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就活ぶっこわせデモは何をぶっ壊すのか。僕なりの解釈

このブログでも何回か取り上げている「就活ぶっこわせデモ」。「就活ぶっこわせデモ」の公式ブログも何回か更新され、最近記事では「何を「ぶっこわす」べきなのか?ー別の仕方で思考することー」というタイトルの記事がアップされている(http://hosyukakumei.blog.fc2.com/blog-entry-13.html)。記事の文章が難解であるため、僕の頭では正確に理解できていないかもしれないけれど、なんとなくこのようなことを言いたいのかなということは掴めた気がする。以下は僕の勝手な解釈ですが、もしよかったらお付き合いください。


鍵となる文章をブログから引用すると、

「就活をぶっこわす」ためのより実際的な過程は、制度的・非制度的な方法を用いた脱・構築を行い、「就活」概念を相対化、あるいは別のものへと解体することである。一言で言えば「脱・就活」の志向・思考を目指すということだ。

という箇所になるかと思う。その中でもキーワードは、「就活」概念を相対化という箇所であると僕は解釈している。そして、これをより分かりやすく言い換えると、「なんで大学3年生というタイミングで就職活動を始めることしか認められないの?」という疑問となる。


多くの大学生が大学3年生の夏~冬辺りから就職活動を始めるわけだが、果たしてどれだけの人が「なぜ私は、大学3年生というタイミングで就職活動をスタートするのだろう?」という疑問に答えを出した上で、就職活動を開始しているのか。これに対して、「ごちゃごちゃ言っていないで、さっさと働け」と言う考えを持つ人もいるかもしれないけれど、「なぜ、私はこのタイミングで就活をするのか」という点を深く考えたい人がいるという点は頭に入れても良いのではないかと思う。考えは人それぞれです。


ちなみに、「なぜ私は、大学3年生というタイミングで就職活動をスタートするのだろう?」という問いを設定することの大切さは僕のオリジナルの考えではなく、「芦田太郎のブログ」の「逆算の就活 vol.1(http://blog.livedoor.jp/taro_0726/archives/51219454.html)」という記事に書いてあります。就活生の方はぜひ目を通してみてください。


話を戻すと、「なぜ私は、大学3年生というタイミングで就職活動をスタートするのだろう?」という問いを考える際に、必ずしも「各就活生の意思」だけで就職活動をするという決定をしたわけではないのではないか。「卒業してから就職活動をしたら、そもそも募集をしている企業が少ないし・・・」だとか、「企業は若い人を欲しがるに決まっているから、留学とか寄り道している場合じゃないな・・・」だとか、自分の意思が企業の採用スタンスによって拘束されてしまっている現状があるのではないか・・・ということを「就活ぶっこわせデモ」の関係者は言いたいのではないかと僕は考えている。


もっとも、最近では「既卒3年=新卒扱い」という方針を採用する企業が(形だけかもしれないが)増えているので、「就活ぶっこわせデモ」の批判が妥当なものかどうかは検討が必要かもしれないが。


あくまで「就活ぶっこわせデモ」の関係者の中では、「就活=大学3年生から始めて在学中に内定をとらないと、人生が終わるシステム」と捉え、このようなシステムを壊すことを目的にしているのだと思う。ブログの中で、ギャップイヤーの設置、新卒一括採用の改善などを改善策として唱えているので、僕の解釈は大ハズレではないだろう・・・と勝手に自信を持っている(笑)


ただ、繰り返しになるが、形だけかもしれないとはいえ「既卒3年=新卒扱い」とする企業が増えているので、デモ側が「卒業したら就職できないぞー!」と訴えたとしても、企業側から「いや、既卒3年=新卒扱いだって言ってるじゃん」と返されそうな気もする。その点はどうするのか、疑問だ。


また、「就活ぶっこわせデモ」の関係者の「就活=大学3年生から始めて在学中に内定をとらないと、人生が終わるシステム」と捉え方も少々強引だと言う感覚が僕にはある。他の人がどう思うかは分からないけれども。


その上、このブログでも何度も書いているし、コメントも頂いたこともあるけれど、現時点でもデモ関係者は自分の活動・言動が周囲にどのように映っているのかという点について思考を止めている。勿論、批判者に迎合するべきだとは思わないけれど、今のままでは単なる「若者の憂さ晴らしデモ」で終わるという考えは変わっていない。ニュースにはなるだろうけれど、そこから議論が生まれるかというと僕は難しいと考えている。

就活ぶっこわせデモは、「就活=大学3年生から始めて在学中に内定をとらないと、人生が終わるシステム」と捉え、このようなシステムを壊すことを目的にしているのではないか?という考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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はじめまして

はじめまして。よく覗かせてもらってます。
大学で進路支援に関わっていますので、この手の話には結構興味を持って注視しています。

デモに関しては、私自身「主張がよくわからない」ということもあって、今情報収集しているところです。
しかし、lingmuさんの指摘は妥当なところだと感じます。
今後、この件に関して自分の考えをまとめる上で参考にさせていただきますね。
今後ともどうぞヨロシク。

Re: はじめまして

>ぽたととさん

はじめまして。僕のブログを頻繁に読んでくださっているとのこと、本当に嬉しいです!
有難うございます。

デモに関しては、僕も彼らの主張がよく分かりません(笑)
記事に書いたのは、あくまでも推測でして・・・。
その上、デモ側としても特に自分達の見解を示す意思は無いようで(人それぞれ、問題意識が違うかららしいです)、本当にデモがきっかけに議論が起こるのかという点に疑問を持っています。

むしろ、デモが逆効果で終わりそうで、部外者ながら少々心配です・・・。

ぽたととさんの「就活デモ」に対する見解、ご自分のブログなどに書くようでしたら、ぜひ読ませていただきたいです。
楽しみにしています!

コメントを受けて

 ブログへのトラックバックありがとうございます。拝読させていただきました。まず「解釈」していただいたことに大変感銘を受けております。なぜなら、私の文章は「答え」というより「問い」を発したいと考えていたからです。こうして建設的な批判をいただけたことをうれしく思います。
 多くの方からは(実行委員会の仲間含め笑)「よくわからない」「難しい」といわれてしましました。ですが、私としてはすぐに「答え」を出そうとしてしまうことこそ「就活」の仕組みが推奨している思考方法ではないかと考えており、ならばそれに対抗する思考方法を身につけなければならないと考えていたのです。文章はそれに合わせた書き方をしたつもりでした。
 私自身も「就活ぶっこわせデモ」が今後どのように変遷していくかは予想できないところもあります。ですが、まずは「問い」を広げていくことが必要ではないかと思っております。現在実行委員の中でも様々な議論があり、模索中であります。拙い者ですが、今後ともともに考えてゆけたらと思っております。

Re: コメントを受けて

>杉本さん

はじめまして、こちらこそコメントありがとうございます。
返信が大変遅くなり、申し訳ありませんでした。

実は、コメントへの返信として、一つ記事を書こうと思っていたのです。
しかし、それがなかなか上手くいかず、今日までコメントを放置してしまうこととなりました。失礼いたしました。

また後日記事を書きますので、もし宜しければ、ご覧頂ければ嬉しいです。
それでは、失礼します。
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