スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日野瑛太郎さんは内閣府の意識調査の結果を歪曲していないか

過去記事「日野瑛太郎さんは言葉を恣意的に解釈することで、強引に企業を悪者に仕立て上げようとしていないか」は、脱社畜ブログ管理人・日野瑛太郎さんの「経営者目線を持て」という言葉の解釈に疑問の余地がある旨を述べたものだった。この例に限らず僕は日野さんの論理展開に違和感を覚えることが多々あるのだが、最近東洋経済オンラインにアップされた「"残業しない=頑張ってない"という迷惑な妄想」という記事もおかしな点を含んでいると思っている。


その記事はタイトル通り「残業」について考察した内容となっている。その記事にて日野さんは、日本企業において残業が横行している理由を「仕事の結果がどうであれ、専ら"残業すること"を評価する風土がある」という点に見出している。そしてそのような風土があるので、社員も「ダラダラと仕事をして毎日残業をした上で夜遅く帰る」という行動に出るのだと分析している。


その記事では、フィーリングやノリで文章を書くことが多い日野さんにしては珍しく、内閣府の「ワーク・ライフ・バランスに関する意識調査」という資料に依拠した上で話を進めていた。日野さんによると、その調査から「労働時間が長い人ほど、残業に対してポジティブなイメージを持っている」ことが明らかになっていて、且つ「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)のうち、53%は、残業することで上司から"頑張っている"と思われると感じる」・「残業が"仕事が遅い"といったようなネガティブイメージにつながると感じている人は、長時間労働のグループではたったの26%に留まる」という結果も出ているのだという。この結果を認識した上で日野さんは「業務時間に効率よく仕事をこなして定時帰宅するよりも、ダラダラと仕事をして毎日残業をした上で夜遅く帰るようにしたほうが、上司からの評価もよくなる」・「どんなに効率が悪かろうと、人件費が余分にかかろうと、遅くまで会社に残って頑張っている姿勢を見せることが大事なのです(中略)大事なのは姿勢です。たとえその先に何も得るものがなかったとしても、頑張っている姿勢を見せることがもっとも重要なのです」・「日本の会社で大事なのは仕事の"結果"ではなく"過程"」などと言っている。


ここで日野さんが残業している人を「ダラダラ仕事をしていて、頑張っている姿勢を見せているだけ」と評していることが分かる。しかし、この分析は妥当なのだろうか。僕も日野さんが触れた内閣府の調査を見てみたけれど、それを見る限り日野さんは「残業することで上司から"頑張っている"と思われると感じる」と答えた「1日の労働時間が長いグループ」の考えを歪曲しているように思えた。


というのも、日野さんが触れた内閣府の調査では「労働時間の長い人ほど、職場の雰囲気について"一人あたりの仕事量""突発的な仕事""締切に追われがち"など、業務体制に関する部分に課題を感じている」という結果が出ており、同時にこの結果が載っているページにあるグラフを見ると労働時間が多い人ほど「一人あたりの仕事の量が多い」と感じていることも分かる(http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2511/follow-up.pdf p.4)。即ち、この内閣府の調査における「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」に属する人たちは膨大な仕事量と格闘していたり、突発的な仕事に対応しようとしたりしているだけで、日野さんが言うように「仕事はダラダラやって、とりあえず上司に頑張っている姿勢を見せられればそれでいい」と思っているわけではないんじゃないか。別の言葉で言えば、「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」に属する人たちは「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われると感じる」と思っていたのではなく、むしろ「残業して多くの仕事をすることで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」と思っていたのではないか。


この結果を認識すると、日野さんの文章の妥当性が怪しくなってくる。例えば日野さんは「残業が"仕事が遅い"といったようなネガティブイメージにつながると感じている人は、長時間労働のグループではたったの26%しかいません」と批判的に書いているけれど、上記のように内閣府の調査に答えた人たちは「一人あたりの仕事量が多い」ために残業しているという意識なのだから、そのような人たちが「残業=仕事が遅いことの証」と考えないのも頷ける。僕としては、日野さんは「効率的に仕事をすれば定時で帰れるはずなのに、ダラダラ仕事をしているから残業することになる」という結論ありきで内閣府の調査を適当に読んだんじゃないかと思っている。


僕としては以上のように考えているので、日野さんの記事に「いいね!」が250近くついているのを見ると頭が痛くなる(もっとも僕の理解が間違っており、即ち僕の方こそバカだったという可能性もありますが・・・)。加えて、僕が「日野瑛太郎さんは言葉を恣意的に解釈することで、強引に企業を悪者に仕立て上げようとしていないか」にて批判した「従業員に"経営者目線を持て"という謎の要求」という記事にはなんと「いいね!」が3300程ついていた(本当に開いた口が塞がりませんでした)。去年の後半はブログの「ダメな就活生・労働者擁護論」というカテゴリで「企業を叩いている言説だからと言ってそれを雰囲気や印象論で支持するのではなくて、各主張の妥当性をきちんと検証する姿勢を持つ人が増えてほしい」という趣旨のことを何度も書いたけれど、今年もこのメッセージを継続的に発する必要があるようだ。

日野瑛太郎さんは内閣府の意識調査の結果を歪曲していないか?という意見に共感してくださった方は、もし宜しければクリックをお願いします
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村  
このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログにfeedly登録ボタンを設置してみました!登録はこちらからどうぞ。  
follow us in feedly  
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

まーた日野さん批判ですか。
サービス残業の存在が示唆しているように「日本の残業時間は長い」という事実があり、そしてまた「サービス残業に(表だって)異議を申し立てる社員が少ない」という事実もあるんですから、日野さんの発言がそこまで的外れでないことは前回申し上げた通りでしょう。
もう一度言いますが、そんなに日野さんの意見におかしさを感じるなら、管理人さんによる日本の労働環境への考察をやってくださいよ。

>膨大な仕事量と格闘していたり、突発的な仕事に対応しようとしたりしているだけで、日野さんが言うように「仕事はダラダラやって、とりあえず上司に頑張っている姿勢を見せられればそれでいいと思っているわけではないんじゃないか。

「仕事量が膨大」と「とりあえず頑張ってる姿勢を見せる」は両立します。
「現役ブラック企業社長が、社員を安くこき使う華麗な手口を暴露!」(http://biz-journal.jp/2012/10/post_928.html)からの引用です。

A氏は採用時、労働時間、待遇などに文句を言わず、黙々と働きそうな「使い勝手のいい人材」のみを採用するという。A氏に詳しく話を聞いてみた。

(略)

ーー本当に、それだけの勤務時間を要するほどの仕事があるんですか?

A氏 ない。意図的に「仕事のための仕事」をつくって、長時間働かせているだけだ。

ーーなぜ、そのようなことを?

A氏 長時間働かせ、ピリピリした社内の空気に長く触れさせることで、余計なことを考えさせないようにするためだ。今の言葉でいえば「社畜」というのかな。そうすることが目的だな。

ーーそれにしても、条件面ではかなり厳しいですよ。社員の方は文句を言わないですか?

A氏 文句を言うような人間は採用していない。文句や不満を言わせないよう、社内の雰囲気を日頃からつくっている。また最初にガツンとやっているので、社員から不満だの文句だの出ない。(引用終わり)

こういった企業では、上司に評価されるために「膨大な仕事量を」「(嫌でも)とりあえず頑張ってる姿勢」を見せる必要があるでしょう。そうしないと叱責されるのですから。

ところで、これは管理人さんのアカウントでしょうか?
https://twitter.com/lingmu

追加。

管理人さんによる日野さん批判の手口
①日野さんによる労働環境の考察を紹介
②記事内容の詳細を説明
③○○と書いてあるが、分析は妥当なのだろうか?(と言いながら自分で考察はしない)
④データのおかしな点に切り込む(考察それ自体への反論には全くなってない)
⑤日野さんって、怪しくない?(部分否定→全否定という詭弁)
⑥同じように思った人がいたらクリック!
今回の場合ですと、日野さんをいくら批判したって「日本には残業を評価する風土が存在しない」とう証明にはなりません。当然分かってますよね?

まあいろいろ反論はあるでしょうが、とりあえず
・なぜ日本では残業が横行するのか
・日本には「残業してる=頑張ってる」という風潮はないのか
の二点について「考察」をお願いします。それが見たくてこのブログに来てるんですから。

残業の原因はだらだらしてるからだ!無駄な残業をするな!と上から怒鳴られることがしばしばです…
日野さんの考えもこれらのブラック上司と変わらない気がします。

Re: No title

>thepedagogueさん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>「仕事量が膨大」と「とりあえず頑張ってる姿勢を見せる」は両立します。

日野さんは東洋経済オンラインの記事で「業務時間に効率よく仕事をこなして定時帰宅するよりも、ダラダラと仕事をして毎日残業をした上で夜遅く帰るようにしたほうが、上司からの評価もよくなる」・「残業せずに仕事を業務時間内にキッチリと終わらせるのと、効率をあまり考えず残業をして終わらせるのとでは」と言っているので、日野さんが考える「とりあえず頑張ってる姿勢」とは「膨大ではない仕事量を、ダラダラと時間をかけて行う」というものでしょう。そしてこれは「仕事量が膨大」ということと反します。日野さんの言う「とりあえず頑張ってる姿勢」と「thepedagogue」さんが考える「とりあえず頑張ってる姿勢」は言葉は同じでも中身はまるで異なるということです。

>ところで、これは管理人さんのアカウントでしょうか?

違います。「就活生に甘える」でググればすぐ出てきますよ。過去記事を自動投稿しているだけのアカウントなので、別に見ても面白くは無いと思いますが。

>③○○と書いてあるが、分析は妥当なのだろうか?(と言いながら自分で考察はしない)

第5段落では日野さんが依拠した内閣府の調査に触れた上で、日野さんの解釈のおかしさと共に、より妥当そうな解釈(「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」に属する人たちは「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われると感じる」と思っていたのではなく、むしろ「残業して多くの仕事をすることで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」と思っていたのではないか)も記しているんですが・・・。僕の解釈がおかしいという意見はあり得ると思いますが、この記事について言えば「自分で考察はしない」というのは事実を歪曲していますよね。まぁ、「自分で考察はしない」というのはこの記事でのやり取り(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-539.html#cm)を踏まえてのことだと思いますが、上記のように今回の記事では自分で考察をしたわけですから、「自分で考察はしない」というのを手口の一つというのも少し大げさな気がしますけどね。

>⑤日野さんって、怪しくない?(部分否定→全否定という詭弁)

この「部分否定→全否定」が何を意味しているのかよく分からないのですが、僕はこの記事の最後で「日野瑛太郎さんは内閣府の意識調査の結果を歪曲していないか?」と主張をまとめ、即ち「内閣府の意識調査の結果を歪曲している」という点に限って日野さんを批判しているので、これは部分否定に留まっているんじゃないでしょうか。

>もう一度言いますが、そんなに日野さんの意見におかしさを感じるなら、管理人さんによる日本の労働環境への考察をやってくださいよ(中略)なぜ日本では残業が横行するのか

これも第5段落で実質的に示されていると思うんですけどね。この段落の最初で<「内閣府の調査では「労働時間の長い人ほど、職場の雰囲気について"一人あたりの仕事量""突発的な仕事""締切に追われがち"など、業務体制に関する部分に課題を感じている」という結果が出ており、同時にこの結果が載っているページにあるグラフを見ると労働時間が多い人ほど「一人あたりの仕事の量が多い」と感じていることも分かる>と書いているんですから、それを見れば自ずと内閣府の調査から伺える残業が横行する理由も「一人あたりの仕事量が多い」・「突発的な仕事が入る」・「締切に追われがち(スケジュールに余裕がない)」というものであることは分かるはずなのですが(勿論、これはあくまでも「内閣府の調査から分かる主な理由」というだけの話で、これ以外の理由が無いわけではないでしょう)。

>今回の場合ですと、日野さんをいくら批判したって「日本には残業を評価する風土が存在しない」とう証明にはなりません。当然分かってますよね?

はい。僕がこの記事で主張したのはあくまでも「日野さんは内閣府の調査結果を歪曲している」・「日野さんが依拠した内閣府の調査結果から、労働者が"ダラダラ仕事をしていて、頑張っている姿勢を見せていれば評価される"と考えているとは言えないだろう」ということですので、「日本には残業を評価する風土が存在しない」という証明はそもそも全くやっていないですよ。

>日本には「残業してる=頑張ってる」という風潮はないのか

これも第5段落の<「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」に属する人たちは「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われると感じる」と思っていたのではなく、むしろ「残業して多くの仕事をすることで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」と思っていたのではないか>という記述から分かると思うのですが・・・。この記述は内閣府の調査に答えた人が「残業してる=頑張ってる」と考えていたことを肯定していますよね。ただしそれは日野さんの言うような「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われると感じる」という話ではなくて、「残業して多くの仕事をすることで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」という話だというのが内閣府の調査を見た上での僕の理解です。 

Re: タイトルなし

>やりがい欲しいマン さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>残業の原因はだらだらしてるからだ!無駄な残業をするな!と上から怒鳴られることがしばしばです…日野さんの考えもこれらのブラック上司と変わらない気がします。

この記事で取り上げた「"残業しない=頑張ってない"という迷惑な妄想」では、日野さんは「効率的に仕事をすれば定時で帰れるはずなのに、ダラダラ仕事をしているから残業することになる」という前提に立った上で話を進めているわけですから、おっしゃる様な感覚を抱くのは自然だと思います。日野さんが掲げる前提が当てはまるケースもあるとは思いますが、それが全てではないはずですし、ゆえに一般論として「(日本の会社で)大事なのは姿勢です。たとえその先に何も得るものがなかったとしても、頑張っている姿勢を見せることがもっとも重要なのです。ああ、なんてアホらしいのでしょうか(http://toyokeizai.net/articles/-/28201?page=3)」なんて言うのはおかしいと思っています。  

No title

>日野さんは東洋経済オンラインの記事で「業務時間に効率よく仕事をこなして定時帰宅するよりも、ダラダラと仕事をして毎日残業をした上で夜遅く帰るようにしたほうが、上司からの評価もよくなる」・「残業せずに仕事を業務時間内にキッチリと終わらせるのと、効率をあまり考えず残業をして終わらせるのとでは」と言っているので、日野さんが考える「とりあえず頑張ってる姿勢」とは「膨大ではない仕事量を、ダラダラと時間をかけて行う」というものでしょう。

「(膨大な仕事量を)業務時間に効率よく仕事をこなして定時帰宅するよりも、ダラダラと仕事をして毎日残業をした上で夜遅く帰るようにしたほうが、上司からの評価もよくなる」・「残業せずに(膨大な)仕事を業務時間内にキッチリと終わらせるのと、効率をあまり考えず残業をして終わらせるのとでは」でも意味は通じると思いますが。

>上記のように今回の記事では自分で考察をしたわけですから、「自分で考察はしない」というのを手口の一つというのも少し大げさな気がしますけどね。

これは僕の説明不足でした。
厳密には「管理人さんは他人(主に日野さん)の意見への反論がメインになってないか?」ということです。
僕としては、例えば「儒教と日本企業の関係」のような、一般の書籍では語られてないようなテーマを扱って欲しいんですよ。これだけ大きなブログなんですから。

>これは部分否定に留まっているんじゃないでしょうか。

・日野さんの発言にはおかしな部分がある。だが、主張自体は間違ってはいないので、問題箇所を改善すれば日野さんの記事のクオリティは今以上にアップする。
・日野さんの発言にはおかしな部分がある。だから、日野さんの元々の主張自体も疑わしい。

今までの脱社畜ブログ「批判」を見てると、前者ではなくて後者のニュアンスにしか取れないんですよね。そうではないとおっしゃるのであれば、もっと日野さんに好意的な発言をしてもいいんじゃないですか?主張そのもの(日本は残業が長い等)が間違ってる時は別として。

>それを見れば自ずと内閣府の調査から伺える残業が横行する理由も「一人あたりの仕事量が多い」・「突発的な仕事が入る」・「締切に追われがち(スケジュールに余裕がない)」というものであることは分かるはずなのですが(勿論、これはあくまでも「内閣府の調査から分かる主な理由」というだけの話で、これ以外の理由が無いわけではないでしょう)。

僕が引用したブラック企業の話はスルーですか。

>「日野さんは内閣府の調査結果を歪曲している」

前回もそうですけど、解釈の違いを「歪曲」「恣意的」と形容する必要があるのか。
「僕は日野さんの解釈に疑問がある」じゃダメなのか。

>ただしそれは日野さんの言うような「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われると感じる」という話ではなくて、「残業して多くの仕事をすることで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」という話だというのが内閣府の調査を見た上での僕の理解です。 

その二つは両立可能だと思うのです。
「内閣府の調査には◯◯とある」は「☓☓は実際には起こってない」を意味しないでしょう。
事実、 「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われる」職場(http://biz-journal.jp/2012/10/post_928.html)だってあるわけですから。

応援します

20代前半の会社員ですが、私も日野さんの主張はどうも賛同できません。

彼の主張を実現しようとしたら、一般の多くの人にとってはより不幸な労働環境になりうることが読者や日野さんご自身には想像ができないのでしょうか。
たしかに一見すると労働者の見方に立ったような文章を綴っているように見えなくもないかもしれません。しかしながら、ブログや著作を冷静に読んでみますと、日野さんは性根では自分のことだけしか考えていないように私は思います。
そもそも会社員歴が短く、2度にわたる起業も短期で失敗している日野さんに、日本の労働市場を一般論として論じるだけの知見や経験があるのかが疑問です。

中途半端に労働者の士気を下げ、社会の生産性を低くたらしめる内容である点、
出版などで多少なりとも公共への影響を増しつつある点などを見るにつれ、
社会にとっての負の公共財といって過言でないレベルになりつつあると危惧しています。

私は管理人さんのご批判、日野さんを看過できないという思いはもっともだと思います。
あまり苛烈にやりすぎますと却って管理人さんに無用な批判が集まりやすくなるのではないかと憂慮してはおりますが、どうかがんばってください。

Re: No title

> thepedagogue さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>「(膨大な仕事量を)業務時間に効率よく仕事をこなして定時帰宅するよりも、ダラダラと仕事をして毎日残業をした上で夜遅く帰るようにしたほうが、上司からの評価もよくなる」・「残業せずに(膨大な)仕事を業務時間内にキッチリと終わらせるのと、効率をあまり考えず残業をして終わらせるのとでは」でも意味は通じると思いますが

日野さんは「膨大な仕事量」がある状況下でも、残業している人を「ダラダラと仕事している」と評するんですか?まぁ、その解釈の可能性が0だとは言わないですけど、そうだとすると日野さんは、このコメント欄で「やりがい欲しいマン」さんが言った「ブラック上司」と同じような鬼畜だということになっちゃいますけど・・・。

>これは僕の説明不足でした。厳密には「管理人さんは他人(主に日野さん)の意見への反論がメインになってないか?」ということです

説明不足・・・というか前のコメントと全く話が変わっていますよね。前のコメントで言っていた「自分で考察はしない」と今回の「他者への反論がメイン」という指摘はイコールとは言えないでしょう。後者について言えば、反論の過程で自分の考察を記す場合が十分あり得る訳ですから。そして今回の記事はまさにそういう場合です。

>僕としては、例えば「儒教と日本企業の関係」のような、一般の書籍では語られてないようなテーマを扱って欲しいんですよ。これだけ大きなブログなんですから。

僕にはそのようなテーマを扱う興味も能力も無いので、このブログを読むのを止めて他のブログを探すことをお勧めします。ちなみに脱社畜ブログにはお問い合わせフォームがありますので、そちらを通じて日野さんにお願いしてみると良いかもしれません。あちらも十分大きなブログですし、頼むに値するでしょう。

>日野さんの発言にはおかしな部分がある。だから、日野さんの元々の主張自体も疑わしい。今までの脱社畜ブログ「批判」を見てると、前者ではなくて後者のニュアンスにしか取れないんですよね。

ここでいう「日野さんの発言にはおかしな部分がある」というのは具体的には「日野さんの発言には根拠がない」・「日野さんの発言における根拠におかしな点がある」と言い換えられると思いますが、そういった要素があれば元々の主張が疑わしくなるのは当たり前ではないですか。むしろ、なんでそうした要素があるのに主張を信用するのかが分からないです。

>主張そのもの(日本は残業が長い等)が間違ってる時は別として

特に日野さんの「経営者目線を持て」の解釈は「ちょっと極論に過ぎる気がします」・「分かってないな・・・この記事書いた人大丈夫??」・「経営者目線の捉え方が少し幼稚かな」と滅茶苦茶叩かれていますよ(http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131217-00026314-toyo-nb#commentAnchor)。もちろん彼らが批判しているからと言って即日野さんの解釈が誤りだということにはならないですけど、一方で前にも述べたように日野さんの「経営者目線を持て」の解釈を支える根拠は何も無いわけですから、やはりその解釈の妥当性を疑われても仕方がないと思いますけどね。

>僕が引用したブラック企業の話はスルーですか

前のコメント返信で書いた「それを見れば自ずと内閣府の調査から~」という文章は「thepedagogue」さんの「そんなに日野さんの意見におかしさを感じるなら、管理人さんによる日本の労働環境への考察をやってくださいよ(中略)なぜ日本では残業が横行するのか」という要求に対して「いや、既に記事本文にて、実質的に僕はこんな考察をしていますよ」と答えるために書いたものでした。即ちここでは「僕が記事本文でした考察」を書かないとおかしいわけで、ゆえに「thepedagogue」さんが引用した話を自分が考察したものとして語る方がむしろおかしいでしょう。

また「スルーですか」と言っていますが、僕は「勿論、これはあくまでも"内閣府の調査から分かる主な理由"というだけの話で、これ以外の理由が無いわけではないでしょう」とも書いている訳で、即ち「"thepedagogue"さんが言ったような話もあり得ますよね」と配慮していると思うのですが。

>前回もそうですけど、解釈の違いを「歪曲」「恣意的」と形容する必要があるのか。「僕は日野さんの解釈に疑問がある」じゃダメなのか。

もっと優しい表現を使うべきだということですか?でも今回の記事に関していえば、僕が依拠した内閣府の調査のページはあっさり見つけることが可能で、それを見れば長時間残業している人が「仕事量が多い」といった問題を抱えていることが一目瞭然なのにも関わらず、日野さんはあたかも内閣府の調査に答えた労働者が「効率を考えないで仕事をしているから残業している」という構図を定立したわけですから、それを「歪曲」というのは言葉の選択として十分妥当だと思いますが。「恣意的」についてはもう面倒なので説明は省きますけど(ここまででも相当長い文章を書いてますからね・・・)、ただ「はてなブックマーク」のコメントには「恣意的」という言葉の選択を批判する人は皆無で、むしろ僕の記事の内容を「同意」だとか「正論だね」と評するものがあるということは知っておくと良いのではないでしょうか(http://b.hatena.ne.jp/entry/lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-539.html)。「恣意的」という言葉が言い過ぎではないくらい、日野さんの論理展開に粗があるということでしょう。

>その二つは両立可能だと思うのです。「内閣府の調査には◯◯とある」は「☓☓は実際には起こってない」を意味しないでしょう

内閣府の調査に答えた「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」に属する人たちが「一人あたりの仕事の量が多いほうだ」・「突発的な業務が生じやすいと思う」・「締切や納期に追われがちだと思う」と感じるような職場環境に身を置いていがちなのは調査結果から明らかなのに、「内閣府の調査から、"ダラダラ仕事をしていれば上司から評価されるから、労働者はそうしている"ことが実際に起こっていないとはいえない」なんて理屈で、「残業は、効率を考えずにダラダラ働く労働者の意識の問題」としてしまうんですか?膨大な仕事量に取り組んでいるから残業している人たちの人物像を「効率を考えずにダラダラ仕事をしている」と歪めてしまうんですか?僕はそれはおかしいと思いますよ。

>「とりあえず残業さえしてれば、上司から"頑張っている"と思われる」職場(http://biz-journal.jp/2012/10/post_928.html)だってあるわけですから

この記事では社長が「長時間働かせ、ピリピリした社内の空気に長く触れさせる」・「勤務時間中の私用メールや電話、新聞など読んでいても"私用"としてどやしあげる。これで社員へのにらみは利く」と言っていますよね。これって、日野さんが言う「ダラダラ」とは程遠い環境だと思うのですが。前のコメント返信でも書いたように、日野さんが言う「とりあえず頑張ってる姿勢(ダラダラ仕事に取り組んで労働時間を伸ばす)」と「thepedagogue」さんが考える「とりあえず頑張ってる姿勢(社長が支持する無意味な仕事に長時間取り組む)」は言葉は同じでも意味する内容がまるで異なるので、「thepedagogue」さんが引用したケースは日野さんの考えを補強するにあたって役に立つものではないと思います。

Re: 応援します

>平凡な会社員 さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>彼の主張を実現しようとしたら、一般の多くの人にとってはより不幸な労働環境になりうることが読者や日野さんご自身には想像ができないのでしょうか

脱社畜ブログの最新記事に対するはてなブックマークのコメントには「いいけど、めっちゃ厳しくなると思うよ。働いてる側が」というものがあるので(http://b.hatena.ne.jp/entry/dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2014/01/14/205804)、想像できている人が皆無だという訳ではないはずです。ただ、多くの人は・・・。日野さんに関してはよく分からないですね。想像ができていないのか、あるいは想像は出来ているけれど「日本の労働環境を腐す言説」がウケることを分かっているからそれを書いているのか・・・。

>ブログや著作を冷静に読んでみますと、日野さんは性根では自分のことだけしか考えていないように私は思います

リーガルハイ2というドラマの最終回で主人公が敵に「君がやってることは小さなルーザーをたくさん作って、君1人がウィナーになることだ」と言う場面があったのですが、ブログや著作を読んでいてこの言葉にピンとくるところがありませんか?(笑)

>私は管理人さんのご批判、日野さんを看過できないという思いはもっともだと思います。あまり苛烈にやりすぎますと却って管理人さんに無用な批判が集まりやすくなるのではないかと憂慮してはおりますが、どうかがんばってください。

ありがとうございます。脱社畜ブログ(日野瑛太郎さん)の文章にはかなりおかしな点があると思いますので、そういった点を指摘できたらと思います。

No title

まあ色々言いたいことはありますが、長くなるのでこれだけ。

>ただ「はてなブックマーク」のコメントには「恣意的」という言葉の選択を批判する人は皆無で、むしろ僕の記事の内容を「同意」だとか「正論だね」と評するものがあるということは知っておくと良いのではないでしょうか(http://b.hatena.ne.jp/entry/lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-539.html)。

それ自体は皆無かもしれませんが、このブログへの批判意見は探せば出てきますよ。
http://b.hatena.ne.jp/velvetten/

>「恣意的」という言葉が言い過ぎではないくらい、日野さんの論理展開に粗があるということでしょう。

ということで、管理人さんの論理展開に粗があるということでしょう。

Re: No title

>thepedagogue さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>それ自体は皆無かもしれませんが、このブログへの批判意見は探せば出てきますよ。

その批判意見を書いているvelvettenさんですら、肝心の「日野瑛太郎さんは言葉を恣意的に解釈することで、強引に企業を悪者に仕立て上げようとしていないか」の記事の中身自体は否定していないし(「日野さん批判の内容は分からないでもないけれど、あなたも日野さんと同じことをしてるんじゃないの?」というツッコミはしていますが)、且つ「恣意的」という言葉の選択にも異議を唱えていないじゃないですか。「thepedagogue」さんが「解釈の違いを"歪曲""恣意的"と形容する必要があるのか」と憤るのは自由ですけれども、その感覚がかなりの少数派(というか、今のところ「thepedagogue」さん一人しかいない・・・)だということは知っておいて損はないんじゃないでしょうか。 

No title

こんばんは。

管理人さんに出費させてしまったようで申し訳ございません。

はてブを読んでたら、日野さんには取り巻きがいらっしゃるそうで(笑)
きっと取り巻きの方々もこのブログを読んでいるのでしょう。
もしかすると突如見慣れないハンドルネームで罵詈雑言を浴びせて来る人がそうなのかもしれませんね。

新作に関する批判に関しては複数の論点がごっちゃになっていると感じます。
私は次の2点に大雑把に分けます。

①ブログの内容がそのまま書籍になっただけである
②内容自体の劣化している

①前作から半年も経たずの続編だったので多分ブログの焼き直しだろうなとは思ってました。
こういうことはブログが広く普及し出してからはよくあることですので、ブログを読んでいない人には実害は無いかもしれません。
でも今回はあまりに酷いかもしれません。

②昨年の夏頃からでしょうか、内容が薄っぺらくなり、極論に走り出すことが多くなったなと感じるようになりました。
元々政治論や社会論、歴史論は残念なことを述べられることが多かったので、要の労働関係が迷走し始めると目も当てられません。
実際それまでのブログは目からウロコが落ち、更新を楽しみにしておりました。
(但し、そのネタが他人の受け売りだったという話もありますが、私は確認していないので断定はしません)

私もいいね!がや賛意のリツイート多いことに違和感を抱くようになってたまたまこのブログを見つけました。
ホント、この人達は自分のアタマでモノを考えてるのですかね!?
「父親にこの本を見せたら嫌な顔をされた」、等の感想を喜んでリツイートされてるようですが、そりゃそうだろうって日野さんと同世代の私でさえ思いますもん。
なんで嫌な顔をするのかもっと深く考えた方が良いと思います。

管理人さんには今後も様々な主張の妥当性をきちんと検証する姿勢を持つ人が増えるよう啓蒙を続けて下さい。

Re: No title

>虎さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>管理人さんに出費させてしまったようで申し訳ございません

いえいえ。本を買ったのは「虎」さんからのコメントがあったからだけではなく、このブログで本や脱社畜ブログの批判記事を書くためでもあったので、どうか気になさらないでください。

>はてブを読んでたら、日野さんには取り巻きがいらっしゃるそうで(笑)

そのページのurlを教えてもらってもいいですか(笑)まぁ、日野さんのTwitterを見ていれば所謂「取り巻き」がいるんだろうということは感じ取れますが。

>前作から半年も経たずの続編だったので多分ブログの焼き直しだろうなとは思ってました(中略)今回はあまりに酷いかもしれません

そうですね。やはり、日野さんはブログでは「今回の本は完全書きおろしです」と告知していたのに、実際の本の中身はブログの焼き直しレベルとなれば「あまりにも酷い」と言っても言い過ぎではないでしょう。

>昨年の夏頃からでしょうか、内容が薄っぺらくなり、極論に走り出すことが多くなったなと感じるようになりました

上の「thepedagogue」さんへのコメント返信で触れた日野さんの記事「従業員に"経営者目線を持て"という謎の要求」には「ちょっと極論に過ぎる気がします」・「分かってないな・・・この記事書いた人大丈夫??」・「経営者目線の捉え方が少し幼稚かな」というコメントが寄せられていまして、僕の中でももはや日野さんは「極論に走って煽る人」という印象ですね。

>管理人さんには今後も様々な主張の妥当性をきちんと検証する姿勢を持つ人が増えるよう啓蒙を続けて下さい

ありがとうございます、これからもそういう記事を書こうと思っています。 

No title

日野さんは極論を言っているかもしれません。

風が吹けば桶屋が儲かるじゃないですが、
日野さんが思考プロセスをもうちょっと書いたら、
いいのになってこのプログ見て思いました。

残業している集団の中に、
・ちゃんと残業している人たちと、
・だらだら残業している人たち
の2つのグループがいて、
どちらも、
「残業することで上司から"頑張っている"と思われると感じる」という調査だと私は考えています。(この内訳を調査する方法は神様にでもならないとないですよね…)

しかし、この調査から言えることは
「上司から"頑張っている"と思われると感じる」ためには「残業すること」が一つの手段として成立しているのではないでしょうか?

その結果、残業しなくてもいい人は、
・だらだら仕事して、残業代ゲットして、尚且つ「上司から"頑張っている"と思われると感じる」
・定時でさっさと帰る。
という二つの選択肢から自分の戦法を選ぶことを強いられるのではないでしょうか?

管理者さんならどちらを選びます?私気になります。

日野さんのブログも拝見させていただいています。
その中で、日野さんが問題視されていたのは、
「強引に企業を悪者に仕立て上げようとしていないか」
ではなく、定時に帰る人を評価する仕組みが企業に存在しないということではないでしょうか?

Re: No title

>日野さんは極論を言っているかもしれません~とコメントしてくださった方へ

こんばんは、コメントありがとうございます。

>「上司から"頑張っている"と思われると感じる」ためには「残業すること」が一つの手段として成立しているのではないでしょうか?

記事で書いたように、僕は内閣府の調査における「1日の労働時間が長いグループ」は、「一人あたりの仕事量が多い」・「突発的な仕事」・「締切に追われがち」という事情に対応する手段として残業をしているのであって、「上司から"頑張っている"と思われると感じる」のはその事情に対応した結果に過ぎないと思っています。

>残業しなくてもいい人は、・だらだら仕事して、残業代ゲットして、尚且つ「上司から"頑張っている"と思われると感じる」・定時でさっさと帰る。という二つの選択肢から自分の戦法を選ぶことを強いられるのではないでしょうか?

そもそも「残業することで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」というのはあくまでも評価される側の個人的な感覚に過ぎないはずです。したがって、まずは本当に上司が専ら「残業しているから」という理由で部下を評価するのかを確認することが必要だと思います。つまり(仕事はちゃんとやったのに)定時で帰ったことを理由に不当に低い評価をされたのなら、その時に抗議をするなり別の会社に移るなりすればいいのではないでしょうか(あるいは定時で帰ろうとして怒られたのなら、その段階で「この会社では"定時でさっさと帰る"という戦法はとれないんだな」ということが分かるので、その前提で会社に順応するか転職するかを決めればいいでしょう)。「上司から"頑張っている"と思われると感じる」という実感を基に「二つの選択肢から自分の戦法を選ぶことを強いられる」と考えるのは正直ただのわら人形叩きに過ぎないと思います。なので「その選択肢から戦法を選ぶ前にまずは定時で帰ったら(or 帰ろうとすれば)いいんじゃないですか?」というのが僕の考えです。 

何が何でも日野さんを批判したい病。

>そもそも「残業することで、上司から"頑張っている"と思われると感じる」というのはあくまでも評価される側の個人的な感覚に過ぎないはずです。したがって、まずは本当に上司が専ら「残業しているから」という理由で部下を評価するのかを確認することが必要だと思います。

誰が確認するのか。まさか日野さん?

>つまり(仕事はちゃんとやったのに)定時で帰ったことを理由に不当に低い評価をされたのなら、その時に抗議をするなり別の会社に移るなりすればいいのではないでしょうか(あるいは定時で帰ろうとして怒られたのなら、その段階で「この会社では"定時でさっさと帰る"という戦法はとれないんだな」ということが分かるので、その前提で会社に順応するか転職するかを決めればいいでしょう)。

「残業するのは上司から評価されるためだ」という日野さんの主張と何の関係があるのか。

>「上司から"頑張っている"と思われると感じる」という実感を基に「二つの選択肢から自分の戦法を選ぶことを強いられる」と考えるのは正直ただのわら人形叩きに過ぎないと思います。

東進衛星予備校で有名なナガセは「残業が評価される会社」みたいですね。
http://jobtalk.jp/company/3880_evaluate.htmlに「社風が社長・副社長兄弟を頂点とした完全トップダウンで、無意味な残業であってもとにかく会社にいることが評価されることに納得いかず退職」とあります。
つまり、日野さんの主張は間違ってなかったわけです。

Re: 何が何でも日野さんを批判したい病。

>thepedagogue さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>誰が確認するのか。まさか日野さん?(中略)「残業するのは上司から評価されるためだ」という日野さんの主張と何の関係があるのか。

あの・・・、「thepedagogue」さんがツッコミを入れている僕の文章は「日野さんは極論を言っているかもしれません~」とコメントしてくださった方の考えに対する返信に過ぎず、日野さんの考えについて何かを述べたものではないんですよ。そういう性質の文章に対して「日野さんの主張と何の関係があるのか」とか「何が何でも日野さんを批判したい病」とツッコミを入れるのはおかしいと思うのですが。

>東進衛星予備校で有名なナガセは「残業が評価される会社」みたいですね(中略)つまり、日野さんの主張は間違ってなかったわけです

この記事のタイトルは「日野瑛太郎さんは内閣府の意識調査の結果を歪曲していないか」であり、即ち日野さんの内閣府の意識調査の解釈を批判する内容となっています。そういう性質の記事に対して、内閣府の調査とは関係のないナガセの例を持ち出して日野さんを擁護しても何の意味もないと思うのですが。仮に僕が「日本には"とりあえず残業さえしてれば評価される会社"なんて存在しない」と主張していたのならナガセの例を持ち出すことで反論になるんですけど、そんな主張はしてませんし・・・。 

>日野さんは極論

日野さんは極論を言っているかもしれません。っていう書き出しでコメント書いたものです。

>残業しなくてもいい人は、・だらだら仕事して、残業代ゲットして、尚且つ「上司から"頑張っている"と思われると感じる」・定時でさっさと帰る。という二つの選択肢から自分の戦法を選ぶことを強いられるのではないでしょうか?

と問いかけまして、見事なテンプレ回答いただきまして、ありがとうございます。
管理者さんは本当に企業で働いたことがあるのか疑問に感じました。

人は会社からの評価で生きているのではなく、仕事した対価のお金で、衣食住を賄って生きているんです。


社会の実情として、残業することにネガティブなイメージをあまり持たれていないということが調査結果でも書かれています。(内閣府の別紙P1)

毎日だらだら会社で1時間くらい残業して、月合計20時間も残業すれば、大体基本給の1/3~1/5くらいもらえますよね?
その上、上司から、「こいつはがんばってる」という評価ももらえるかもしれないという可能性さえあります。

逆に、残業しなくて定時で帰るなら、残業代もらえない上に、
上司から、「仕事より自分の予定を優先する人」と評価されたらたまったもんじゃないですよ。

私がいいたかったことは、
特に予定がない日は、「だらだら仕事して」、残業代稼ぐほうがおいしいから、
仕事なくてもだらだら仕事してるフリすることを選んだほうがお利口さんなわけです。
あえて「定時に帰る」戦法を選択する理由がないんですよ。

そこにある問題は、一社員視点で見たときに、「定時に帰る」メリットが「残業する」メリットを下回っているのです。だから企業の評価する仕組みに問題じゃないかという結論に行きつくわけです。

>僕としては、日野さんは「効率的に仕事をすれば定時で帰れるはずなのに、ダラダラ仕事をしているから残業することになる」という結論ありきで内閣府の調査を適当に読んだんじゃないかと思っている。

だから私はこの言葉のほうがよっぽど結論ありきで考えなしに書いていると思えて仕方ありません。

Re: >日野さんは極論

>ホワイトメーカー社畜 さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>私がいいたかったことは、特に予定がない日は、「だらだら仕事して」、残業代稼ぐほうがおいしいから、仕事なくてもだらだら仕事してるフリすることを選んだほうがお利口さんなわけです。あえて「定時に帰る」戦法を選択する理由がないんですよ。そこにある問題は、一社員視点で見たときに、「定時に帰る」メリットが「残業する」メリットを下回っているのです。だから企業の評価する仕組みに問題じゃないかという結論に行きつくわけです

日野さんが東洋経済オンラインで言ったような「残業せずに仕事を業務時間内にキッチリと終わらせる人より、効率をあまり考えず残業をして終わらせる人の方が評価される」会社については(http://toyokeizai.net/articles/-/28201?page=3)、「ホワイトメーカー社畜」さんが仰る様な結論に至り、且つその結論に基づいて解決策を考えるのは良いと思います。

ただ記事でも書いた通り、内閣府の調査上「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」には間違いなく相当数膨大な仕事量と格闘していたり、突発的な仕事に対応しようとして残業している人たちが含まれていますし、内閣府の調査から一つ問題視すべき事項を挙げるとすれば「企業の評価の仕組み」よりは「各人の仕事量」の方が適切だと思います。また、佐藤厚先生という法政大学教授が書いた長時間労働に関する分析によれば、「所定労働時間内では片付かない仕事量だから」が残業の発生理由として主要なものであるとされています(http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2008/06/pdf/027-038.pdf p.3)。「残業せずに仕事を業務時間内にキッチリと終わらせる人より、効率をあまり考えず残業をして終わらせる人の方が評価される」会社の問題点について考えるのは良いと思いますが、その問題が日本の企業が一般的に当てはまるものと規定するのはまずいでしょう。 

>だから私はこの言葉のほうがよっぽど結論ありきで考えなしに書いていると思えて仕方ありません

記事本文で書いたように、僕は<日野さんが触れた内閣府の調査では「労働時間の長い人ほど、職場の雰囲気について"一人あたりの仕事量""突発的な仕事""締切に追われがち"など、業務体制に関する部分に課題を感じている」という結果が出ており、同時にこの結果が載っているページにあるグラフを見ると労働時間が多い人ほど「一人あたりの仕事の量が多い」と感じていることも分かる>という考察をし、その上で<僕としては、日野さんは「効率的に仕事をすれば定時で帰れるはずなのに、ダラダラ仕事をしているから残業することになる」という結論ありきで内閣府の調査を適当に読んだんじゃないかと思っている>と言ったんですが、これを「結論ありき」「考えなしに書いている」と言われてはもうどうしようもないですね。

No title

>同時にこの結果が載っているページにあるグラフを見ると労働時間が多い人ほど「一人あたりの仕事の量が多い」と感じていることも分かる>という考察

一人当たりの仕事量が多いのは、調査を受けた人の主観によるアンケートのはずです。

また、添付されてたリンクでも、業務量 = 要員マンパワー (人数×スキルレベル) ×労働時間という前提条件の元、長時間労働が問題だと書かれています。

・人数不足
・仕事する人のスキル不足
のどちらかの要因により規定時間以上の長時間労働が発生するメカニズムと書かれています。

ここまで食い下がるのも、実は会社で働いてて、同僚を見て、
エクセルを使ったものだと、マクロくんでしまえば一瞬で終わるのに、こいつ何時間使ってやってんだよとか
過去の資料から流用すればすぐ終わるのに、一から作ってあがるとか
え?話聞いてた?ぜんぜん違う物作ってるじゃん?とか
非効率だなと感じる場面がただただあるからです。
(こういうダメなやつがいるからこそ、自分がわりと適当に仕事しても普通な評価をもらえているので、私にとっては必要な存在ですが。。。)

この非効率なやつらに仕事させるくらいなら、できる人に仕事を振ったほうが早くできるし、出来上がる品質もよいので、必然的にできる人に仕事が集中しやすいこともまた事実です。

>問題視すべき事項を挙げるとすれば「企業の評価の仕組み」よりは「各人の仕事量」
前提条件で、各人のスキルレベルについて言及されていない以上、仕事の絶対量の調査ではないですよね?
つまり、各人の仕事量の妥当性を判断するデータが内閣府の調査のどこにも書かれていないのです。

>日野さんが触れた内閣府の調査では「労働時間の長い人ほど、職場の雰囲気について"一人あたりの仕事量""突発的な仕事""締切に追われがち"など、業務体制に関する部分に課題を感じている」という結果が出ており、同時にこの結果が載っているページにあるグラフを見ると労働時間が多い人ほど「一人あたりの仕事の量が多い」と感じていることも分かる(http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2511/follow-up.pdf p.4)。即ち、この内閣府の調査における「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」に属する人たちは膨大な仕事量と格闘していたり、突発的な仕事に対応しようとしたりしているだけで

内閣府の調査を根拠に、上記のような結論づけはできないと思います。

やっと感じてた違和感を書き出せました。

Re: No title

>ホワイトメーカー社畜 さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>添付されてたリンクでも、業務量 = 要員マンパワー (人数×スキルレベル) ×労働時間という前提条件の元、長時間労働が問題だと書かれています。・人数不足・仕事する人のスキル不足のどちらかの要因により規定時間以上の長時間労働が発生するメカニズムと書かれています。

改めて資料を読み返したら、佐藤先生は「この基本式だけで長労働時間に説明をつけるのは単純に過ぎる」・「この基本式は, 作業量と作業時間を標準化しやすい職場では成立するが、ホワイトカラーの労働世界はそうした単純化を許さない複雑さを併せ持っている」・「労働時間の長さは, (1)業務量=要員マンパワー×労働時間のアンバランスを基本式としつつ, (2)仕事の管理様式, (3)管理者の行動と意識, (4)社員の行動と意識などの変数から影響を受けている」と言っていたので、要はいろいろな要因が絡んでくるという話なのでしょう。

>ここまで食い下がるのも、実は会社で働いてて、同僚を見て、エクセルを使ったものだと、マクロくんでしまえば一瞬で終わるのに、こいつ何時間使ってやってんだよとか過去の資料から流用すればすぐ終わるのに、一から作ってあがるとかえ?話聞いてた?ぜんぜん違う物作ってるじゃん?とか非効率だなと感じる場面がただただあるからです。(こういうダメなやつがいるからこそ、自分がわりと適当に仕事しても普通な評価をもらえている)

記事本文でも書きましたが、日野さんは東洋経済オンラインの記事で「たとえその先に何も得るものがなかったとしても、頑張っている姿勢を見せることがもっとも重要なのです」などと主張しています。つまり日野さん理論によれば、非効率だけども一見頑張っているかのように見える形で仕事をしている「ホワイトメーカー社畜」さんの同僚のような人が日本の会社では高く評価されることになっています(そして日野さんは「それがダメなんだ!」と批判している)。しかし「ホワイトメーカー社畜」さんは「こういうダメなやつがいるからこそ、自分がわりと適当に仕事しても普通な評価をもらえている」と言っているので、仕事の結果を出せていないその同僚は皆から「ダメなやつ」扱いされているわけですよね。「ホワイトメーカー社畜」さんの話が、ますます日野さんの主張のおかしさを浮き彫りにしている気がしました。

>ここまで食い下がるのも、実は会社で働いてて、同僚を見て、エクセルを使ったものだと、マクロくんでしまえば一瞬で終わるのに、こいつ何時間使ってやってんだよとか過去の資料から流用すればすぐ終わるのに、一から作ってあがるとかえ?話聞いてた?ぜんぜん違う物作ってるじゃん?とか非効率だなと感じる場面がただただあるからです(中略)前提条件で、各人のスキルレベルについて言及されていない以上

この点については、その同僚の話を一般化していいの?(=内閣府の調査に答えた「1日の労働時間が長いグループ(12時間以上)」の人たちと「ホワイトメーカー社畜」さんのバカな同僚を同じとみなしていいの?)という疑問が浮かびます。加えて、内閣府の調査で「各人のスキルレベルについて言及されていない」という点を気にされるのなら、それは同時に「内閣府の調査の人たちが"ホワイトメーカー社畜"さんの同僚ほどダメな人たちかも分からない」と考えないとおかしいでしょう。

>一人当たりの仕事量が多いのは、調査を受けた人の主観によるアンケートのはずです(中略)前提条件で、各人のスキルレベルについて言及されていない以上、仕事の絶対量の調査ではないですよね?つまり、各人の仕事量の妥当性を判断するデータが内閣府の調査のどこにも書かれていないのです。

「ホワイトメーカー社畜」さんの意見からすると、内閣府の調査に答えた「1日の労働時間が長いグループ」が「効率を考えて仕事をして、それでもなお残業せざるを得ないのか」・「効率を考えずにダラダラ仕事をしているのか(そのくせ自分の非効率さを棚に上げて"仕事量が多い"と感じている)」が分からない以上(各人のスキルレベルが分からないため)、その調査から何かを結論付けることは出来ないという立場になりそうですね。実はそういう姿勢が一番妥当で、日野さんや僕のように特定の考えを述べるのは不適切だったのかもしれませんね。ご指摘ありがとうございました。
main_line
main_line
ブログランキング
おかげさまで、ブログ村の「就職バイトブログ」のカテゴリで「1位」を取ることが出来ました。この場を借りて、お礼を申し上げます。これからも記事を多くの人に読んでいただけたらと思いますので、もし宜しければ、今後ともランキングへのご協力を宜しくお願いいたします。
RSSリンクの表示
follow us in feedly 
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
FC2カウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
プロフィール

lingmu

Author:lingmu
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。