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「経営者目線を持って仕事をしろ」の意味は、その言葉が発せられた文脈を考慮した上で解釈すべきではないか

前回の記事に対して、次のように言及している人がいた。 まさか前回の記事を読んでなお「解釈の一つだとは思う」・「解釈されても仕方がない所はある」なんて言う人が現れるとは思わなかった。そういう訳で、簡単に前回の記事の補足を書きたいと思う。


僕が前回の記事で書いたのは「日本の職場でよく言われているとされる"経営者目線を持って仕事をしろ"という言葉の意味を、抽象的な解釈論をもって勝手に判断するべきではない」という主張だった。これは即ち、「"経営者目線を持って仕事をしろ"という言葉の意味は、(抽象的な解釈論ではなく)具体的なエピソードを持ち出すことを通じて考察すべき」ということも意味している(前回の記事の最後から2番目の段落でも「日野さんは、"経営者目線を持って仕事をしろ"という言葉が発せられたエピソードを持ち出すべきだった」という趣旨のことを書いている)。なぜこのように考えるのかというと「経営者目線を持って仕事をしろ」がどういう場面で言われ、その言葉によってどういう行為が求められたのかに触れることで、その文脈から言葉の意味をある程度判断できるはずだからである。


確かに「経営者目線を持て」という言葉だけを抜き出してその意味を考えようとしても、にっちもさっちもいかないことは間違いない。しかし、「経営者目線を持て」という言葉が発せられるに至った文脈によって、その言葉の意味は明解になるはずである。例えば前回の記事でも書いたけれど、仮に「有給を取ろうとした際に"経営者目線を持って働けよ"と言われて有給が取れなくなった」というケースが紹介されていたならば、その場合は「"経営者目線を持って仕事をしろ"という言葉に"有給をとるな"という意味が込められている場合があるんだな」と理解できる。あるいは、またまた前回の記事で書いたようなものだけれど(今回の記事はかなり手抜きですね・・・)、「経営者目線を持て」という言葉の前後に瀧本哲史さんが言った「言われたことを単純にやるのではなくて、本質的に自社を成功させるためにはどうすればいいか、真剣に考えて行動することです」というような発言があったならば、文脈からしてその「経営者目線を持て」の意味が「言われたことを単純にやるのではなくて、本質的に自社を成功させるためにはどうすればいいか、真剣に考えて行動すべし」だと分かるはずである。


このように文脈から言葉の意味を見出すことは可能であり、且つ日野さんは「"つねに経営者目線を持って仕事をしろ"日本の職場では、なぜかよくそう言われます。本当にいろんなところで何度も何度も言われる」と言っているのだから、その言葉がどういう文脈で(どういう場面で)言われたのかを説明できたはずだ。そして、そうすることで自ずと「つねに経営者目線を持って仕事をしろ」という言葉をより合理的に解釈できたはずだ。前回の記事で日野さんの考察を「アスペか!」と評した声を紹介したが、そう評した人は「言葉を一通りにしか解釈できず、より合理的な解釈をしようとしてない辺りが特に」とも言っている。これは僕の推測だけど、その人は日野さんが「文脈から言葉の意味を判断する」という「より合理的な解釈」をしないで、自分勝手に「言葉を一通りに解釈」していることをバカげたことだと感じていたのではないか。もしこの理解が正しければ、僕はこの見解に全面的に同意する。


ちょっと笑ったのが、この「velvetten」さんは嘗てこのブログの過去記事に「まずご自身がいつも批判だけしてる方々を理解しようとした方が良い気がする」というコメントを残したことがあるということ(http://b.hatena.ne.jp/entry/lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-535.html)。これは「もう少し、人の真意を察そうとしろよ」という批判コメントと言えるけれど、こうしたコメントこそ日野さんの解釈に向けないとおかしい。即ち、「"経営者目線を持て"という言葉を発した人の真意を理解しようとした方がいい」というように。こういう批判コメントを残しておきながら、日野さんの自分勝手な解釈について「解釈の一つだとは思う」・「解釈されても仕方がない所はある」と理解を示すのは自己矛盾のように思える。


「まずご自身がいつも批判だけしてる方々を理解しようとした方が良い気がする」という指摘を受けた側の僕が言うのもおかしな話だが、ある言葉の意味を解釈する際にはその言葉単体を抜き出して判断するのではなく、言葉が発せられた文脈を考慮することが重要だろう。これは即ち、「言葉を発した人の真意を理解しようとする」と言い換えられる。そして、そのような姿勢に欠けた言説は批判に値すると思うし、だからこそ僕は日野さんによる「経営者目線を持って仕事をしろ」の解釈を批判したという訳だ。

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No title

部下に対して「経営者目線を持って仕事をしろ」とは言わないほうがよいと思う
抽象的すぎる。もっと具体的に言えるはず。
なぜなら今の時代日野さんみたいなのは特殊な存在とはいえないから

昔はよかったんですよ
職場は空気を読む民族 日本人の男性社員で固めていた
同質性が高く暗黙の了解事項が多かった

だから抽象的な「経営者目線を持って仕事をしろ」で通じた
今の時代通じません。非正規や女性の社会進出で同質性は崩壊。暗黙事項は激減
文脈を解釈しろとかいえないですよ。グローバル化で外国人の従業員もいるのに

「経営者目線を持って仕事をしろ」といってる人の経営者目線が古すぎる
日ごろグローバルグローバル言ってるんだから、外国人にも通用する経営者目線が必要

もはや怨念に近いものを感じる

なんというか率直な感想として、ここまで日野さんにひたすら粘着してる管理人さんが純粋に気持ち悪いし怖いです。もう日野さんの熱烈なアンチしかほとんどコメントしてないじゃないですか。もっと前向きなこと書いたほうが就活生のためになるんじゃないかな…。

Re: No title

>時代に合わない さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>部下に対して「経営者目線を持って仕事をしろ」とは言わないほうがよいと思う。抽象的すぎる。もっと具体的に言えるはず

「"経営者目線を持って仕事をしろ"という言葉を使わないようにするべきだ」という考え自体は分かりますし、同意もできます。

>暗黙事項は激減。文脈を解釈しろとかいえないですよ

それは単に受け手の国語力が無いだけのような気がしますけど・・・、まぁ、そういう人が多いなら上述のように「経営者目線を持って仕事をしろ」をはじめ曖昧な言葉を使わないようにするのが望ましいのかもしれません。 

Re: もはや怨念に近いものを感じる

>通りすがり さん

こんばんは、コメントありがとうございます。

>もはや怨念に近いものを感じる(中略)なんというか率直な感想として、ここまで日野さんにひたすら粘着してる管理人さんが純粋に気持ち悪いし怖いです

「気持ち悪いと思うな!怖がるな!」なんてことはこちらとしては言いませんが、個人的には別に批判の内容が正しければ、特定の人物の主張を継続的に批判することは何も問題ないと思っています。例えば「高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学」という有名な本を出している菅原晃さんは自身のブログで池田信夫さんなどを継続的に批判していますが(http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-category-161.html)、それは池田さんが(菅原さんから見て)おかしなことを継続的に言っているからであるので、その都度ツッコミを入れることは普通だと思います。

>もう日野さんの熱烈なアンチしかほとんどコメントしてないじゃないですか

これは多分、一つ前の記事にコメントしている「やりがい欲しいマン」さんのことを指していると思うのですが、この人のどこが「熱烈なアンチ」なんですかね。「通りすがり」さんが考える「熱烈なアンチ」の意味が分かりませんが、日野さんを中傷しているならともかく、単に日野さんの文章に違和感を覚える声を発しているに過ぎない「やりがい欲しいマン」さんを「熱烈なアンチ」と言い表すのは大げさだと感じます。
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