こちらの記事のコメント欄(
http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-419.html#comment3421)に「一三」さんから次のようなコメントを頂いた。
私が「変なの!」と思うのは弊社が第一志望ですか?という面接での質問です。そんなの答えるべき答え、決まってるじゃん。「第一志望です」
この意見に対しては半分反対で、半分賛成という考えを持っている。
まずなぜ「反対」なのかというと、別に最終面接ではそのような質問をしても良いのではないか?という考えを持っていることによる。この段階においてはそれまでの面接を通じて社員とコミュニケーションを重ねてきているわけで、それを踏まえて「他社ではなく、ウチに入る意思はあるのか?」と問いかけ、求職者の意思とその意思を持つに至った理由を確認することはそれほどおかしいこととは思えないのである。
しかし、1次面接や2次面接といった早い段階、換言すれば未だ社員とそこまで話していない状況下にある就活生に「ウチが第一志望ですか?」と問いかけるのはおかしいと感じている。就活生からすれば「ある程度は志望しているけど、"第一志望"にするかはこれからの面接で決めたいんだけど・・・。他にも受けているところがあるし」と思っても仕方が無いのではないか。
よく面接は「お見合い」に例えられるけれど、僕がその例えを適切だと思えない理由は「1次面接など早い段階で第一志望かどうかを聞く面接官の行為」にある。僕はお見合いをしたことがないので現状認識が間違っているかもしれないが、まさか出会って少しだけ話した段階で「私と結婚してくれますか?」と相手方が言い出すお見合いは無いだろう。そんなこと言われたら「それは、もうちょっと互いに理解しあってから聞いてくれないか。そして今の段階ではあなたのことをよく知らない」と感じるのが自然だ。しかし面接の場においてはこのようなおかしな問答がなされることが珍しくないわけで、だから面接は「お見合い」に例えるよりも、やはり単純に「面接官による就活生の選別作業」と称したほうが適切なのではないかと考えるわけである。
これに関して、いつもこのブログで批判させていただいている(笑)常見陽平さんが次のような妥当な見解を述べている(
http://www.s-shiori.com/con3/archives/2012/04/post-157.html)。
学生がかわいそうだと思うのは、(※「ウチは第一志望ですか?」と面接官から聞かれると)結局のところ「第一志望です」と言わざるを得ないことですね...。面接官からしても、せっかく業務を抜けて面接に協力したのに、「第一志望群です」と言われるとカチンとくる人もいるわけで。学生は「その面接を受けている瞬間は、その企業を第一志望だと思って臨む」しかないということになります(中略)やや極論ですが、企業の採用担当者は「ウチは第一志望ですか?」という質問をやめるべきだと考えています。第一志望だと決められるだけの情報を開示しているわけではありませんし、普通に考えると同時期に同じくらいの志望度で活動しているわけですから、その企業以外で揺れていることは明らかです。だいたい、その質問をしている面接官自体、その企業は第一志望だったのでしょうか?(中略)そもそも、採用活動は「来たい学生」ではなく「欲しい学生」を採用する行為です。欲しい学生は第一志望だろうとそうじゃなかろうと、志望度を上げ、口説き落とすのが採用活動です。志望順位も、志望動機すら聞かずに、納得のいく採用活動をしている企業は多数ありますし。
これはもっともな意見だと思う。上述のように、僕としては「最終面接だったら、第一志望かどうかを聞いてもよいのではないか?」と考えているが、「志望順位も、志望動機すら聞かずに、納得のいく採用活動をしている企業は多数あります」ということなら「そもそも第一志望かどうかを聞くのはやめよう」という見解も十分採り得る。しかし、「辞退者を出したくない」という企業側の利益に配慮すると、「最終面接で第一志望かどうかを聞く」という行為は肯定すべきなのではないかと僕は思っている。常見さんの言う「志望順位も志望動機も聞かずに採用活動がうまくいった企業」は、単純にその企業が有名で人気のある企業だったという話に過ぎないのではないか?という疑問もあるので、常見さんの見解には完全には賛成できない。
この通り細かいところで見解の違いはあるが、結局のところ、僕の見解でも常見さんの見解でも「1次面接で第一志望かを聞くのはやめよう」という結論に達する。「ウチは、嘘つきを採用したいんだ」という危なそうな会社や「はじめから最後までウチのことを第一に考える就活生しか採用したくない!」という訳が分からない会社を相手にしない限り、この見解は一定の説得力を持つものではないかと考えている。面接において不毛な問答がなされることが止むことを望みたい。
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たろうら思っていた事なんですが、こう言う面接で使われる質問には一種の「暗黙の了解」のようなものが含まれていて、「ああこの学生はこう答えなかった、じゃあ駄目だ」という一種のフィルターの役目があるみたいですね。結局、そんな「社会のルール」(社畜のルール?)を理解出来ないと就職出来ない、という会社があるかぎり、こんな茶番は永遠に繰り返されると思います。まあ、社会では協調性が何より求められますけど、その事を社会人のルールをまだ深く理解していない学生にまで強いるのはいかがかと思います。
私は別にそこまで不自然さは感じませんが……。だってこれ、建前を使えるかどうかの質問じゃないんですか?
「第一志望ですか?」「はい、そうです」「(この学生は第一志望なんだな)」って考える面接官ははっきり言って馬鹿でしょう。
まぁそれをうそつきと言われればそれまでですが……、例えば「この商品、足に落としたら怪我したぞ! 危ないだろ!」というクレームが来たとして「いや落とすあんたが悪いだろ」って言っちゃダメですよね。内心では悪くないと思っててもとりあえず「申し訳ございません」と建前を言える分別は必要だと思います。
その辺りをみるためには必ずしも第一志望かって質問でなければならない理由はありませんが、『本当は○○だろうけど、△△って答えなければいけない質問』っていうのはどこかしらで出さなきゃいけないでしょう。だったら答えが決まってる方がありがたいのではないでしょうか。
第一志望か、と問いかける質問はあまり意味はないですね…
そもそも第一志望と答えざるを得ないのは、一次でも最終でも同じ事ですし、
「はい、御社が第一志望です」というだけの回答では簡単に内定辞退もできてしまうので。
どうせ「弊社が第一志望ですか?」と聞くぐらいならば、
「内定が出た場合、5月○日から×日間猶予があるけれど、うちに来るつもりある?」
と聞いた方が、その時の態度で第一なのかそうではなかったのかわかりやすい気がします。
そういう時に、迷わず「もちろん行きます」と答えられる人の方が、志望度が高いか
あるいは相手に話を合わせられるタイプに感じられますしね。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
常見さん、たまにはすごく良いこと言うんですね。w
ちなみに第一志望ではない、第二志望だと答えて通ったことありますよ
東京証券取引所です。かなり高倍率なとこなのに
大手でもそういうとこもあることだし、
仮面を被らないことを評価する面接官もいるんですが
全体としてはやっぱり「内定が欲しいなら仮面をかぶって演技をするべき」ということになるようで
「人物重視」が皮肉に見えますね。
ただ上のような例もあるので、自分を貫き通すのもアリかなとは思います。
> たろうさん、通りすがりさん
こんばんは、コメントありがとうございます。お二人のコメントには、「ウチが第一志望か?」という質問が「本当は○○だろうけど、△△って答えなければいけない質問」という性質なものであることを指摘しているという点で共通点がありますね。
記事で取り上げた常見さんの「志望順位も、志望動機すら聞かずに、納得のいく採用活動をしている企業は多数あります」という指摘から、志望順位をトピックにして「本当は○○だろうけど、△△って答えなければいけない質問」を繰り出す必要性はあまりないということが言えそうです。その点、「通りすがり」さんが仰っている「その辺りをみるためには必ずしも第一志望かって質問でなければならない理由はありませんが」という留保は正しいのではないかと思います。
常見さんとしては「別の質問で、就活生が"建前"を言えるかどうかを確認すればよい」か「別に面接の段階で建前がいえなくても、研修の段階で何とかすればよい」と考えていて、だからこそ「やや極論ですが、企業の採用担当者は"ウチは第一志望ですか?"という質問をやめるべきだと考えています」という提言をしているのではないかと想像します。この想像が正しいとすれば、僕は常見さんと同意見です。
> taさん
こんばんは、いつもコメントありがとうございます。
>どうせ「弊社が第一志望ですか?」と聞くぐらいならば、「内定が出た場合、5月○日から×日間猶予があるけれど、うちに来るつもりある?」と聞いた方が、その時の態度で第一なのかそうではなかったのかわかりやすい気がします。
確かにそういう聞き方の方が就活生からすればドキッとするでしょうし、ゆえに自然と本音を引き出しやすいような気がします。一言で「第一志望かどうかを確認する」と言っても、問いかけ方によって就活生のリアクションが全然変わってくるといえますね。
> 非公開コメントをくださった方へ
こんばんは、コメントありがとうございます。
>選考の早い段階で「もっともらしい」志望理由を表現できる=表現力がある・迅速に行動できる、ってことでしょう。私が経営者でもそういう選考方法を取ると思います
なるほど。僕としては表現力や迅速さを「選考の早い段階で第一志望であるかを問う」という形で確認する必要は無いと思っていますが、いろいろな考えがあるんですね。
> とも さん
こんばんは、いつもコメントありがとうございます。
>常見さん、たまにはすごく良いこと言うんですね。w
そうですね、「たまには」良い主張もあると思いますよ(笑)そして、普段常見さんの主張をボロクソ言っているとはいえ、良いと感じた主張は好意的に取り上げたいと考えています。
>ちなみに第一志望ではない、第二志望だと答えて通ったことありますよ
東京証券取引所です。かなり高倍率なとこなのに
大手でもそういうとこもあることだし、
仮面を被らないことを評価する面接官もいるんですが
全体としてはやっぱり「内定が欲しいなら仮面をかぶって演技をするべき」ということになるようで
常見さんの記事も「第一志望といわないでNTT東日本に内定した学生」を紹介している一方で「面接官からしても、せっかく業務を抜けて面接に協力したのに、"第一志望群です"と言われるとカチンとくる人もいるわけで」と記して「第一志望と答えなければいけない暗黙の了解」が存在することを示唆していますね。就活生からすれば「この人は"建前をきちんと言えるか"を確かめたいのか?それとも本心を知りたいのか?」と迷うこと間違い無しですね。
「ウチが第一志望ですか?」なんて答えが限定されるような質問なんて誘導尋問以外の何物でもない。
本来面接なんてのはお互いが対等で「対話」する時間のはずなのにこれじゃあ犯人の取り調べと何ら変わらない。
これも人事>就活生の力関係が生み出した弊害だけど面接が終わった瞬間に企業<消費者と逆転してしまうことにいつになったら気付くのだろうか・・・。
タテマエがバカバカしいのは分かるんだけど、セクハラみたいに
就活生を傷つける質問ではないしねえ・・・
なーんの意味もないくだんねー質問だろうけど、わざわざ叩くのもどうかな。
でも面接の会話ってそんなものだしね。
本当に応募者側が納得できる採用方法なんてペーパーテストしかないんじゃないかな。
面接みたいに主観が入る採用方法はケチつけようと思えばいくらでもつけられるだろう。
で、面接があまりにバカバカしくて付き合ってられない、という人は
前回のコメントみたいに組織で働くよりノマドとかのほうが向いてるんだろう・・・(実際に成功できるかは知らない)
> 雨宮さん
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
>「ウチが第一志望ですか?」なんて答えが限定されるような質問なんて誘導尋問以外の何物でもない。本来面接なんてのはお互いが対等で「対話」する時間のはずなのにこれじゃあ犯人の取り調べと何ら変わらない。
「犯人の取り調べ」は若干言いすぎかと思いますが、早い段階で「ウチが第一志望ですか?」と問うのは、雨宮さんがおっしゃる「対話」の展開として少々不自然ではないかと考えています。その不自然さが面接を「茶番」にさせる要因の一つなのではないでしょうか。
> のさん
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
>なーんの意味もないくだんねー質問だろうけど、わざわざ叩くのもどうかな。でも面接の会話ってそんなものだしね
就活生・面接官間のコミュニケーションに多かれ少なかれ下らない点が介在してしまうのは仕方がないと思うのですが、僕としては今回取り上げたテーマは「下らなさの度が強い」と判断したからこそ記事として書いています。
>で、面接があまりにバカバカしくて付き合ってられない、という人は前回のコメントみたいに組織で働くよりノマドとかのほうが向いてるんだろう・・・
僕は「就活生に、バカバカしい面接に適応することを求める」よりも、「面接のバカバカしさ度を低減していく」方がアプローチとして好きですね。
「清濁併せ呑みながら生き抜いている俺」と思ってる方。
とてもかっこ良いです。そしてそれは十分に分かりました。
そのかっこ良さは職場で存分に発揮して下さいませ。
ここは、ブロガーさんを中心として、
就職活動をこれから乗り越えていく人たちが
来るだけで十分です。
> 就活が怖い さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
>ここは、ブロガーさんを中心として就職活動をこれから乗り越えていく人たちが来るだけで十分です。
正直「誹謗中傷してくる人などはブログを読みに来ないでほしいなぁ」と願っているのですが(笑)、そうでなければ「就職活動をこれから乗り越えていく人たち」に限らず幅広い層の人たちに記事を読んでいただきたいと思っています。「就活が怖い」さんの希望に沿わない形になってしまいますが、ご理解よろしくお願いします。
あれ?就活が怖いさんのコメントが変わった気がしますが・・・
既に管理人様がスタンスを示していますが、特に誹謗中傷でもないのなら、人物ではなく発言内容に焦点を当てるべきだと思います
特定の価値観を持つ人だけに限定すると閉鎖的、所謂信者ばかりになり、外部からの理解も得にくくなるのかなと俺は感じます
というわけで今回は、私は管理人様を支持します
「第一志望ですか?」という質問ですが、1次面接においても不自然ではないケースは以下の2つもあるかなと思いました
①事前にインターンシップや説明会・懇親会があったり、OB訪問を前提に考えている場合
②面接官に対して何らかのペナルティがある場合
①に関してですが、上記イベントの経験を前提としているなら俺はおかしくないと思います
そもそも、最終までいかないと第一志望の意思が固まらないということもないはずです
タイミング的には1番遅いです
面接が1、2回しかない場合にはどうなるのでしょうか
②に関してですが、例えば1次を通過させた後に2次を辞退された場合に1次の面接官に対して何からのペナルティがあるとすれば、それは1次の面接官にとっては最終面接のようなものであり、聞いてもおかしくないと俺は思います
少なくとも聞いて明らかなデメリットはないですし、俺なら聞きます
ペナルティの有無は誠に申し訳ないことに確認できていませんが、多分・・・一部ではあるように感じました
その点、済みませんが、もし情報をお持ちの方がいらっしゃれば提供をお願いします
うちはそこまでバカバカしさの度が強いとは感じなかったな。
いや確かにバカバカしいけどさ(個人の閾値の問題だろうけど)
この質問をなくしたからといって面接がどう、とはならないでしょう。
茶番さを作り出してるのは質問してくる人事だけでなくそれに迎合する就活生でもあるのだしさ。
面接の質問のバカバカしさを排除して合理性を追求するとなると
問題はどうやってそのノウハウ(合理的に人間性を判断できる質問パッケージ)を企業人事に広めるかだよね。
そこは就活コンサルが営業かけるのかな?
webでやる性格診断だとか、イラスト配置をみると
合理的に人物を判断しようとしても結果的にスベるのがオチって分かるんだがなあ・・・。
ブログ主さんに名案があるなら気になるね。
徹底的に合理性を追求するベンチャーでもなければ非合理的な人間性が採否を分けるのは仕方ないよ。
一生ピュアだったり斜に構えるよりかは、それに適応するほうがまだマシだと思うな。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
> カクさん さん
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
>「第一志望ですか?」という質問ですが、1次面接においても不自然ではないケースは以下の2つもあるかなと思いました ①事前にインターンシップや説明会・懇親会があったり、OB訪問を前提に考えている場合
僕の主張の趣旨は「そこまで企業・就活生間のコミュニケーションがなされていない段階で第一志望かどうかを問うのはおかしい」というものなので、その趣旨に照らすと、「カクさん」さんが言う①の要素が備わっている状況においては確かに1次面接で第一志望であるかどうかを聞くこともそれほどおかしくないと思います。もっとも、面接が(一応建前として)就活生・企業同士が互いに理解しあう場である以上、面接が複数回ある場合ならば第一志望かどうかはある程度選考が進んだ段階で聞くのが望ましいのではないかと考えます。
>②面接官に対して何らかのペナルティがある場合
これに関しては、そもそもこのペナルティの存在がよくわからないのでコメントを差し控えたいと思います。
> のさん
こんばんは、またまたコメントありがとうございます。
>この質問をなくしたからといって面接がどう、とはならないでしょう。茶番さを作り出してるのは質問してくる人事だけでなくそれに迎合する就活生でもあるのだしさ(中略)面接の質問のバカバカしさを排除して合理性を追求するとなると問題はどうやってそのノウハウ(合理的に人間性を判断できる質問パッケージ)を企業人事に広めるかだよね(中略)合理的に人物を判断しようとしても結果的にスベるのがオチって分かるんだがなあ・・・。ブログ主さんに名案があるなら気になるね。
僕がブログで書いていることは、「~な面接をすれば、合理的に人間性を判断できる」というポジティブな提案というよりは「~な面接をするとコミュニケーションが不自然になる。だからそれは止めた方がよい」というネガティブな要素を潰すことを図った記述なんですよね。「茶番さを作り出してるのは質問してくる人事だけでなくそれに迎合する就活生でもあるのだしさ」とありますけど、就活生は内心バカバカしいと思っていても面接官に合わせないといけないのだから、茶番度を薄めるには企業が何かしないとどうしようもないですよね。
>徹底的に合理性を追求するベンチャーでもなければ非合理的な人間性が採否を分けるのは仕方ないよ。
前のコメント返信でも「就活生・面接官間のコミュニケーションに多かれ少なかれ下らない点が介在してしまうのは仕方がない」と僕は書いています。つまり「非合理的な人間性が採否を分けるのは仕方ない」ということは別に分かっているわけですが「せめてもう少し状況をマシに出来ないだろうか」というアプローチはあってもよいと思います。
> 非公開コメントをくださった方へ
はじめまして、コメントありがとうございます。
エピソードのご紹介、ありがとうございました。回答を読み、単に機械的に言葉を発するだけでなく、面接官を和ませようとする姿勢が伝わってきました。恐らく発言内容だけでなく、発言のトーンなども考えられたのでしょうね。
「内定をいただいたのちにじっくり考えたいと思います。」
「その理由は、今はまだ選考の初期段階でしかなく、これからの選考をとおして、自分の人生を託せる場所であるかを見極めたいと考えているからです。」
↑ 実際のところこれが本音です!
皆さんも同じようなものですよね?
自分が質問されたらそう答えるかな?
「第一志望です!」キリッ
…でも口角がひきつっている…そんな自分だから…
> みかけたもので・・・さん
こんばんは、コメントありがとうございます。
>その理由は、今はまだ選考の初期段階でしかなく
本文でも記した通り、選考の初期段階で第一志望かどうかを問う質問は不適切だと思っています。
『内定をいただいたのちにじっくり考えたいと思います。』
最終面接であろうが、初期の面接であろうが、ある意味で答えはこれが正解だと考えています。
この答えだと大半は落されるかもしれません…。
志望理由に『この企業でなければならない理由』が書かれているのであれば当然『不採用』です!
そもそも志望理由に『この企業でなければならない理由』を書けとキャリアアドバイザーから指導されたりしますが、私は『この仕事をしたい理由』を書くべきと考える人です。
『この仕事』が出来るのは、何もその企業だけとは限らないから『第一群』や『じっくり考える』は当然の答えだと思います。
時代が違うので今はそんなんじゃ駄目なんでしょうけどね…。
志望理由に『この企業でなければならない理由』を書いたのであれば、初期であろうが最終であろうが、『第一志望』と答えなければ『論理の破たん』として『不採用』を言い渡して良いという結論になるのではないかと考えます!
私なら『志望理由』を読んで、『この企業でなければならない理由』を切々と訴えているのならば、その主張を「評価」すべく「裏付け」のために質問しますね…。
> みかけたもので・・・ さん
こんばんは、コメントありがとうございます。
>志望理由に『この企業でなければならない理由』を書いたのであれば、初期であろうが最終であろうが、『第一志望』と答えなければ『論理の破たん』として『不採用』を言い渡して良いという結論になるのではないかと考えます!
確かにそういうことになりますね。
ほんと今の就活は若い人に苦痛を押し付けるだけの最低な社会人の儀式ですね
そもそもあの40~50代のおっさんは20代の頃にこんな大変な就活なんかしたことないでしょうに、
自分達がやったことのないことをこうやって押し付けてふるいにかける、ほんと憎たらしいです。