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「就活生を舐める企業に恥をかかせる」という方向性

23日に東京・京都で就活デモが行われました。デモ関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。


そして、現在の就職活動のあり方に疑問を投げかける活動は、別にデモに参加しなくても出来る。僕のように、ブログで駄文をつらつらと書くことも、その方法の一つである。


僕は就活ぶっこわせデモのように「新卒一括採用の見直し」など、制度面・社会の構造面に着目した批判をこれまで殆どしていない。関心がないとかではなくて、このような問題への自分なりの着地点が未だ見えていないので、中々自分が納得のいく記事が書けていないのである。


ただ、ブログを書き始めてから今日まで、一貫して変わっていない考えがある。それは、「企業は採用活動を、もっと就活生の都合を配慮した上で行うべきだ」ということだ。「採用活動」という言葉の定義も曖昧だけれど、ここでは「書類選考や面接の場面など、(言葉は悪いけれど)就活生をふるい落とす局面」という風にイメージしていただければ嬉しい。


例えば、選考の不合格者に対する合否連絡のあり方に疑問を投げかける記事を過去に何回か書いた。例えば、「合否連絡を期限までに伝えない「社会人失格企業」(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-69.html)」という記事では、就活生に伝えた合否連絡の期限を過ぎても不合格者には連絡をせず、その後1週間近く遅れてとくに弁解もなく不合格の通知をする企業の存在を紹介した。また、「知らない間に選考を受けていて、知らない間に落ちていた(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-27.html)」という記事では、不採用通知を受け取らずに不採用となる「サイレントお祈り」や、リクルーター面接において、就活生が自分が選考に参加していたことすら知らされず、社員からニコニコ笑われて選考から落とされるケースについて取り上げた。


稚拙な表現で申し訳ないけれど、これらの態度は明らかに就活生を舐めきっているものだと僕は感じている。採用活動に携わる社会人の振る舞いの質の程度が低すぎるのだ。エントリーしてきた就活生に対して合否連絡すらしないのは、「え、本当にそれで社会人名乗ってんの?」という気にもさせられる。また、このような倫理的側面を別にしても、合否連絡が伝えられないことで就活生は、面接の予定が入るかどうかすら分からない、スケジュール的にも精神的にも不安定な状態に置かれてしまう。


「そんなの就職活動でよくあることだ、我慢しろ!」という説教を受けそうだけど、そんな説教をしている暇があったら、自分達の社会人基礎力とやらを見直したほうが良いんじゃないか。「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」は社会人の基本なんでしょ?なんで自分達は守れないの?・・・という話をこれまでにも何度か書いてきた。


また、ほとんど反響がなかった記事だけれど(笑)、「採用担当者様、電話連絡を止めていただけませんか?(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-60.html)」という記事に書いたことも、個人的には問題があると思っている。就職活動において企業が突然非通知で電話をかけてくることは当たり前とみなされがちだけれど、この点について疑問を投げかけた。企業が勝手にかけてくる電話に出られなければ、そもそも選考プロセスにも参加できない場合もある上、非通知でかかってくるから、折り返し電話することも出来ない。いずれ企業からまた電話は掛かってくる場合は多いと思うのだが、今度はその電話がいつ来るのかというストレスを就活生は抱えることになる。


これも、「そのくらい我慢しろ!」というご意見を頂きそうだけれど・・・。そもそも、電話をかけるという行為自体失礼な行為と言えるのに(「憂鬱でなければ仕事じゃない」と言う本の中で、見城徹さんも言っていた笑)、ましてや非通知でかけてくるなんて、企業は一体どこまで失礼な行動をとれば気が済むんだ・・・という考えを僕は持っている。必要な連絡は、連絡をする時期を極力事前に明示した上で、メールや各就活生のmy pageに送ればそれでいいんじゃないですか?


今まで書いたことは全て僕の感覚に過ぎない。その感覚を他者に押し付けるつもりはない。ただ、もし僕と同じような感覚の人が増え、例えば「合否連絡をしない企業なんて、ロクな企業じゃない!」という声が大きくなり、「就活生を舐めた採用活動をする企業なんてふざけてる」というコンセンサスが社会に根付けば、ひいては企業も就活生の都合を無視した好き勝手な採用活動を行うことが出来なくなる可能性はある。


これは僕のオリジナルの考えではなく、少し前に、ブログ「無能の就活」の管理人さんがtwitterを通じて「就活生を舐めきった企業」の情報を集めようとしていた行動を見て、僕も「就活生を舐めきった企業を晒すことで、企業の採用活動のあり方も変わり、就活生が無駄なストレスを抱えなくてすむようになるかも」ということに気づくことが出来たのだ。


ここで、ヒューマン・ライツ・ウォッチという国際人権NGOのホームページに紹介されているインタビュー(http://www.hrw.org/news/2008/06/01-0)を一部引用したい。なぜ急に国際人権NGOの話が出てきたのかという人もいるかもしれないけれど、ぜひ引用部分を読んで欲しい。

私たちはこれまでも被害者や目撃者、政府関係者ら広範囲な人々へのインタビューをはじめとする、詳細な調査を何度も実施し、多数のリポートを発行してきました。間断なく続けてきた目的は、チベットの現状を世界に知らせ、中国政府に自分たちの行動がいかに恥ずべきことか認識してもらうためです。恥をかかせることで行動を改めさせ、民衆に加えられている抑圧を減らすのです。

ここで重要となるのは、人権侵害を行っている中国政府に自分たちの行動がいかに恥ずべきことかということを知らしめるか、ひいては恥をかかせることで行動を改めさせて問題の解決を図る・・・というアプローチである(この話の詳細を知りたい人は、ぜひヒューマン・ライツ・ウォッチのホームページにアクセスしてください)。このアプローチは、企業の採用活動のあり方を批判する際にも有効ではないかと僕は考えている。


「企業が選考の合否連絡をしないこと」、「いきなり非通知で連絡をしてくる」など、好き勝手に採用活動を行う企業の姿勢を批判する。そして、彼らに恥をかかせる。企業も所詮体裁が大事だから、結果、採用活動の進め方を改める方向に動く・・・可能性も少しはある。「新卒一括採用」の問題と比べてスケールが小さいものかもしれないけれど、これも「就職活動のあり方を改善する」ための一つのやり方なのではないかと考えている。またデモを行う人がいるのならば、「○○会社さんは、エントリーしてきた学生に対して、連絡もしないで落とすんですよ!」とか言ってもいいかもしれませんね。名誉毀損にならないか心配ですが・・・。企業名を実際に晒すことに問題はないのか・・・という点がよく分からないので、ひとまず僕は「企業のこんな行動は問題じゃないか?」という自分の考えをこのブログで書き続けていきたいと思います。

就活の問題点を訴える際には、「就活生を舐める企業に恥をかかせる」というアプローチが有効かもしれないという考えに共感してくださる方は、もし宜しければクリックをお願いします。
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こんにちは。
就活学生をなめくさった企業の最たるものは、リクルートとマイナビでしょう。あと学情あたりも入りましょうか。奴らは、採用活動における横暴だけでなく、就活そのものをビジネスにしているのですから。

あと、名誉毀損については安心していいかと。刑事上も民事上もです。この記事は概ね事実と合致しますし、公益を目的としたものだからです。ご心配でしたら、ネットで「名誉毀損」と検索するだけで基本的な情報は出てきますよ。

あと、台湾では、労働法に反した事業者名を、政府が公開しているそうです。この国も少しは見習ってほしいものです。
http://nna.jp/free/news/20111117twd002A.html

Re: タイトルなし

>John Smith さん

こんにちは、いつもコメント有難うございます。

リクルートやマイナビ辺りも確かにふざけてると思うんですけども、今回の記事は、「就活生を食い物にする企業」に恥をかかせるというよりは、「自分が好き勝手に採用活動を進めるために、エントリーしてきた就活生に対して、いい加減な対応をする企業」という文脈で書きました。ただ、もちろん、リクルート辺りを非難するのも有効だと思います。

名誉毀損の件も、自分で調べるべきでしたね。言い訳させていただければ、記事を書いたのが夜だったので、眠かったんです(笑)ゆえに、調べる気も起きなかったと・・・。情報有難うございます!

台湾いいですね!日本は政府どころか従業員も「努力しないのは甘え!」とか言い出しそうですしね・・・。いや、法律違反してるじゃんっていう・・・。やはり日本はどこかおかしい。


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