して抱いた違和感は論理的に考えてどうこうというものではないのですが、何か違う…と思ったことが就活生時代にもちらほらありました。

例えば『意識高い系w』についての記事だと『自分ができる(もしくは伸びる可能性のある)人間であることをアピールしろ』と(彼に限らず)コンサルタントが散々言ってきていたのにも関わらず、就活生の行動を(行き過ぎた面はあるにして)も小馬鹿にされているように感じてちょっとムッときたというレベルのものでした。
おそらく違和感の正体はlingmuさんが指摘して下さっているように、個人的な思いを全体の事のように述べていること、言っている事と行動がぶれているという事なのだと思います。

『ジム』については未読なのですが…彼は自分のことを『ジム』だと思っていないのでは?と思ってしまいます。

Re: タイトルなし

> ゆきちさん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

>例えば『意識高い系w』についての記事だと『自分ができる(もしくは伸びる可能性のある)人間であることをアピールしろ』と(彼に限らず)コンサルタントが散々言ってきていたのにも関わらず、就活生の行動を(行き過ぎた面はあるにして)も小馬鹿にされているように感じてちょっとムッときたというレベルのものでした

なるほど。それならば、僕は「違和感」の正体を無駄に掘り下げすぎてしまいましたね(笑)すみません。

>『ジム』については未読なのですが…彼は自分のことを『ジム』だと思っていないのでは?と思ってしまいます。

常見さんの本を読むと「さりげない自慢」が多いことに気がつきます。例えば「僕たちはガンダムのジムである」には次のような記述が。

僕などは実に中途半端な存在で、サラリーマンの道は降りてしまったのだが、それこそバブルの臭いを下手に引きずってしまっている。贅沢はしていないつもりだけれど、高い物件ではないけれどマンションは買ったし、クルマも持っている。発泡酒ではなくビールを飲みたい(p.183)。


「このくだり、どう考えてもいらないだろう」と思いながら本を読み進めていましたね。

ジムさんもエリートなんだぞ!

山月記の虎が谷を転げ落ちていってる様に見える。

地球に家があるだけでもエリートさってカイが言ってるから、
ジムに乗れるだけで超エリート。

それにしても意識高平さんは、大企業に行ってもエリート意識を満たせないから
転職したのでしょうけど、ガンダムが大量生産型のジムを作り出すために
生まれた実験機と言うことを知ってるのでしょうか?
main_line
main_line
ブログランキング
おかげさまで、ブログ村の「就職バイトブログ」のカテゴリで「1位」を取ることが出来ました。この場を借りて、お礼を申し上げます。これからも記事を多くの人に読んでいただけたらと思いますので、もし宜しければ、今後ともランキングへのご協力を宜しくお願いいたします。
RSSリンクの表示
follow us in feedly 
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
FC2カウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
プロフィール

lingmu

Author:lingmu
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。