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職場のいじめ・嫌がらせに関する相談件数→平成22年度:39405件、平成23年度:45939件、平成24年度:51670件

21日に「いじめ防止対策推進法」が成立した。NHKによると、これは全国でいじめを巡る問題が相次いだことを受けて、児童・生徒がけがをするなど重大な被害が起きた場合には学校が調査を行い事実関係を保護者らに伝えることを義務づけた法律とのこと(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130621/k10015469121000.html)。


この法律の成立を受けて、大津市でいじめを受けて自殺した男子生徒の父親が記者会見にて「いじめで命を落とす子どもが1人もいなくなるよう、徹底してこの法律を生かして欲しい」、「現場では、いまだにいじめが起き、命を絶つ子どもやかけがえのない子どもを亡くし、学校や教育委員会の不誠実な対応に苦しんでいる遺族がいる。きょうを境にいじめで命を落とす子どもが1人もいなくなるよう、徹底してこの法律を生かして欲しい」と訴えたらしい。もっともな訴えだと思う。


これに加えて今回の記事では、職場におけるいじめ・嫌がらせも年々増加しているということを記したい。子どものいじめばかりがクローズアップされることで「私たちのころはそんなにいじめがなかったのに、近頃の子供は何を考えているのか・・・」という超典型的な俗流若者論が展開されるような気がするので、それに対抗して「現在進行形で、職場のいじめも増えている」ということは明らかにしておくべきだと思っている。


先月の31日に、厚生労働省は「平成24年度個別労働紛争解決制度施行状況」を公表した(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000339uj-att/2r985200000339w0.pdf)。それによると、民事上の個別労働紛争相談件数(25万4719件)の内、「いじめ・嫌がらせ」に関する相談が51670件と最も多かった。前年までは「解雇」に関する相談が一番多かったのだが、平成24年度はその順位に変動があった。


しかも、平成22年・23年の「いじめ・嫌がらせ」の相談件数を見ると、それぞれ39405件・45939件となっている。これらの数字と比較すると、平成24年度の「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数がいかに増加しているかが分かる。


ここでいう「(職場の)いじめ・嫌がらせ」の定義とは何か。明確なものは無いようだが、「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議 ワーキング・グループ報告 参考資料集(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021hkd-att/2r98520000021ien.pdf)」には、「職場およびそれに隣接する場所、時間において従業員若しくは使用者らから一時的若しくは継続的になされる心理的、物理的、暴力的な苦痛を与える行為の総称(水谷英夫著 "職場のいじめ・パワハラと法対策")」、「職場(職務を遂行する場所全て)において、仕事や人間関係で弱い立場に立たされている成員に対して、精神的又は身体的な苦痛を与えることにより、結果として労働者の働く権利を侵害したり、職場環境を悪化させたりする行為(東京都産業労働局パンフレット "職場のいじめ 発見と予防のために")」というものが定義の例として挙げられている。


「平成24年度個別労働紛争解決制度施行状況」、「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議 ワーキング・グループ報告 参考資料集」それぞれに、職場のいじめ・嫌がらせの具体例が載っている。前者には、例えば作業内容に関する「申出人は、業務中に腰を負傷した。申出人の勤務内容は上司が割り振りを行っているが、負傷後も他のラインのスタッフと比較して過酷な作業が割り振られ、負傷箇所に悪影響を与えている。上司に作業の割り振りの見直しを求めるも、改善がなされなかった」という事例、暴言・暴力の問題に関する「申出人は店長より業務のことで馬鹿呼ばわりされ、大声で叱責された。また、出社した際に店長に挨拶をしたところ、直後に頭を叩かれた。抗議するとさらに叩かれ、謝罪を求めても応じなかった」といった事例が紹介されている。特に後者の事例は何かの冗談だと思うけれど、これは現実に大の大人が起こしたいじめなわけで、何とも情けなくなる。


また、後者には「段ボールで突然叩かれる・怒鳴る」、「0℃前後の部屋で仕事をさせられる」という身体的苦痛を与えるケース、客の前で「バカ、ボケ、カス、人としてなってない」と言って精神的苦痛を与えるケース、「社員旅行参加を拒絶される」、「中国転勤を断ったところ、仕事を与えず小部屋に隔離」という社会的苦痛を与えるケースが載っている。特にバカ、ボケ、カスと言った挙句に「人としてなってない」なんて抜かした人には「お前の方が人としてなってないだろ」と言い返したいところ。わざわざ書くのもアレだが、いずれのケースもクソなのはあえて説明するまでもないだろう。


しかし現実には印象論ではなくデータ上、そんなクソみたいなケースが年々増加している・・・というのが厚生労働省の公表により明らかになっているわけだ。子どもによるいじめも間違いなく問題だけど、子どもにいじめの酷さを伝えるならば、同様に大人によるいじめもきちんと問題視する必要がある。

子どものいじめがよく問題視されているけれど、職場のいじめ・嫌がらせもどんどん深刻になっているという意見に共感してくださった方は、もし宜しければクリックをお願いします
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