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就活の「全て」が気持ち悪いわけではない、でも部分的に気持ち悪いと感じても良いはず

マイナビの広告についての記事に対して、ブログへのコメントだけでなく、twitterでも記事の感想を見ることが出来た。今日はそのtwitterで見つけた記事への感想について取り上げたい。


総合商社に勤めている人が僕の記事を読んだらしく、「あの広告をいちいち就活と結びつけてケチをつけるのがおかしいし、屁理屈」という内容のツイートをしていた。就職情報会社である毎日コミュニケーションズが就活生向けに作った広告をなぜ就活と結び付けてはいけないのか・・・ということも疑問に思ったけれど、もっと書きたいことがある。それは、「マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎる」という記事の中では、あくまで毎日コミュニケーションズの広告の作り方(就活生皆に同じようなスーツを着せ、同じようなポーズをさせる)が気持ち悪いと言ったのみであり、別に就職活動そのものが完全に宗教じみてて気持ち悪いということは言ったつもりはないということだ。つまり、現在の就活の良い面、就活生・社会人双方にとっての成長の場となる側面があるということは、別に否定していない。


「マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎる」という記事の中では、<毎日コミュニケーションズ(など、就職情報会社)の手に掛かれば、こうして下手な宗教顔負けの「カルト」の世界の構成員となってしまう>・・・ということや、<毎日コミュニケーションズとしては、これが唯一の「理想の就活生」、ひいては「理想の社会人」の姿なのだろうか>・・・ということは書いた。ただ、僕の中では、あくまで「毎日コミュニケーションズは、就活生は人と同じようにしてれば良いと考えているのかな」という意味合いのことは書いたつもりだけれど、社会人の方々皆が、あるいは就活生皆が、「皆と同じようにしない就活生はいらない!」とか、「皆から浮かないようにしないと・・・」と考えているのが現在の就職活動の実態なんだとは、僕としては書いたつもりはないのだ(勿論、記事の内容をどのように解釈するかは皆さん次第ですが。僕もマイナビの広告の解釈を間違えたと思われるので、誤った解釈をされること自体は全然構わないです笑)。


もし「就活そのものが完全に宗教じみてて気持ち悪い」と僕が思っているのなら、記事の最後に「就職情報会社のアドバイスに耳を傾けるよりは、OB訪問でもして(この言葉は嫌いだけど)社会人の話を聞くようにしたほうが良いのかもしれないなんてことは書かない。本当にそのように思っているならば、日本企業で働いている社会人の方々の声を聞いても有害となるわけだから、「こんな国で就職するのはおかしい!海外に出たほうが良いよ!」と書く。もし宜しければ、この点は誤解しないでいただけたら嬉しい。


ただ、就職活動に関して気持ち悪い一面がないのかと言えば、僕はそうは思わない。マイナビの広告もそうだけれど、別の話題を。


上で紹介した総合商社に務めている方は、(恐らく)記事の感想として「個性」は抑圧された中で輝くのです。だから、個性を認めて欲しい人は、黙って行動で示して「変わり者」の蔑称を受けるべき・・・という内容のツイートもしている。恐らく、記事で書いた「皆が同じようにリクルートスーツを身にまとっているのはおかしい」という内容に対する批判なのではないかと思っているけれど、(仮にそうだとすれば)僕はこの意見には半分賛成で、半分反対だ(ちなみに、記事を書き終えた後、前回の記事への「む」さんのコメントを確認しまして、そのお返事にもなるかと思います)。


確かに、企業という組織で働くことを望む者は、その企業が課す「社会的規制」に服した上で各々の個性を発揮する・・・「個性を発揮する」という表現が気に入らないなら、普通に勤務を行うべきだと思う。例えば極端な例を挙げれば、「僕は半ズボンで出社したいんです!」と言っても企業からは絶対に断られるだろう。個人的にも、おじさん(というか若者もだけれど)の半ズボン姿は、社会人としての自覚うんぬん以前に視界に入れたくない(笑)


ただ社会的規制に服することを認めるとしても、規制の程度が本当に適正なものなのかという点については絶えず検証を繰り返しても良いのではないかと考えている。これは「個性を発揮させろ!」という訴えよりは、「就職活動にも色々マナー面で規制があるんだろうけれど、その規制の程度は本当に緩めたら問題となるものだろうか?」という問題意識の表れである。「就活生皆がリクルートスーツを着ている」ということについて言えば、リクルートスーツ以外のスーツを着ることが本当に面接官の方々の気分を害するマナー違反だと強く思いますか?ということを考えている。一緒に働く人を選ぶ面接と言う場においては、出来る限り就活生の自然な姿を見たいと面接官の方々も考えているだろうし、就活生だって可能の限り素の姿で話した結果内定をもらえたいと考えていると思う。両者の要望をかなえるにあたって、本当に「就職活動に臨む服装=リクルートスーツであるべき」という規制に縛られる必要があるのだろうか?


例えば、普段はおしゃれな学生(僕のことではない!笑)の魅力を殺しているかもしれない。彼ら・彼女らが会社説明会や面接の場においてリクルートスーツを着用するのは「リクルートスーツ以外の服装を着たら社会の常識に反すると思い、自分の評価にマイナスになるような振る舞いを避けようと考えている」という事情があると推測できるけれど、それは勿体無いのではないか。カジュアルなスーツを着こなして面接に臨むことも僕はありだと思う(実際に認めている会社もあるかもしれないけど)。


総合商社の方のような「個性」は抑圧された中で輝くという思いを基に、「就職活動においては、リクルートスーツを着なきゃいけないに決まっているだろ!その枠組みの中で個性を出してみろ!」という考えの社会人の方がいるとすれば(総合商社の方がこのような考えを持っているとは限りません)、それは気持ち悪いと僕は思う。上でも書いたけれど、社会的規制に服することを認めるとしても、規制の程度が本当に適正なものなのかという点については考えても良いはずだ。リクルートスーツ以外のスーツを着ることが本当に面接官の方々の気分を害するマナー違反だと強く思いますか?あえて挑発的に言えば、「マナーを害されたと感じる理由は、単に自分の器が小さいからじゃないか?」という可能性について社会人の方は考えても良いのではないか。盲目的なリクルートスーツ崇拝の姿勢は、僕は気持ち悪いと思う。


逆に、就活生がリクルートスーツを着ることに縛られるのも、採用ホームページに「会社説明会には、楽な格好でお越しください」と本心で書いてるような企業にとっては、悩みの種となるだろう。企業の声を信じられず、リクルートスーツを着ていってしまう就活生が大半・・・という状況になってしまうこともあり得るから。このような企業にとっても、「就職活動に臨む服装=リクルートスーツ」という価値観が根強く浸透していくことは、ありがた迷惑だろうと想像している。


断っておくと、安全策をとってリクルートスーツを着る就活生の側をバカにしているわけではない。会社説明会や面接において着用が許される服装の範囲は多くの場合曖昧にされているから、就活生が安全策を採るのは当たり前だと言える。また、社会人の方々に「リクルートスーツ以外を着ることも認めろ!」と、デモをしているかのように強く訴えたいわけでもない。ただ、流れ作業的ではなくて本当に就活生と向き合いたいと社会人の方々が考えているのなら、自分が考える「社会的規制」の程度を緩やかにする可能性について検討してみていただけたら嬉しいと思う。少なくとも、服装に関してはもっと寛容になれるだろうと僕は思っている。

就活生は就活をする際に一定の社会的規制に服することは認めるとしても、その規制の程度が本当に適正なものなのかという点については考えても良いはずだという考えに共感してくださる人は、もし宜しければクリックをお願いします。
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No title

2011年卒、元就活生です。
興味深く読ませていただきました。
広告の件に関しては、私もドン引きした立場ですし、
ブログ全体の就活に対するご意見としても、
ビックリするような採用担当にぶつかりまくってきた身として、
深く頷くものが多くありました。

しかし、ほんの一部についてですが、少し意見をさせてください。


>逆に、就活生がリクルートスーツを着ることに縛られるのも、採用ホームページに「会社説明会には、楽な格好でお越しください」と本心で書いてるような企業にとっては、悩みの種となるだろう。どうせ、就活生はリクルートスーツを着て説明会に来るだろうから。このような企業にとっても、「就職活動に臨む服装=リクルートスーツ」という価値観が根強く浸透していくことは、ありがた迷惑だろうと想像している。

これはないですよ。
「楽な格好で来て」=「リクルートスーツ以外で、個性を私たちに見せて」=「そっちに意欲ある人しか採らないよ」としか
解釈できませんので、スーツで行く人はいません。

「リクルートスーツ以外で」って企業は結構あります。そっち方面のセンスを求められ、自分の個性をそのまま武器にして戦うための人材を選出したい企業です。
最近だと、商社やメーカーなどお堅いイメージのある企業もそういう条件を出すところもあります。(そういう企業は無駄に「堅実・地道・普通」をバカにする傾向があったので、私はなじめそうになかったのですが)

そういう企業にどうしても入りたく、適性のある方は、学生であれど「スーツ以外で」なんて条件の意味は見落としません。
逆にこの要求の上でスーツで行く人は、会社に求められていない人なので採用側としては問題ないと思います。

ただの「一例」として挙げられている部分にグダグダ言うのも何ですが、
さすがに「どうせスーツで行く」といったご意見は、不景気の中でやりたい仕事をやるために必死な就活生を、ちょっとバカにしすぎだと感じました。
応募要項や説明会で求められたことくらい、最低限は読み取りますよ。

勿論、リクルートスーツ着用が常識となっている現在の就活に対して、疑問を呈すための一例でしかないことは理解しております。
ですが、その主張のための例としては少々ハズしてしまっているかなと思いました。
一意見として、読んでいただければ幸いです。

長々と失礼いたしました。

Re: Re: No title

> morio さん

はじめまして、コメント有難うございます。
ご丁寧なご指摘を嬉しく思います。

これから出かけるため、コメントへの返信は夜とさせていただきたく思いますが(マイナビの広告について書いた記事にコメントをくださった方にも、なるべく今夜お返事させていただきたいと思っています!)morio さんが取り上げた文章は確かに不適切なものだと僕も思ったので、とりあえずの所、文章の意味が変わらない程度に表現を変えさせていただきました。重ね重ね、ご指摘有難うございました。

No title

確かに、「リクルートスーツ一択で!」という規制なら、適当ではないかもしれません。
でも、今でもたとえば就活時のネクタイは、模様や色が細かく規制されてるわけではないですよね?
さすがに「ネクタイは青と白のストライプでストライプの幅は○○mm」とかだったら気持ち悪いかもしれないですが・・・。
つまり、現時点でもある程度自由はあるわけです。
だったら、「リクルートスーツに限らずカジュアルなスーツもOK」になったとしても、規制の幅がすこーし広がるだけで、あんまり意味はないんじゃないかなと思います。
僕が言いたいのは、あなたが言われる「社会的規制」の是非ではなく、
「社会的規制」の「程度」を考えたり議論することは、大事なことかもしれないけど、もしかしたらナンセンスなんじゃないかな?ということです。

No title

>盲目的なリクルートスーツ崇拝の姿勢は、僕は気持ち悪いと思う。

スーツ1枚で消え失せる「個性」って何ですか?

Re: No title

> morio さん

改めて、コメント有難うございました。お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。

僕がこの記事で書きたかったことは、morioさんがおっしゃっているように「リクルートスーツ着用が常識となっている現在の就活に対して、疑問を呈す」ということで間違いありません(勿論、他の解釈もする方もいるとは思いますが)。

そして、表現も訂正させていただいた&「逆にこの要求の上でスーツで行く人は、会社に求められていない人なので採用側としては問題ないと思います」という点はその通りだと思うので、特に大きな反対意見はありません。

僕が当初書いた記述を書いた背景としては、ファッションの話からは全く離れてしまいますが、「就活生、「クールビズでお越しください」でも過半数がスーツ着用(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1108/19/news047.html)」という記事を読んだことがあったことが挙げられます。「リクルートスーツ=就職活動に着るべき服装」という規制に縛られているがゆえに、企業が要求していることを素直に受け入れられない→だから、「自由な服装でいいよ」と言ってもスーツで選考に臨んでしまうのではないかという考えがありました。

勿論読めば分かるとおり、これはファッションとは別の次元の話なので、主張のための例としては不適切でしょう。

ただ、実は最新の記事でも触れたのですが、企業の採用担当者・社員が言う言葉が必ずしも信用できるものとは限らないという点は考えるべきではないかとコメントを見て感じました(勿論、嘘をつく企業なんて入社しなくて良いじゃんという考えはあると思いますが)。「応募要項や説明会で求められたことくらい、最低限は読み取りますよ」とありますが、読み取れない人もいるのではないかと僕は想像しています。企業の人は平気で嘘をつきますから。

最後に。「ブログ全体の就活に対するご意見」と書いてくださっているということは、多くの記事を読んでくださったんですね!嬉しいです、有難うございました。もし宜しければ、また読んでいただけたら嬉しいです。



Re: No title

> なっちゃん さん

コメント有難うございます。

なっちゃんさんのコメントにある考え方は、実は僕も結構同意です。記事を書いておいてこんなことを言うのもアレですが(笑)「社会的規制」の「程度」を考えたり議論することは、もしかしたらナンセンスな可能性もあるとは思っているのです。

ただそれでもこの記事を書いた背景としては、マイナビの広告の記事を書いて「横並び意識」に嫌悪感を持つ人が結構いることを感じたこと(勿論、何が問題なの?という人も居ますが)、リクルートスーツ以外のスーツを着ることがそんなに問題なのか?という自分の問題意識が挙げられます。なっちゃんさんは、「現時点でもある程度自由はあるわけです」と現状を評価しており、僕もその評価が間違っているとは全く思いませんが、一方で「どこに自由があるんだ!」と感じている人もいるように思います。

「規制の幅がすこーし広がるだけで、あんまり意味はないんじゃないかな」という感覚には納得できます。しかし、幅を広げることでなんともいえない気持ち悪さ(言語化が難しいです!笑)を感じる人が減るのならば、規制を少し緩める企業が増えるだけで、企業・就活生双方にとってプラスなのではないかとも感じています。

まぁ、服装で全てが決まるとか、そんなことは全くないと思うので(表情とか物事の考え方とかも大事でしょうからね!)、「服装」という点に関して、「社会的規制」の「程度」を考えたり議論することはナンセンスかもしれない「可能性」については同意見です。

Re: No title

> む さん

コメント有難うございます。

今回の記事では、記事の本文にも書いたように、「個性を発揮させろ!」という訴えよりは、「就職活動にも色々マナー面で規制があるんだろうけれど、その規制の程度は本当に緩めたら問題となるものだろうか?」という問題意識の表れから書いています。即ち、「この色のスーツじゃないと、僕の個性が出せないよー」というわがままではなく、就職活動における(特にマナー面に関する)常識を再考する余地がある、そして実際に再考する企業・社会人の方が増えればよいのではないか?という問題提起のつもりで書いています。

分かりにくい文章ですみませんでした。
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