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法律事務所のホームページを通じて労働問題の基礎知識を得ることのススメ

ベストセラーとなった今野晴貴さん著の「ブラック企業」において、今野さんはブラック企業から身を守るために各人が戦略的思考をすべきことを主張している。その戦略的思考は5つあるのだが、その中に「労働法を活用せよ」・「専門家を活用せよ」というものがある。これらを併せて考えると、法律のプロである弁護士に相談をするという選択が頭に浮かぶことになるかと思う。


ここで、実際に弁護士に依頼をするかは置いておいて、ひとまず法律事務所のホームページに目を通してみることは有益だと思う。というのも、前回の記事で就活・労働問題に対処するための方法論を掲載している媒体を少し紹介したけれど、法律事務所のホームページも内容の充実度によっては労働問題の知識を得るにあたって十分役に立つ場合があるからだ。


例えば「法律事務所 未払い賃金」と検索してみるとアディーレ法律事務所のサイトがヒットするのだが、それを見ると「残業代請求・未払い賃金」・「不当解雇」・「セクハラ・パワハラ」などの項目ごとにそれぞれ具体的なケースと、ケースに対して弁護士がどのように対応していくのかが載っていることが分かる(http://www.adire-roudou.jp/details/)。正直、労働問題に関する法律をきちんと勉強するのは面倒だと感じる人もいるだろうけれど、この法律事務所のサイトのようにケースが載っている場合は自らが置かれている状況と近いケースを見つけて問題点を把握することが容易となる。


また、同様に「法律事務所 未払い賃金」と検索した結果日比谷ステーション法律事務所のサイトがヒットしたのだが、そのサイトを見ると、会社と闘うに当たって労働者が注意すべき点があることを確認することができる。例えばそのサイトには「2年以上前からサービス残業をしている方へ」というページがあり、それによると「残業代を請求できる権利は,賃金の支払日から2年で時効により消滅してしまいます」とあるので(労働基準法第115条のこと)、残業代の請求を考える場合には長期間躊躇していてはいけないことが分かる。


また、そのサイトには「タイムカードがない方へ」というページもあり、労働時間の立証にあたって労働者が注意すべき事項が記されている。詳しくはそのサイトを見てもらえれば分かるが、「労働時間を計算するための記録が全くないような場合には、残業代の請求は極めて難しいといわざるを得ません」と労働者が証拠をきちんと確保すべき必要性を伝えると共に、「退勤時に会社の時計を撮影する」など証拠の信用性を高めるための方法も載っている(逆に「手帳等にメモをしておく」という手段では客観性に欠けるため、証拠としての信用性は低いとのこと)。ただ、またまた「法律事務所 未払い賃金」と検索した結果ヒットした千代田中央法律事務所の解説によると、「タイムカード等が手元にない場合でも、裁判手続きの中で、会社に対し、タイムカードや業務日誌を開示するように請求することが出来ますので、現在、手元にタイムカード等が無いからと言って残業代請求を諦める必要はありません」・「一見、残業時間を証明する資料が一切ないと思っても、何かしらの痕跡が残っているのが通常」とのことなので、証拠が無くても何とかなる場合もあるのかもしれない(http://www.ccjurist-zangyoudai.com/)。


以上が「法律事務所 未払い賃金」と検索して1ページ目に出てきた法律事務所のサイトの中で、労働問題に関する解説が詳しいものになる。上述のように実際に弁護士に依頼をするかは各人の判断によるけれど、それでも法律事務所のサイトに目を通してみることで、例えば「自分が置かれている状況はおかしい気がするけれど、本当に会社と争うことができるのか?」という疑問を解消することが出来るようになるはずだ。一人一人がそうした知見も活用していくべきだと思う。

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現在大学3年生で就活中の身としては、学生の中でブラック企業の定義がすごく歪んできているような気がします。例えば、Aという会社に悪い評価が1個あっただけで、ここはブラックなんだ。だったら行かない!みたいな。正直、自分のライフスタイルに合っているかどうかで評価なんて正反対になり得るのにそこを考えてない人が多いような。

No title

stamさんのおっしゃっている「1個の悪い評価」の内容次第で何とでも言えてしまいますね。

例えば「毎月100時間単位で残業がある、しかも残業代は払われない、体を壊す人が続出。」という評判の企業があったら、それだけでブラック企業だと判断する人は多いと思いますよ。
残業代が支払われないという時点で違法なんですから。しかも自分の体はダメになる。

そんな場所に、タダ働きさせられるのがわかっているにも関わらず「自分は体がボロボロになるまで働くライフスタイルが合っている」なんて喜んで入って行こうと思う人がどれだけいるでしょうか。

Re: No title

>stamさん、stamさんのおっしゃっている「1個の悪い評価」の内容次第で何とでも言えてしまいますね~とコメントしてくださった方へ

こんばんは、コメントありがとうございます。まとめてのコメント返信となります。

stamさんのコメントですが、次にコメントされた方が述べているように「"1個の悪い評価"の内容次第で何とでも言えてしまう」のだと僕も思います。ただstamさんとしては、「毎月100時間単位で残業がある、しかも残業代は払われない、体を壊す人が続出。」というのは「1個」の悪い評価ではなく「3個」の悪い評価(毎月100時間単位で残業がある・残業代は払われない・体を壊す人が続出で合計3個)と捉えるのではないかと僕は勝手に思っていますが・・・。

stamさんの想いとしては、例えば「長時間労働だけど給料は高い」という会社について「労働時間が長い」という点のみを抜き出して会社を「ブラック」呼ばわりする考え方に違和感を覚えているのだと感じました。そして僕も以前「もしあなたが"現在のブラック企業批判にはおかしな所がある"と感じているとしたら、その感覚は正しいと思う(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-491.html)」という記事で似たような違和感を記したことがありますので、stamさんの考え方も分かります。ただ、stamさんの次にコメントされた方が指摘しているように「残業代が支払われない」といった要素は1発でアウトな訳で、その場合は1個の悪い評価をもって企業を「ブラック」呼ばわりするのもおかしくはないのだと思います。

悪い評価の例も挙げずすみません。

私が言いたかったのは、労基法等に触れる1発アウトなブラックではなく、lingmuさんの仰るとおり例えば"高収入は約束されるけど、有給休暇は少ない"みたいな会社です。その人との"相性"で評価が左右される要素で、ブラック認定するのは間違ってないかと疑問に思った次第です

No title

管理人さん、stamさんへ

2番目のコメントを残した者です。返信いただきありがとうございます。
こちらこそ、読解力が不足していたようです。今見直してみると私の書き方も誤解を与えそうな文でしたね、申し訳ありませんでした。

先のコメントでブラック企業の定義は別に歪んではいないと思う」ということを言いたかっただけなのですが、お二人が指摘していらっしゃる内容についてなのであれば、私もお二人のおっしゃる通りだと思います。

Re: No title

>stamさん、stamさんのおっしゃっている「1個の悪い評価」の内容次第で何とでも言えてしまいますね~とコメントしてくださった方へ

こんばんは、コメントありがとうございます。またまた、まとめてのコメント返信となります。

お二人のコメントを見る限り、2人の考えに違いがあったわけではなく、単に誤解があっただけと言えそうですね。ブラック企業に注意する必要性は間違いなくありますが、一方で安易に特定の企業をブラック認定することにも懐疑的であるべきだと思っています。
 
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