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「大手企業内定者」は、人間性が優れた人たちばかりなのか?

昨日の記事への反響が想像以上に大きく、ただただ驚いています・・・。それだけ、「なんでこんな奴が、大手企業への内定をもらっているんだ。おかしいじゃないか!」という思いを持つ人が多いのかもしれません。


正直、僕も記事を書きながら、そのような気持ちを抱いていた。しかし、昨日の記事で書きたかったのは、あくまでも「面接官の見る目にも限界があるじゃないか」ということなので、その点は誤解のないように。


少し心配なのは、昨日取り上げた出来事をきっかけに、「大手企業内定者ですら、こんなにバカなのかよ。最近の若者は皆終わってる(笑)」という見方をされることである。この意見が正しいか間違っているかは、僕には分からない。ただ、今回の出来事をきっかけに「大手企業内定者だからといって、人間として優れた人とは限らない」というコンセンサスが社会に根付けばよいと個人的には思っている。そもそも「人間として優れた人」の定義すら自分でもよく分かっていないのだけれど、少なくとも他人を勝手に撮影してネットに晒す人が「人間として優れた人」ではないのは明らかだろう。


今回の件に限らず、大手企業内定者だからといって本当に人間として優れているのかという点に疑問を持っていた。


以前、「カリスマ内定者」というバカを崇める、バカな僕たちという記事(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-47.html)の中で、大手企業に内定を得たという事実から、自分を特別な人間だと考えている内定者がいるのでないかという考えを書いた。より詳しく書くと、「カリスマ内定者100人の告白―大学生が書いた大学生が知りたい就活のホンネ」という本が(恐らく)当時内定者の人たちによって書かれているという事実から、自分のことを「カリスマ」だと思っている内定者が存在しているのではないかという内容の文章を書いたのだ。


ややこしいことに、「カリスマ内定者100人の告白―大学生が書いた大学生が知りたい就活のホンネ」という本の本文自体は、謙虚な文章が多い。だから、一読したときは「本のタイトルにカリスマってあるけど、実際は謙虚な人たちだな」と思った。


しかし、本文の前のアンケートを見ると彼らの本性が見られる(と僕は感じた)。以前の記事でも書いたけれど、「第一志望の会社から内定をもらった時点で就職活動を止めましたが、続けていたらあと数社は内定をもらえていたと思います」、「内定をもらったのは1社ですが、人気ランキングbest5のところ。量より質ですね」という記述が見られるのだ。「謙虚さ」が全く感じられない記述だけれど、そんな人たちでも大手企業の「人物重視」の選考を勝ち抜いている、すなわち落とされた数千人もの人より優れた人間性を有していると企業は判断しているわけだ。


さらに、最初のアンケートで「自分はカリスマだと思いますか?」という質問にも、100人中約60人がyesと答えている。多分、「カリスマ内定者100人の告白―大学生が書いた大学生が知りたい就活のホンネ」は就活生向けに書かれた本だと思うけれど、個人的には企業の採用担当者の方に読むことを薦めたい。自分達が「人物重視」で選び抜いた人材が実際はどれほど調子に乗っている奴だったのか、自分の目で確かめてもらいたいのだ。


結局、本性はどうであれ面接で「優れた人間性がある」と面接官に思い込ませれば、それで勝ちということだろう。勿論、本当に人間性が優れていて、素の自分を面接にて表現して内定を得た人もたくさんいるということは分かっている。あくまでこの記事では、「全て」の(大手企業)内定者が素晴らしい人かというとそうとは限らないのではないか?という僕の一つの考えを提示したいだけである。


ここまで読んで、「人間的に問題がある奴が、自分の人間性をごまかして内定をもらうのはおかしい!」と思った方もいるかもしれない。しかし、今日僕が書きたいのはそういうことではない。僕が書きたいのは、僕自身も含めて、皆が「大手企業の内定者」に余計な付加価値をつけ過ぎなのではないかということだ。


例えば、ある人が「三井物産内定者」だとする(あくまでも、例えばですよ!笑)。その事実を耳にした時、無意識のうちに「勉強や課外活動も頑張って、人間的にも凄い人なんだろうなぁ」と思い込んでしまう人も多いのではないだろうか。実際には「三井物産に内定した」という事実以上のことは分からないのに、なんとなく「勉強が出来る」「サークルで凄い体験をした」「人間的に立派だ」という付加価値を、内定者の人に勝手につけていなかっただろうか(僕だけですか?笑)。


僕は別に嘘をついて企業の内定を得ること自体は、そこまで問題視していない。気持ちが良くないのは事実だけれど、嘘をつく、人間性をごまかすのも一つの能力だと思うからだ。ただ、内定者の時点の人たちが「内定を得た」という事実以上に「勉強が出来る」「サークルで凄い体験をした」「人間的に立派だ」というイメージを持たれている事情が仮にあるとすれば、それは気に入らない。たかだか、数人のおっさんと数十分喋った上で彼らに認められただけの人が、「内定を得た」という事実以上のプラスの評価を受けるのは、間違っているのではないかと感じるのだ。特に、今回のような「他人を勝手に撮影してネットに晒す内定者」が出てくると、特にこのような気持ちが強くなる。


まぁ、これは内定者の問題と言うか、僕ら・社会一般の受け止め方の問題なのだけれども。


誤解しないで欲しいのだが、「チヤホヤされている人を潰すべきだ」という考えを持っているわけではない。別に仕事などで結果を出している人はチヤホヤされて良いと思っている。ただ、繰り返しになるが、仮に何百倍の選考を勝ち抜こうが、「数人のおっさんと数十分喋った上で彼らに認められただけの内定者」をチヤホヤする理由が、考えてみても分からないのだ。「どこの会社から内定をもらったのか」という分かりやすい事実に囚われることなく人間を評価する姿勢を身につけることが、僕を含め多くの日本人に必要だと感じている。


人物重視の選考を勝ち抜いた「大手企業内定者」であっても、別にそこまで人間性が優れてるとは言えないのでは?という考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

どうでもいいけど、そのうち、「カリスマ内定者100人の告白―大学生が書いた大学生が知りたい就活のホンネ」という本ではなくて「カリスマ海外企業内定者100人の告白―大学生が書いた大学生が知りたい海外就職のホンネ」とか出てきそうで、アレだわ。

すでにそういう人はTwitterでもブログでも見かけてて、全員が全員ではないんだけど、今の日本の就職活動を高みの上から否定しまくってる。"社畜orz"とか"醜活"とか。そういう方々は特に高学歴(東大・京大他旧帝・早慶etc)が多い気がする。確かに人の何倍も努力し、能力を身につけ、海外就職を成功させた方々ばかりなんだけど、(Twitterの発言&ブログ見てる限りでは)人間性がヤバイのが結構が混じっていたり... (海外だから通用するっていうのもあるんだろうけど、同族がみたらコイツダメだろ的な?)

「優秀さ・仕事ができる」と「人間として立派」はノットイコールだわ。

>>「大手企業内定者だからといって、人間として優れた人とは限らない」と同時に
「海外企業内定者だからといって、人間として優れた人とは限らない」になる日なんてないだろうなぁ。

今の日本人は自分も含めて、相手の立場(Stage的な意味で)を考えて、発言や思考が出来なくなってるのかも。全員が全員、「自分だけ良ければOK」っていう考え方。だから「カリスマ内定者100人の告白―大学生が書いた大学生が知りたい就活のホンネ」の中の大学生もそういう思考方法に染まっているのではと思ったり。

話が大幅にずれてるけど、以上。

Re: No title

> とらしまさん

こちらの記事にもコメント有難うございます。

今は閉鎖されてしまいましたが、「海外ニート」さんという方が書かれた海外就職日記は凄い反響でした。日本の就活事情と言うよりは労働環境を否定していて、その意見・文体の切れ味に惹かれた人が多くいました。各記事にコメントは軽く100を超えていましたし(笑)僕も割と楽しく読んでいたことがあります。

ただ、どのような労働環境を良い、どのような労働環境を悪いと感じるかは人それぞれですからね。例えば喜んで「長時間労働」に励む人がいたら、そのような人は海外で就職した人からしたら「社畜」というレッテルを貼られそうですが・・・。ただ働いている本人からすれば、やりがいを感じているのでしょうからね。

海外就職のよさを語りたい人は、「日本企業はクソ。その点、海外は良い!」というスタンスよりは、単に海外で就職することの良さのみを語るにとどめるべきなのかもしれませんね。
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